元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。


by mikikasai819

2006年 01月 20日 ( 2 )

今日は暦の上で「大寒」。その通り、東京も冷え込んでいます。
この「大寒」といえば、思い出すのは、群馬時代のお仕事。
新人の年度・・・2000年の大寒当日。

いや、大寒前日からだ・・・。

前日、私は朝6時半に出勤して、朝のレギュラー番組を終えて、
取材・編集・CM収録・翌日の中継準備をして、
きりがないので、途中で残業を切り上げて帰りました。
(といっても、夜11時ごろ!働いていましたね・・・)

「お先に失礼しまーす」
『お疲れ様!それじゃ、明日、2時にね。』
「・・・はーい」

2時。

午前2時。

今から3時間後に、また出勤。

ほとんど寝られませんでした。
寝坊するのが怖くて・・・。

説明しますと、FM群馬の朝番組の中で、
毎日県内各地からリポートするという生中継があったのですが、
普段は、遅くとも7時までには現地に着いて、回線チェック、
インタビューの相手との打ち合わせなどを済ませて
7時半のオープニングの第一声に備えます。
群馬県も広いので、会社のある前橋市内だったら6時半に集合でOKでも
東の館林市や、西の上野村などに行く場合は、5時出発ということもありました。

それにしても、これまでにない2時出発。

場所は、群馬県吾妻郡長野原町の川原湯温泉。
草津に行く手前にあります。
前橋からだと2時間あれば着くはず・・・なのですが、
どうしても4時半までに着かないとならない事情がありました。

毎年1月20日(大寒)の早朝に、この川原湯温泉で
奇祭、裸祭りとしても有名な「湯かけ祭り」が行われるのです。
早朝ですから、まだ暗いうちから行われます。
夜明けには終わってしまいます。
その音声を事前に録らなくては、番組本番(7時半)の時には伝えるものがない!
・・・4時半、やむを得ません。
移動中の車の中では、気を張っていないと寝てしまいそう。

車を降りたら降りたで、大寒ですからね、それはもう寒いですよ。
もちろん、このあたりは氷点下。

しかし、初めて見た湯かけ祭りは、
これぞ伝統!これぞ祭り!という迫力あるものでした。

湯かけ祭りのはじまり・・・建久4年(1193)、源頼朝が浅間狩りの折り、
今の川原湯のところを通りかかりました。
その時、山の中の中腹から湯煙が出ているのに気づき、温泉を発見したのです。
そこで頼朝は、そばにあった大きな石を
王石(またの名を衣掛石)と呼ぶようになりました。
それから約400年が過ぎたある日のこと、突然温泉が出なくなってしまいました。
村人達は困り果てましたが、そのうちひとりが温泉の匂いをかいだところ、
ニワトリの卵をゆでたにおいがします。
そこでニワトリを生贄(いけにえ)にしてお祈りしたところ、
お湯が再び出てきたのでみんながお祝いをすることになりました。
初めは「お湯わいた、お湯わいた」と言って喜んでいましたが、
そのうち「お祝いだ、お祝いだ」と言って
みんなでお湯をかけるようになりました。・・・川原湯温泉のHPより


上記の文章そのものが目の前で行われていました。
みなさん、お祝いだーお祝いだーと威勢よく声をかけながら
湯をかけあっています。もちろん、ふんどし姿です。寒そう!!!

もっと近くで見たい!もっともっと!
・・・と思うのですが、当然湯をかける祭りですから、
近くに行けば容赦なく湯がかかります。
でも、ある程度近くにいかなくては迫力ある音声がうまく録れません。
機材のこともありますが、この駆け引きが難しいところです。

大寒の早朝なので、湯が冷気にさらされて瞬く間に湯気が上がります。
ニワトリも放たれて必死で逃げています。

祭りは数多くあれど、こんな祭りは見たことがない!
笑いと憂いが混じった素敵な時間でした。

憂い?

実は、川原湯温泉は、あと数年でダムの底に沈んでしまうのです。
八ツ場(やんば)ダム建設はなんと私が産まれる前から話に出ていたのですが
反対が多く、なかなか着手されませんでした。
でも、今度こそいよいよ、話、本格化しているのですよね・・・。
川原湯温泉、絶対に1度は立ち寄っていただきたい、秘湯です。

・・・さて、肝心の収録ですが、うまくいきましたよ。
途中、あまりの湯の勢いに「キャッ!」とか「うぉっ!」という
私の声が入っていたとかいないとか(笑)。
(「キャッ」と「うぉっ」ではだいぶ印象違いますが・・・たぶん前者でしょう!?)
なお、中継本番では、既に祭りは終わっていて、地元の皆様は宴会の真っ最中。
その中で、リラックスしたインタビュー。
「おねえさん、こっちこっち」
「お酒お酒!」
『・・・あのー、生放送中ですから・・・、あとでお願いしますぅ(笑)。』

というわけで、ほとんど寝ないで出かけた中継車中のこと。
大寒の厳しい冷え込みの中の、温かいお祭りのこと。
毎年思い出すのでした。
(今年はその時間ガーガー寝ていましたが)
by mikikasai819 | 2006-01-20 11:34 | でんき(昔の出来事) | Comments(0)

8割5分五輪。

この5日間、ノートパソコンをずっと枕元に置いていました。
もちろん、その間仕事はしていましたが、
帰ってきたらすぐ横になる感じでした。

しかし、8割5分復帰!自ら動く気になってきました。
健康って素晴らしい。
(胃痛のときも心からそう思ったんですけどね・・・汗)
でも、油断は禁物。
喉の調子が120%になるまでは、
様子を見ていこうと思います。

さあ、ブログもガンガン書こうっと。
眞鍋かをりを目指して!!(笑)

あっ、別のスレッドを立てる前に
眞鍋かをりさんで思い出した!

彼女もそうですけど、上戸彩さんも
テレビ局のトリノ五輪中継キャスターを務めるそうですね。

お二人とも、私の好きな部類のタレントさんです。

が・・・

局アナに仕事をさせてあげてほしい!!!!

あくまで個人的な意見ですよ(苦笑)。
看板キャスターは人気があったほうがいいに決まっているのですが、
アナウンサーになってオリンピックに携わりたいと
純粋に思っていた(思っている)方は少なくないと思います。
いや、世界的・国民的な行事に携わるのを避けたいというアナウンサーは
滅多にいないでしょう。

毎回目立たなくてもいいのです。
でも、ここのところ、オリンピック・世界陸上・サッカー・水泳・・・など番組を見るたびに、
無理矢理、芸能人を起用している感があるんですよね・・・。
ゲスト扱いではダメなのでしょうか・・・。

そもそも、私が学生の頃は、
スポーツ選手が引退したあと、たどたどしくキャスターやっている様子を見て
「これだからアナウンサーが活躍できる場が少なくなるんだよー!」と
憤慨していたこともありました。
これはさすがにアナ志望者特有の想いだったかな・・・。

もちろん、芸能人もスポーツ選手も人それぞれで、
キャスターにふさわしい進行をする人もいますし
アナウンサーも人それぞれで、
プロ意識に欠けた進行をする人もいますので、
全員が全員当てはまらないのですが、ついつい頭によぎってしまうのでした。

最重要なのは、競技そのものを頑張っている選手の姿!
これは見逃さないように、今から楽しみにしたいと思います。
by mikikasai819 | 2006-01-20 10:10 | にっき(日々の出来事) | Comments(0)