川田亜子さん、衝撃の自殺
2008年 05月 26日
学生時代、私は、TBSのアナウンサーになるのが夢でした。
そもそもきっかけが中学時代にTBSラジオを聴いたことであったし、
ラジオとテレビの兼営局で様々な仕事をしてみたいという想いは強くありました。
そして、当時、報道がやりたいという気持ちでいっぱいでした。
華やかさに全くあこがれていなかったかというとウソになりますが、
それでも、別に有名人になってちやほやされて・・・という願望は一切なく、
むしろ、アナウンサーは目立つものではないとずっと思っていました。
しっかりニュースが読めてこそ、他のジャンルも生きてくるのだし、
バラエティだけではタレントさんと同じだ・・・と。
しかし、最近は、もう、その境界線も分からなくなり、
特に在京キー局のアナウンサーは完全にタレント化していて、
私があこがれていたアナウンサー像とはかけ離れてしまっているなぁ、
この人いいなーっていうアナウンサーがなかなかいないなぁ・・・と日々感じていました。
もちろん、私も年齢を重ね、今活躍している若手アナウンサーが年下になってきて、
見方が変わってきているのも事実ですが、
ここ最近、顔と名前が一致するアナウンサーも徐々に減ってきていました。
そんな中、今日のお昼に飛び込んできた川田亜子アナウンサー自殺のニュース。
それこそ、彼女の顔と名前が最初一致しませんでしたが、写真を見た瞬間、
バラエティ番組で強烈にいじられていた印象がよみがえってきたのです。
調べていくと、彼女は報道がやりたくてフリーになったとのこと。
もちろん、その一言だけでは語れないと思いますし、
その裏にどんな気持ちがあったのかも本人にしか分かりませんが、
きっと決断するとき、また決断して動き出した後も、相当悩まれたと思います。
勝手な憶測でイメージが出来上がると、それを払拭するのに相当の苦労があるはずです。
「アナウンサーのくせに馬鹿っぽい」「自分をよくあそこまで捨てられるよね」
本当にそれをその人が望んでいるのかは、分かりません。局の方針かもしれないのです。
また、以前、週刊誌に元カレとの記事や動画?が掲載されていたそうですね。
芸能人以上に色々騒がれてしまうアナウンサー。
今に始まったことではありませんが、ここまでくると、
純粋に「アナウンサーになりたい」という気持ちだけでは乗り切っていけない世界。
プライベートを詮索されてまでやりたい仕事なのかと今の私なら自問自答すらします。
彼女のブログを今さらながら見てみました。
・・・SOSのメッセージがあちらこちらに散りばめられていたのですね。
ファンの方々の温かい励ましも、残念ながらうつ状態の彼女には
プレッシャーになってしまっていたのでしょう。
(同じような経験があるのでちょっと分かる気がするのです・・・)
それにしても、最後の書き込みが一昨日、しかも、お仕事の告知とは・・・。
どんな思いでトークショーを仕切ったのだろう。
自分がどんなにつらくても、仕事の相手には迷惑をかけないように、
きっと必死で頑張ったのだろう。もちろん、プロだものね。
・・・なんか、考えれば考えるほど悲痛になります。
死なずに生きてほしかった。
つらい想いを経験した人ほど、人の痛みが分かり、いい仕事が出来る。
良くも悪くも注目されるこの職種、それならみんなに勇気を与えられる存在でいてほしかった。
どんなにボロボロになって、途中休んだとしても、仕事をやめたとしても、
また必ず笑顔になれるときが来る。
・・・とここまで書いてはみたけど、私も本当に落ち込みやすい性格ですし、
立ち直るにも時間がかかるから偉そうなことはいえません。
そもそも、彼女だって、いいときもあれば悪いときもあるなんていうある意味当たり前のことは、
それこそ理解できる人だったはずです。もちろん、心が健康なときは・・・ですけどね。
なんとかして救うことが出来なかったか・・・本当に残念でなりません。
私にとって、本当に・・・、自分でも、想像以上に、衝撃です。
女子アナの悲劇とかなんとか、そういう変なタイトルのつく興味本位だらけの週刊誌記事が
面白おかしく掲載されないことを望みます。
ああ、そう思って今、テレビをつけたら、フジテレビ「スーパーニュース」のトップニュースだ・・・。
そもそもきっかけが中学時代にTBSラジオを聴いたことであったし、
ラジオとテレビの兼営局で様々な仕事をしてみたいという想いは強くありました。
そして、当時、報道がやりたいという気持ちでいっぱいでした。
華やかさに全くあこがれていなかったかというとウソになりますが、
それでも、別に有名人になってちやほやされて・・・という願望は一切なく、
むしろ、アナウンサーは目立つものではないとずっと思っていました。
しっかりニュースが読めてこそ、他のジャンルも生きてくるのだし、
バラエティだけではタレントさんと同じだ・・・と。
しかし、最近は、もう、その境界線も分からなくなり、
特に在京キー局のアナウンサーは完全にタレント化していて、
私があこがれていたアナウンサー像とはかけ離れてしまっているなぁ、
この人いいなーっていうアナウンサーがなかなかいないなぁ・・・と日々感じていました。
もちろん、私も年齢を重ね、今活躍している若手アナウンサーが年下になってきて、
見方が変わってきているのも事実ですが、
ここ最近、顔と名前が一致するアナウンサーも徐々に減ってきていました。
そんな中、今日のお昼に飛び込んできた川田亜子アナウンサー自殺のニュース。
それこそ、彼女の顔と名前が最初一致しませんでしたが、写真を見た瞬間、
