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司会での恩返し

去年の共立女子高校同窓会で担任の先生からある依頼を受けました。

「河西、来年3月にね、謝恩会があるんだけど、そのときの司会をお願いできない?」

伝統ある共立女子高校。
3年間の締めくくりに、首都圏のホテルの宴会場で大規模な謝恩会があるのです。

今から13年前、私が現役の頃は、生徒と保護者は別々でした。
保護者のほうはよく分かりませんが、生徒側の会は和気あいあいとした感じで、
私は大学入試日程の関係から謝恩会の実行委員をすることになって、
その流れで司会まですることになったのでした。
好きに何でもやってよし!ということだったので、ここぞとばかりあれこれ企画し、
謝恩会は先生に感謝する会なんだから、せっかくだから先生についてのアンケートをとって
そのランキングを面白おかしく紹介して、改めて身近に感じてもらおう!と(苦笑)。
(女子校って共学に比べて、先生ネタが非常にウケます)
1学年500人いるわけで、結構な大舞台。
でも、BGMのタイミングなどもすべて自分たちで決めて、
ホテル側の人としっかり打ち合わせをして行いました。
結果は、大盛況!!!あのときの達成感は、プロになった今でも時々思い出します。

そんな私が、13年後、まさか母校の謝恩会に再び携わることになるとは!

というのも、形が変わり、生徒と保護者、ご来賓の方も一堂に会することになったので、
式典の色が強くなったという背景もあるようです。
(去年はアナウンスの上手な生徒(私が指導したことある後輩)が担当したみたい)
みんな一緒ですから、出席者は1000人超。非常に大きな宴会場です。
なんと100卓の丸テーブルが並ぶそうです。
いやー、圧巻。

今日の段階では顔合わせと会場下見。
PTAの役員の皆様、実行委員の生徒さん、そして先生方。
初めてお会いする先生もたくさんいらっしゃって。
もちろん、おなじみの先生も。
「あー、先生!久しぶり!」おっと、思わず女子高生モードに戻りそう。危ない。

時代は流れ、でも、伝統は続きます。
ある意味、私立ならではです。

目の前にいる生徒と同じ制服を確実に着ていた私、
以前、学生向けの講演をさせていただいたり、部活動のコーチをしたり、
学校案内のパンフレットに載せていただいたりというのもありましたが、
13年経って、謝恩会という自分の中での原点となるイベントの司会で
母校のお役に立てるときが来たと思うと、非常に感慨深いです。

ご期待を裏切らないように精一杯務めたいと思います。
by mikikasai819 | 2008-02-19 22:59 | はたらき(お仕事) | Comments(0)