このきなんのきまちあるき 第33回「む・・・武蔵小山」
2009年 02月 27日
東京にある様々な駅のなかから五十音順に巡って、その駅の周りを歩く、
河西美紀のこのきなんのきまちあるき。
さて、本日は、「む」から始まる駅。
色々ありますけどね、「むさこ」にしました。
むさこっていうとどこを思い浮かべます?武蔵小金井?武蔵小杉?
武蔵小杉は東京の駅ではないですからね。そうではなくて、はい、武蔵小山。
東急目黒線の武蔵小山駅を訪れました。急行停車駅です。住所で言うと、品川区小山。


武蔵小山で降りたのは初めてだったのですが、
ここのメインは、ご存知の方も多いでしょう、
長い長いアーケード。武蔵小山商店街パルムといいます。

商店街を歩くのは後にして、まずは、ランチをして考えよう!と思い、向かった先は、
TRATTORIA DEL VICO(トラットリア デル ヴィコ)。
評判を聞いて、以前から気になっていたお店ではありました。
一見、見落としてしまいそうなお店の入り口、
中に入ると、うなぎのねどこのような長い廊下、厨房のカウンターを経て、お2階へ。
30席ほどのフロアで、14時近かったので、お客さんは地元の主婦2人。
私は一番奥の席に座りました。
窓からは武蔵小山の街の風景。マンションが立っていたり、郵便局があったり、もちろん商店街も見えます。

なんというか、こんなところにこんな隠れ家的なトラットリアが!という感じです。
メニューは全てシェフの手書き。
どれもおいしそうでしたが、1050円のパスタランチを頼みました。
パスタは2種類から選べて、私が選んだのは白身魚と葉野菜のアンチョビ風味。
待っている間にサラダとパンが出てきます。(このパンがまた美味しい!)

食べている間に、先客の主婦お2人が帰り、なんと、私ひとり、貸切状態になりました。

で、シェフは1階で作っているため、サービススタッフの男性が2階におひとり必ずいらっしゃるわけです。
つまり、ひとりきりというよりはふたりきりです。
別に距離もありますよ。それでも、怪しいのは私。
私は、まちあるきをする際、記録用に写真をとったり、メモを取ったりするのですが、
なんとも、一人きりだと、ただでさえ動きが変なのに、さらにこそこそやっている気がして、
パスタが出てきたときはちょうどメモをしていたので、「おまたせしました」と響く声にギョッとしたりして(笑)。
それにしてもこのパスタ、白身魚と葉野菜のアンチョビ風味、絶品でした。
アンチョビ風味ですからね、ちゃんと、お魚の存在感があるなかで、楽しませてくれる。
なんといっても、スパゲッティのもちもちした食感、これは一度食べてみた方がいいです。
あっという間に食べてしまうのが惜しいと心から思えました。

そして、食べ終わると同時に奥のほうから珈琲をいれてくださる音が。
うーん、マンツーマン。タイミング抜群。さすが貸切状態♪
多分、私があれこれ細かな動きをしているので、何者か・・・
覆面のフードライターかと思われているのではないかと気を遣ったほど。
しかし、これで終わりではありませんでした。この雰囲気を一掃したのが珈琲のとき。
「デザートもご一緒にいかがですか?」との一言から、
サービスの方とちょっとずつコミュニケーションが始まりました。

「夜のメニューもよかったらご覧になってください」と渡されたメニューには、
毎月「色」をテーマにコースを決めているとのことで、
まあ、興味深いメニューがズラリ!!!

