ＢＧＭまで細かく徹底！１２０％同窓会風Ｗｅｄｄｉｎｇ

土曜日、大学時代のサークルが一緒だった男友達Ｔの結婚披露パーティーがありました。
Ｔは4年間所属していましたが、私はその企画サークルに1年しかいませんでした。
それでも、Ｔはこまめに連絡を取り続けてくれて今に至ります。
私だけではなく、Ｔにはそういう連絡を取り続けていた友達がたくさん！ということで、
パーティーはさながら同窓会でした。

「うわー、ひさしぶりー！」
「あー、顔が分かるのに、あの人名前何だっけ？」
そんな声があちらこちらから聞こえてきました。

私がサークルに出入りしていたのはそれこそ19歳で、えっと、今、32歳だから・・・
うわー・・・恐ろしいぞ、この年月の流れ。

去年、何人かは再会できていたけれど（そのときの様子はこちら）、
それでもやっぱり久しぶりな感は否めない。
だって、たった1年しかいなかったサークルだもの。

でも、このサークルで「みきかさい」というニックネームが誕生し、
このサークルにいるときから「アナウンサーになりたい」って言っていて、
なんだかんだと、今の自分には欠かせない場所であることを再認識。

「河西さん、アナウンサーになったんだよね」『あれ、何で知ってるの？』
「だってー、Ｔから聞いてるよ」『あっ、そっか』
本当にＴはすごい。

さて、このパーティーでは司会を頼まれたわけですが、
同窓会という雰囲気を優先的に考えたＴのはからいにより席が用意されていました。
披露宴とはちょっと趣旨が異なったので、これはこれで非常に楽しめました。
そのパーティーの内容についてですが、何はともあれ、
これでもかというほど「早稲田」がキーワードの２時間でした。

というのも、Ｔは、自他認める「早稲田スポーツ愛」の強い人なのです。
事前に「早稲田の校歌を歌えるようにしてきていただけると楽しめるかと思います」という
一斉メールが届いてみんなを驚かせたのは序の口で、

入場時の音楽は「早稲田の栄光」、

乾杯のご発声役紹介のときは「早稲田実業学校校歌」、

クイズの賞品のラインナップは「神宮賞」「秩父宮賞」「国立賞」という名の、
ラグビー早明戦などのチケット類！

余興は早稲田大学応援部ＯＢによる「応援メドレー（紺碧の空からコンバットマーチまで）」、

退場時は「早稲田大学校歌」。

・・・ここまで徹底しているのもすごいです。



いや、まだあった。




司会をする際、新郎新婦のプロフィール紹介の原稿を作るのですが、
Ｔから「どうしても使いたいＢＧＭがあるんだけど」と言われ、聞いてみたら、
「栄冠は君に輝く」のオルゴールＶｅｒ．（ＮＨＫ高校野球中継の学校紹介用）！

なるほど（笑）。

この曲は1分という短さなので、色々考えた結果、
新郎の生い立ち、新婦の生い立ち、2人のなれそめ・プロポーズといったように
３つのパートで作ってみました。
なんだか、ＴＶのナレーションをしている心地よい気分でした（笑）。

ちなにに、応援メドレーはみんな一様に「懐かしい！」という声が。
（歌詞まで配られる徹底ぶり・・・）


最後はこぶしをあげて校歌をみんなで歌い上げました。

途中、そんな早稲田の人ばかりじゃないでしょ！と思いましたが、
どうやら出席者のうち5分の４が卒業生だったらしい・・・。すごい・・・。
奥様の大学は全く違うのですが、だからこそ、
これだけ濃いパーティーをＯＫした懐の広さに友人一同、感心していました。
ただ、さすがにあまりの「早稲田好き」な様子に、
時折「早稲田と私とどっちが大事なの！」と言いたくもなるみたい。
Ｔは「答えに困る質問はしないでほしい」と思っているようですが、
・・いやー、これは、確かに疑問を投げかけたくなるわ（笑）。
でも、とにかくＴが嬉しそうで、それを見ていて、みんなも笑顔でした。

おひらき後、サークル仲間に３次会に誘っていただいて、四ツ谷へ。
（信濃町駅に忘れ物をしてきたため、みんなと一緒にタクシーに乗れず・・・（涙）。
そのエピソードはこちら）
19歳のとき、合宿に行ったりしたことはあっても、
こうしてゆっくり飲んだ記憶はあまりありません。
でも、「河西って1年しかいなかったんだっけ？なんか、印象強いよなー」
『え、私、絶対このサークルでは存在感薄かったと思うんだけど』なんて会話が。
1年だけだったからこそ、自分の中では一生懸命だったのかもしれなくて、
それを含めて考えても、Ｔがこうやってみんなをつなげていることが
やっぱりすごいのだという話になりました。

そうそう、この3次会の参加者はは男３、女４で、そのうち男性陣は全員パパ。
家庭の話をたくさん聞かせていただきましたよ。
その中で、飲みで帰宅が遅くなるときは、「お土産にハーゲンダッツを買って妻の機嫌を取る」という共通項が見出され、その偶然にすごくウケちゃいました。
3次会の途中、まだ飲んでるの？という催促電話が直接かかってきていた先輩は、
なんと寿司を請求されたらしい。
酔っ払いサラリーマンが寿司を持ってふらついている図って、
王道だけど実際見たことないなぁ（笑）。
っていうか、我が家は・・・私の方が飲んで帰ることが多いという事実。
ハーゲンダッツ作戦、我が家も効果あるかな（笑）。
いや、我が家は「友人・知人との飲み会推奨」という文化だから今のところ不要だな。

というわけで、みんな、本当に楽しい再会時間をありがとう。
何より、Ｔ、ありがとう＆おめでとう！！