G.W北海道旅行記4(完)「熱気球・洞爺湖」
2008年 05月 18日
注:群馬のことを書く前に、完結しておこうと思います。
ゴールデンウィーク、ああ、もう遠い昔のことよ・・・。
☆☆☆
4月30日(水)。朝6時起床。
フロントのスタッフいわく、「現在のトマムの気温は2℃です」。
ギャー、さ、さむい。しかし、雨は降っていないからよし!!心から喜んだ。
なぜなら、この旅行で体験したかったもう1つのイベントが決行されるから。
それは・・・
「熱気球フライト」。
小さい頃に1度乗ったことがあったが、
そのときは知らない人と詰めて乗ったためギュウギュウで、景色を堪能する余裕はなかった。
今回は、北海道の大自然を独り占めできる気がして。
でも、宿泊客がほとんどいない状態で、果たして本当に飛ばしてくれるのだろうか。
集合場所まで行ってみての判断。
宿泊棟から歩いていくこと5分強。(トマムの敷地は広い)
あっ!!!木の向こう、見えてきた!あれ、気球だよね。大丈夫そう!

近づいてみて、やっぱり大丈夫。よかったー!!

行くと、男性スタッフが3人、
熱気球の下にある籐の籠(バスケット。客が乗るところ)のふちに大胆に座っていた。
お客がいないから、まあ、いいけどねと思ったが、
これが後にただ油を売っていたわけではなく、非常に大切なことだとわかる。
「おはようございます」とにこやかに迎えてくださったスタッフ。
熱気球は1人2000円。係留時間は5分。
主人は人生初の熱気球体験らしい。
バーナーで熱していくと上昇していく。
炎がゴーッと音を立てるのがちょっと怖いけどワクワク。

スタッフがガスの量を調整しながら仕組みを説明してくれる。
その間にも少しずつ少しずつ上がる。
うわー、気づけばだいぶ上がってきたぞー。
見下ろすと、地上のスタッフが小さい!!!

遠くを見ると、宿泊棟。

さて、バーナーを焚いてる間は上昇を続け、焚くのをやめると空気が冷えてきて降下する。
冬場は係留ではなくて、風にふかれるままというのもアリらしい。
(雪が積もっていればどこでも降りられるため。
熱気球は自由に方向を変えられない、風まかせの乗り物なのだ。
競技大会だとまた話は別だろうが、この時期だとどこに着陸するか分からないので
無理とのこと。確かに、いきなり田んぼの真ん中とか困る・・・苦笑。)
いざ地上に降りるとき、ふわっとしてびっくり。
そして再びスタッフがバスケットに乗り込んできた。
「いきなり降りないでくださいね」と注意が。
そっか、温まってるわけだから、乗り降りを急にすると、また浮かび上がってしまうわけで。
やっと納得。
先ほど私たちが来るまで籠のふちに座っていたのは、
気球が浮かんでしまわないように調整する役割があったのだ。
5分はあっという間だったけど、大満足。
この日は風が少なく、フライト日和だったらしい。
トマムの澄んだ空気、朝の気持ちよさ、最高。あー、楽しかった。
でも、私たち以外、そのあとのお客もいない様子。
せっかく準備したのにね。
というわけで、熱気球フライトを楽しんだら、朝食。
またこれが非常においしい和食で、スタッフもみんな丁寧。ほとんど貸切状態。
新婚旅行でイタリアのカプリ島に行ってめちゃめちゃ空いていたときも思ったのだが、
「シーズンオフのリゾート地」、相当いいかも(笑)。
北海道最終日。トマムを後にして向かう目的地は・・・「洞爺湖」。
そう、まもなく開催されるサミットの地。
電車で乗り継いだのだが、私は爆睡。いつものこと。
主人は車窓を楽しむ。
洞爺駅到着。

ここからバスで洞爺湖まで行く。
バスの中は意外にも、外国人観光客と地元のご年配の方々のコラボレーション状態。
洞爺湖というと、有珠山。2000年の噴火のとき、私もラジオでニュースを伝えた。
詳しく知りたくて、火山科学館へ。

噴火の前には必ず予兆を知らせる「ウソをつかない山」として知られているという有珠山。
なるほど、それで、2000年の噴火も死者を1人も出さず避難できたのだ。
金比羅火口災害遺構散策路にも足を運んだ。

町営の浴場、団地。被災の爪あとがそのまま保存されている。
細かい写真はあまりに生々しいのでなんとなく撮影を控えた。
自然の脅威に声がでなかった。
でも、沈んでばかりはいられない。そこから復興して、また街を活性化させている洞爺。
そう、サミットサミット!!!