あまりに色々あるので、じっくり目を通しすぎていたら、
「何か気になるものありますか?」とまたもやコミュニケーション。
「個人的にイタリア語を習っていて、言い回しなどに興味があったりして・・・」なんて会話は進みつつ、
とうとうここで、身分を明かした私(笑)。
「エフエム世田谷の番組で、まちあるきのコーナーがありまして」
基本的に、私はあまり取材っぽくしないのですが、
とても誠実なご対応で笑顔の素敵なスタッフさんだったので、ついつい。
すると、武蔵小山のお話なども聞かせてくださいました。
このようなイタリアンレストランは武蔵小山にはここだけで、今年で6周年であること、
土日はものすごく混むこと、商店街が有名な武蔵小山だけど結構色々なお店があることなど。
有名なケーキ屋さんもありますよ!と言っていただき、
「今、ここでケーキいただいたばかりじゃないですか!」と笑いあってみたり。
エフエム世田谷の周波数もチェックしてくださったので、もしかしたら放送聞いてくださった・・・かな・・・?
ありがとうございました。次に行くときはもう少しちゃんとした格好で行きます。
(ボサボサの髪で化粧も取れかかってひどかった)
さて、もちろん、商店街もチェックしましたよ。パルム。
全長800メートルということで、どこまで行ってもまだ続くアーケード。


「み」で訪れた三ノ輪橋とはまた全く違う、成熟した「ザ・商店街」。
昔からのものも新しいものも、年配の方のみではなく若者の洋服もたくさん、
パルムポイントカード・パルムクレジットカードなるものも整備されていて、地元に根付いています。
これはもう、どの店を紹介するということは不可能なくらい、ありすぎ。
どれが欠けても雰囲気が違う気がするほど、何でもそろっていました。
そんな中、私が、何の気なしに立ち寄った商店街の中ほど、
武蔵小山パルム商店街会館、事務所があるところ。

なんとなんと、黄金のたけのこがあったのです!

このあたりは江戸時代、たけのこの産地だったようです。
竹はどんどん繁殖することから、子孫繁栄や金運の縁起物でもあるということで、
ゆかりのあるこの場所でたけのこをシンボル化し、こがねだけができたそうです。
これは是非見つけにいってほしい!なんか得した気分です。
なでていただいて、ポイント抽選もあたりますように!って商店街らしいコメントもありました。

で、最後はね、実は、まちあるき史上はじめて、時間切れでした。
次に予定を入れている日だったので、
ちょっと駆け足になってしまっていたのもあるのですが、そんな時だからこそ、
商店街の真ん中より先まで行ったとき、どこまで歩いてきたか急に不安になったのです。
そう、800メートルもあるから、初めて訪れた身としては、距離感覚が分からなくなってしまって。
予想外に焦ってしまいました。余裕を持ってお買い物をしましょう。
というわけで、私は近いうちにまた必ず武蔵小山に行くつもりです。
最後に、今日の頭文字のまとめです。
む・・・夢中になっちゃう手書きのメニューで
さ・・・更なる期待ができるイタリアン
し・・・商店街に生息するこがねだけ
こ・・・これだけアーケードが長いと
や・・・ややもすると現在地を見失う
ま・・・まだまだ時間が足りない
☆☆☆
ここからは放送でお伝えしなかったこと。
↓↓↓
☆今回ご紹介したTRATTORIA DEL VICO、最初、入り口ここかな?と何度も確認してしまいました。
もちろん、わかってしまえば大丈夫♪またゆっくり食べに行きたいと思います。
お店構えをパチリ。一緒にお店のスタッフさんが写っています♪
ドアのところまで見送りにきてくださったのでした。何から何までありがとうございます!

TRATTORIA DEL VICO 東京都品川区小山2-6-16 電話 03-5749-7111
OPEN 11:30~14:00 18:00~22:30 水曜定休
☆武蔵小山駅付近が目黒線の立体交差事業のため工事中の場所が多くありました。