バラエティ番組で強烈にいじられていた印象がよみがえってきたのです。
調べていくと、彼女は報道がやりたくてフリーになったとのこと。
もちろん、その一言だけでは語れないと思いますし、
その裏にどんな気持ちがあったのかも本人にしか分かりませんが、
きっと決断するとき、また決断して動き出した後も、相当悩まれたと思います。
勝手な憶測でイメージが出来上がると、それを払拭するのに相当の苦労があるはずです。
「アナウンサーのくせに馬鹿っぽい」「自分をよくあそこまで捨てられるよね」
本当にそれをその人が望んでいるのかは、分かりません。局の方針かもしれないのです。
また、以前、週刊誌に元カレとの記事や動画?が掲載されていたそうですね。
芸能人以上に色々騒がれてしまうアナウンサー。
今に始まったことではありませんが、ここまでくると、
純粋に「アナウンサーになりたい」という気持ちだけでは乗り切っていけない世界。
プライベートを詮索されてまでやりたい仕事なのかと今の私なら自問自答すらします。
彼女のブログを今さらながら見てみました。
・・・SOSのメッセージがあちらこちらに散りばめられていたのですね。
ファンの方々の温かい励ましも、残念ながらうつ状態の彼女には
プレッシャーになってしまっていたのでしょう。
(同じような経験があるのでちょっと分かる気がするのです・・・)
それにしても、最後の書き込みが一昨日、しかも、お仕事の告知とは・・・。
どんな思いでトークショーを仕切ったのだろう。
自分がどんなにつらくても、仕事の相手には迷惑をかけないように、
きっと必死で頑張ったのだろう。もちろん、プロだものね。
・・・なんか、考えれば考えるほど悲痛になります。
死なずに生きてほしかった。
つらい想いを経験した人ほど、人の痛みが分かり、いい仕事が出来る。
良くも悪くも注目されるこの職種、それならみんなに勇気を与えられる存在でいてほしかった。
どんなにボロボロになって、途中休んだとしても、仕事をやめたとしても、
また必ず笑顔になれるときが来る。
・・・とここまで書いてはみたけど、私も本当に落ち込みやすい性格ですし、
立ち直るにも時間がかかるから偉そうなことはいえません。
そもそも、彼女だって、いいときもあれば悪いときもあるなんていうある意味当たり前のことは、
それこそ理解できる人だったはずです。もちろん、心が健康なときは・・・ですけどね。
なんとかして救うことが出来なかったか・・・本当に残念でなりません。
私にとって、本当に・・・、自分でも、想像以上に、衝撃です。
女子アナの悲劇とかなんとか、そういう変なタイトルのつく興味本位だらけの週刊誌記事が
面白おかしく掲載されないことを望みます。
ああ、そう思って今、テレビをつけたら、フジテレビ「スーパーニュース」のトップニュースだ・・・。
by mikikasai819
| 2008-05-26 17:07
| にっき(日々の出来事)
|
Comments(2)
はじめまして。
北国も春爛漫、百花繚乱の季節となりました。
最近、「死にたい」という人が急増しているように感じていますね。
人は一体、何のために生きているのでしょうか。
人はどこから来て
何のために、勉強し、働き、生きて
どこへ向かっているのでしょうか。
なぜ、人は孤独なのでしょうか。
愛とは何か、生きる意味、死とは何かなどのことについて、ブログで分かりやすく聖書から福音を書き綴って来ました。
ひまなときにご訪問下さい。
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(聖書)
★私のブログから:「生きる目的は一体何か」
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/m/200705
「人生の目的と意味は何か」:
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/d/20060519
北国も春爛漫、百花繚乱の季節となりました。
最近、「死にたい」という人が急増しているように感じていますね。
人は一体、何のために生きているのでしょうか。
人はどこから来て
何のために、勉強し、働き、生きて
どこへ向かっているのでしょうか。
なぜ、人は孤独なのでしょうか。
愛とは何か、生きる意味、死とは何かなどのことについて、ブログで分かりやすく聖書から福音を書き綴って来ました。
ひまなときにご訪問下さい。
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(聖書)
★私のブログから:「生きる目的は一体何か」
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/m/200705
「人生の目的と意味は何か」:
http://blog.goo.ne.jp/goo1639/d/20060519
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無名人さんの問いかけてくださった「生きる目的は一体何か」。
本当に深いですね。でも、深すぎて分からなくなることがあります。
明石家さんまさんの名言「生きてるだけでまるもうけ」を
今ふと思い出しました。
(ここから娘さんの名前が「いまるちゃん」とついたんですよね)
本当に深いですね。でも、深すぎて分からなくなることがあります。
明石家さんまさんの名言「生きてるだけでまるもうけ」を
今ふと思い出しました。
(ここから娘さんの名前が「いまるちゃん」とついたんですよね)