サミット開催に関連したものがたくさんあった。
洞爺湖に本店がある「わかさいも本舗」の2階レストランにて食べたランチからご紹介。
まず、洞爺湖サミット地ビール。いちごの発泡酒。

お味は、まさにいちご!甘い!でも、おいしい!

洞爺湖を眺めながら乾杯!
続いて、サミットご飯(笑)。←正式名称を忘れてしまった・・。

G8=8カ国の国旗が鮮やかに立っていた。
しかし、ロシアの国旗(写真手前)だけがなぜか手作りで大きさが違った(笑)。
品切れだったのか!?入手困難なのか?
鮭といくらの混ぜご飯。1皿で2~3人前あるので取り分けて食べる。おいしかった。
1階はお菓子の売店になっているのだが、いやー、ここで、私は、
人の目も気にせず、あまりのおいしさにたくさん試食してしまった。
その名も「じゃがッキー」。

初めて食べる食感。おいしすぎて止まらない!!!
・・・大量に買ってしまった。
最後に、湖畔の足湯に少しだけ浸かった。

そんな洞爺湖だった。
帰りは新千歳空港発、最終の飛行機で羽田へ。
あっ、最後の最後、新千歳のお土産屋さんでまたもサミットグッズを購入してしまった。
携帯ストラップ、「サミットキューピー」。

それこそ、各国の格好をしてるキューピーで、もちろん、選んだのはイタリア。
かつらかぶってるキューピー・・・イタリアっぽいかというと微妙だが、まあ、いいよね。
(しかし、携帯につけて数日後、イタリア国旗が取れてどこかに消えた・・・)
非常に有意義なG.Wだった。
ああ、また旅に行きたい。(永遠のつぶやき)
FIN
ゴールデンウィーク、ああ、もう遠い昔のことよ・・・。
☆☆☆
4月30日(水)。朝6時起床。
フロントのスタッフいわく、「現在のトマムの気温は2℃です」。
ギャー、さ、さむい。しかし、雨は降っていないからよし!!心から喜んだ。
なぜなら、この旅行で体験したかったもう1つのイベントが決行されるから。
それは・・・
「熱気球フライト」。
小さい頃に1度乗ったことがあったが、
そのときは知らない人と詰めて乗ったためギュウギュウで、景色を堪能する余裕はなかった。
今回は、北海道の大自然を独り占めできる気がして。
でも、宿泊客がほとんどいない状態で、果たして本当に飛ばしてくれるのだろうか。
集合場所まで行ってみての判断。
宿泊棟から歩いていくこと5分強。(トマムの敷地は広い)
あっ!!!木の向こう、見えてきた!あれ、気球だよね。大丈夫そう!

近づいてみて、やっぱり大丈夫。よかったー!!

行くと、男性スタッフが3人、
熱気球の下にある籐の籠(バスケット。客が乗るところ)のふちに大胆に座っていた。
お客がいないから、まあ、いいけどねと思ったが、
これが後にただ油を売っていたわけではなく、非常に大切なことだとわかる。
「おはようございます」とにこやかに迎えてくださったスタッフ。
熱気球は1人2000円。係留時間は5分。
主人は人生初の熱気球体験らしい。
バーナーで熱していくと上昇していく。
炎がゴーッと音を立てるのがちょっと怖いけどワクワク。

スタッフがガスの量を調整しながら仕組みを説明してくれる。
その間にも少しずつ少しずつ上がる。
うわー、気づけばだいぶ上がってきたぞー。
見下ろすと、地上のスタッフが小さい!!!