☆とにかく、武蔵小山は時間にゆとりのあるときに再訪する!!!断言!!!
それにしてもあの商店街、アーケードがあるから、雨でもOKというところがいいなぁ。
ここ数日ずっと雨だったから、そういう意味では重宝しますね。
↑↑↑
つぎは「め」です。もう、どちらかです。2分の1の確率!白黒、あなたはどちらに1票!?(笑)
河西美紀のこのきなんのきまちあるき。
さて、本日は、「む」から始まる駅。
色々ありますけどね、「むさこ」にしました。
むさこっていうとどこを思い浮かべます?武蔵小金井?武蔵小杉?
武蔵小杉は東京の駅ではないですからね。そうではなくて、はい、武蔵小山。
東急目黒線の武蔵小山駅を訪れました。急行停車駅です。住所で言うと、品川区小山。


武蔵小山で降りたのは初めてだったのですが、
ここのメインは、ご存知の方も多いでしょう、
長い長いアーケード。武蔵小山商店街パルムといいます。

商店街を歩くのは後にして、まずは、ランチをして考えよう!と思い、向かった先は、
TRATTORIA DEL VICO(トラットリア デル ヴィコ)。
評判を聞いて、以前から気になっていたお店ではありました。
一見、見落としてしまいそうなお店の入り口、
中に入ると、うなぎのねどこのような長い廊下、厨房のカウンターを経て、お2階へ。
30席ほどのフロアで、14時近かったので、お客さんは地元の主婦2人。
私は一番奥の席に座りました。
窓からは武蔵小山の街の風景。マンションが立っていたり、郵便局があったり、もちろん商店街も見えます。

なんというか、こんなところにこんな隠れ家的なトラットリアが!という感じです。
メニューは全てシェフの手書き。
どれもおいしそうでしたが、1050円のパスタランチを頼みました。
パスタは2種類から選べて、私が選んだのは白身魚と葉野菜のアンチョビ風味。
待っている間にサラダとパンが出てきます。(このパンがまた美味しい!)

食べている間に、先客の主婦お2人が帰り、なんと、私ひとり、貸切状態になりました。

で、シェフは1階で作っているため、サービススタッフの男性が2階におひとり必ずいらっしゃるわけです。
つまり、ひとりきりというよりはふたりきりです。
別に距離もありますよ。それでも、怪しいのは私。
私は、まちあるきをする際、記録用に写真をとったり、メモを取ったりするのですが、
なんとも、一人きりだと、ただでさえ動きが変なのに、さらにこそこそやっている気がして、
パスタが出てきたときはちょうどメモをしていたので、「おまたせしました」と響く声にギョッとしたりして(笑)。
それにしてもこのパスタ、白身魚と葉野菜のアンチョビ風味、絶品でした。
アンチョビ風味ですからね、ちゃんと、お魚の存在感があるなかで、楽しませてくれる。
なんといっても、スパゲッティのもちもちした食感、これは一度食べてみた方がいいです。
あっという間に食べてしまうのが惜しいと心から思えました。

そして、食べ終わると同時に奥のほうから珈琲をいれてくださる音が。
うーん、マンツーマン。タイミング抜群。さすが貸切状態♪
多分、私があれこれ細かな動きをしているので、何者か・・・
覆面のフードライターかと思われているのではないかと気を遣ったほど。
しかし、これで終わりではありませんでした。この雰囲気を一掃したのが珈琲のとき。
「デザートもご一緒にいかがですか?」との一言から、
サービスの方とちょっとずつコミュニケーションが始まりました。

「夜のメニューもよかったらご覧になってください」と渡されたメニューには、
毎月「色」をテーマにコースを決めているとのことで、
まあ、興味深いメニューがズラリ!!!

