このき なんのき かさいみき

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元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。

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インタビューをするということ

今日、スクールクルーズの取材に行きました。
取材先は「エフエム世田谷」

ん?

「才能の芽を育てる体験学習・ジャーナリスト講座」の今日は実践編。
先週、朝日新聞社でカメラの使い方などを勉強した中学生が、
実際にラジオ局の取材をするのです。

ちなみに私は取材される立場ではなくて、取材している中学生を取材する立場。
(ややこしやー!笑)

実際に生放送の現場を見て、体験して、いろいろ感じたことがあると思います。

・・・で、ただの見学ではありません。
生徒がDJにインタビューをして、それを新聞記事にするという大切な工程があります。

質問を考えてくるというのは難しいことなのですね。
いや、本当は、興味があればいくらでも質問って出てくるものだとは思うのですが、
慣れていなければインタビューをするという行為そのものが緊張してしまいます。
でも、今回は答える側(インタビューを受ける)がプロ中のプロですからね。
土曜日のサタデーEプレイスを担当している神原 智己さん。
もう、お見事!としかいえない素晴らしい答えが次から次へと。
私自身、仕事を忘れて聞き入っちゃうようなお話がたくさんありました。

それで、ひと通りの取材が終わって解散してから、
今回の講座の指導をされている朝日新聞社の方と1対1でゆっくりお話する機会がありました。
入社してから今まで現場で体験されてきたお話は非常に面白く、奥が深く、
いつまでも聞いていたい内容ばかり。
カメラマンとしてのプロ意識、新聞の今後の展望、ご自身の学生時代のことまで、
気づけばかなりのボリュームでした。
帰り際に「いやー、やっぱりプロの方は話を引き出すのがお上手ですよね。
気づけばたくさん話を聞いてもらっちゃいました、すみません。」ってお言葉をいただきました。
「すみません」だなんてとんでもない!なかなか聞けないお話、非常に貴重な時間でした。

アナウンサーは自分が話すのはもちろん好きですが、
それ以上に、人の話を聞くのが好きなんですよ。
・・・というか、むしろその方が重要です。
相手が1つ話すことでそこから何を聞いていこうか。
用意していった質問から外れていってでも、輝くコメント、響く言葉に出会えると、
それだけで本当にうれしくなりますし、自分の勉強にもなります。

インタビューは難しいけれど、やはり楽しくやりがいがあるものだと再認識した次第です。
そして、それって、普段の生活での会話にも言えることなんですよね、きっと。
by mikikasai819 | 2008-09-20 18:44 | はたらき(お仕事) | Comments(0)

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