遠くを見ると、宿泊棟。

さて、バーナーを焚いてる間は上昇を続け、焚くのをやめると空気が冷えてきて降下する。
冬場は係留ではなくて、風にふかれるままというのもアリらしい。
(雪が積もっていればどこでも降りられるため。
熱気球は自由に方向を変えられない、風まかせの乗り物なのだ。
競技大会だとまた話は別だろうが、この時期だとどこに着陸するか分からないので
無理とのこと。確かに、いきなり田んぼの真ん中とか困る・・・苦笑。)
いざ地上に降りるとき、ふわっとしてびっくり。
そして再びスタッフがバスケットに乗り込んできた。
「いきなり降りないでくださいね」と注意が。
そっか、温まってるわけだから、乗り降りを急にすると、また浮かび上がってしまうわけで。
やっと納得。
先ほど私たちが来るまで籠のふちに座っていたのは、
気球が浮かんでしまわないように調整する役割があったのだ。
5分はあっという間だったけど、大満足。
この日は風が少なく、フライト日和だったらしい。
トマムの澄んだ空気、朝の気持ちよさ、最高。あー、楽しかった。
でも、私たち以外、そのあとのお客もいない様子。
せっかく準備したのにね。
というわけで、熱気球フライトを楽しんだら、朝食。
またこれが非常においしい和食で、スタッフもみんな丁寧。ほとんど貸切状態。
新婚旅行でイタリアのカプリ島に行ってめちゃめちゃ空いていたときも思ったのだが、
「シーズンオフのリゾート地」、相当いいかも(笑)。
北海道最終日。トマムを後にして向かう目的地は・・・「洞爺湖」。
そう、まもなく開催されるサミットの地。
電車で乗り継いだのだが、私は爆睡。いつものこと。
主人は車窓を楽しむ。
洞爺駅到着。

ここからバスで洞爺湖まで行く。
バスの中は意外にも、外国人観光客と地元のご年配の方々のコラボレーション状態。
洞爺湖というと、有珠山。2000年の噴火のとき、私もラジオでニュースを伝えた。
詳しく知りたくて、火山科学館へ。

噴火の前には必ず予兆を知らせる「ウソをつかない山」として知られているという有珠山。
なるほど、それで、2000年の噴火も死者を1人も出さず避難できたのだ。
金比羅火口災害遺構散策路にも足を運んだ。

町営の浴場、団地。被災の爪あとがそのまま保存されている。
細かい写真はあまりに生々しいのでなんとなく撮影を控えた。
自然の脅威に声がでなかった。
でも、沈んでばかりはいられない。そこから復興して、また街を活性化させている洞爺。
そう、サミットサミット!!!

サミット開催に関連したものがたくさんあった。
洞爺湖に本店がある「わかさいも本舗」の2階レストランにて食べたランチからご紹介。
まず、洞爺湖サミット地ビール。いちごの発泡酒。

お味は、まさにいちご!甘い!でも、おいしい!

洞爺湖を眺めながら乾杯!
続いて、サミットご飯(笑)。←正式名称を忘れてしまった・・。

G8=8カ国の国旗が鮮やかに立っていた。
しかし、ロシアの国旗(写真手前)だけがなぜか手作りで大きさが違った(笑)。
品切れだったのか!?入手困難なのか?
鮭といくらの混ぜご飯。1皿で2~3人前あるので取り分けて食べる。おいしかった。
1階はお菓子の売店になっているのだが、いやー、ここで、私は、
人の目も気にせず、あまりのおいしさにたくさん試食してしまった。
その名も「じゃがッキー」。

初めて食べる食感。おいしすぎて止まらない!!!
・・・大量に買ってしまった。
最後に、湖畔の足湯に少しだけ浸かった。

そんな洞爺湖だった。
帰りは新千歳空港発、最終の飛行機で羽田へ。
あっ、最後の最後、新千歳のお土産屋さんでまたもサミットグッズを購入してしまった。
携帯ストラップ、「サミットキューピー」。

それこそ、各国の格好をしてるキューピーで、もちろん、選んだのはイタリア。
かつらかぶってるキューピー・・・イタリアっぽいかというと微妙だが、まあ、いいよね。
(しかし、携帯につけて数日後、イタリア国旗が取れてどこかに消えた・・・)
非常に有意義なG.Wだった。
ああ、また旅に行きたい。(永遠のつぶやき)
FIN
by mikikasai819
| 2008-05-18 22:51
| りょこうき(旅の記録)
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