あまりに色々あるので、じっくり目を通しすぎていたら、
「何か気になるものありますか?」とまたもやコミュニケーション。
「個人的にイタリア語を習っていて、言い回しなどに興味があったりして・・・」なんて会話は進みつつ、
とうとうここで、身分を明かした私(笑)。
「エフエム世田谷の番組で、まちあるきのコーナーがありまして」
基本的に、私はあまり取材っぽくしないのですが、
とても誠実なご対応で笑顔の素敵なスタッフさんだったので、ついつい。
すると、武蔵小山のお話なども聞かせてくださいました。
このようなイタリアンレストランは武蔵小山にはここだけで、今年で6周年であること、
土日はものすごく混むこと、商店街が有名な武蔵小山だけど結構色々なお店があることなど。
有名なケーキ屋さんもありますよ!と言っていただき、
「今、ここでケーキいただいたばかりじゃないですか!」と笑いあってみたり。
エフエム世田谷の周波数もチェックしてくださったので、もしかしたら放送聞いてくださった・・・かな・・・?
ありがとうございました。次に行くときはもう少しちゃんとした格好で行きます。
(ボサボサの髪で化粧も取れかかってひどかった)
さて、もちろん、商店街もチェックしましたよ。パルム。
全長800メートルということで、どこまで行ってもまだ続くアーケード。


「み」で訪れた三ノ輪橋とはまた全く違う、成熟した「ザ・商店街」。
昔からのものも新しいものも、年配の方のみではなく若者の洋服もたくさん、
パルムポイントカード・パルムクレジットカードなるものも整備されていて、地元に根付いています。
これはもう、どの店を紹介するということは不可能なくらい、ありすぎ。
どれが欠けても雰囲気が違う気がするほど、何でもそろっていました。
そんな中、私が、何の気なしに立ち寄った商店街の中ほど、
武蔵小山パルム商店街会館、事務所があるところ。

なんとなんと、黄金のたけのこがあったのです!

このあたりは江戸時代、たけのこの産地だったようです。
竹はどんどん繁殖することから、子孫繁栄や金運の縁起物でもあるということで、
ゆかりのあるこの場所でたけのこをシンボル化し、こがねだけができたそうです。
これは是非見つけにいってほしい!なんか得した気分です。
なでていただいて、ポイント抽選もあたりますように!って商店街らしいコメントもありました。

で、最後はね、実は、まちあるき史上はじめて、時間切れでした。
次に予定を入れている日だったので、
ちょっと駆け足になってしまっていたのもあるのですが、そんな時だからこそ、
商店街の真ん中より先まで行ったとき、どこまで歩いてきたか急に不安になったのです。
そう、800メートルもあるから、初めて訪れた身としては、距離感覚が分からなくなってしまって。
予想外に焦ってしまいました。余裕を持ってお買い物をしましょう。
というわけで、私は近いうちにまた必ず武蔵小山に行くつもりです。
最後に、今日の頭文字のまとめです。
む・・・夢中になっちゃう手書きのメニューで
さ・・・更なる期待ができるイタリアン
し・・・商店街に生息するこがねだけ
こ・・・これだけアーケードが長いと
や・・・ややもすると現在地を見失う
ま・・・まだまだ時間が足りない
☆☆☆
ここからは放送でお伝えしなかったこと。
↓↓↓
☆今回ご紹介したTRATTORIA DEL VICO、最初、入り口ここかな?と何度も確認してしまいました。
もちろん、わかってしまえば大丈夫♪またゆっくり食べに行きたいと思います。
お店構えをパチリ。一緒にお店のスタッフさんが写っています♪
ドアのところまで見送りにきてくださったのでした。何から何までありがとうございます!

TRATTORIA DEL VICO 東京都品川区小山2-6-16 電話 03-5749-7111
OPEN 11:30~14:00 18:00~22:30 水曜定休
☆武蔵小山駅付近が目黒線の立体交差事業のため工事中の場所が多くありました。

☆とにかく、武蔵小山は時間にゆとりのあるときに再訪する!!!断言!!!
それにしてもあの商店街、アーケードがあるから、雨でもOKというところがいいなぁ。
ここ数日ずっと雨だったから、そういう意味では重宝しますね。
↑↑↑
つぎは「め」です。もう、どちらかです。2分の1の確率!白黒、あなたはどちらに1票!?(笑)
by mikikasai819
| 2009-02-27 10:49
| まちあるき(FM世田谷)
|
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