ハンドボールと私

ハンドボール五輪予選再試合、男子、惜敗でした。
その時間仕事をしていたのでニュースで結果を知ったのですが、
ものすごい注目度だったのですね。
スポーツバーでもサッカーではなくてハンドボールを応援しているサラリーマンの姿が。
徹夜で席を確保して観戦したお客さんもいるとか。
ついこの前までマイナースポーツだったのに。
以下、エース宮崎選手のブログに掲載されていたコメントです。

一万人を超える大観衆の中で大好きなハンドボールができたことを誇りに思います。
みなさんの一人ひとりの声援がとても私たちの力になりました。
この場を借りてお礼を言いたいです。
今までにない最高の応援をありがとうございました。
結果を出せなかったことが本当に悔しです。
ここからが新たなスタートラインとして
ハンドボールの魅力を皆さんに伝えていきたいと思います。ありがとうございました。


心からの喜びだったと思います。
試合結果は悔しいものになったけど、こんなに盛り上がったのですものね。
その気持ちがよく伝わる文章だなぁと思いました。

★★★

さて・・・ハンドボールという競技、昔から私の中では非常に身近でした。

まず、わが弟が高校・大学とPLAYしていたこと。
(ハンドボールの試合中、別の選手のひじが鼻に当たって骨折・手術なんてこともあって、
あの時は姉として生きた心地がしなかったなぁ・・・)

そして、私自身、中学時代、ハンドボールのとりこになっていたことが挙げられます。
それは、別に部活動に入っていたというわけではなく、中学の体育の授業でした。

当時は運動神経がよく、スポーツ大好きだった私。
「過去の栄光シリーズ」と揶揄されても(笑)これは事実で、
体育が楽しくて仕方なかったことを覚えています。
ただ、中学のころって、「あまりまじめにやりすぎると恥ずかしい」って気持ちがあって
正直手をぬいたこともありました。
でもいつだったか、1000mのタイムを計るというときに、スタート時から適当に走っていたら
体育教諭のS先生(めちゃめちゃ怖い先生だった・・・)がたった1周走ったところで
「ストーップ!」といきなり皆を止めさせたのを覚えています。
そして、「普段速く走れる人がちゃんと走らないと皆のタイムも出ないんだ!!
最初から本気でやれ!」とを怒鳴られました。
その後、私は「ひょえー!」と思って、やり直しの計時のときはまじめにロケットスタートして
3分台後半で走ったものでした。(今、1000m走りきれるかな・・・汗)

さて、そんな体育の授業、中2の2学期がハンドボールでした。
毎回クラスごとに試合をやるのです。
これが今思えば、本当に爽快な時間でした。
特に、思いっきりステップを踏んでできるだけ高い地点から放てる威力あるジャンプシュートは
癖になりそうなほどでした。
ゴールに突き刺さったときの幸せな気分といったら!

同じクラスにはバスケットボール部の子もいたり、
体当たりでしっかり止めてくれるキーパーもいたりして、
なんだかんだで我がクラスは無敵でした・・・っていうか無敗でした。
それこそ「あのクラス、本気になっててバカみたい」「むかつくー」なんて声も聞こえてきたけど、
当時の私は、その言葉で傷つく以上にハンドボールが純粋に好きでした。

そんなある日、私は上述したS先生に声をかけられました。
「河西!」
今度は手を抜いてないはずなのに、また怒られるのかな・・・なんて思っていたら

「河西のシュートは全日本級だ。ハンドボール、本気でやってみたら?」

ぜんにほんきゅう?

そもそも中学生における全日本がどんなものかも分からなかったし、
私はただただスッキリしたくてジャンプシュートを放っていただけだし、
当時は軟式テニス部だったし、ハンドボールの奥深さまでは見えてなかったし・・・

でも、あの怖いS先生が言ってくれたという事実に、たとえお世辞だったとはいえ、
なんだかとてつもなくすごいことのように思えてきたのでした。

結局その後私は高校の授業でちょっとハンドボールをやっただけにとどまり、
卒業後、まったくボールを触らないまま今に至るわけですが、
こんな程度の私でもハンドボールというスポーツは特別なのです。
・・・っていうか、今「ハンドボール」って言うと、
今の流行に乗っているだけみたいで複雑な気持ちもあるくらい。
しかも、試合の様子を見ているとうずうずしてきます。
なんか、またやってみたいなんて恐れ多い気持ちまで。

今回、こうしてニュースになっている様子を見て、
「やり直し試合」なんていう文言がなくてもこれからもっと注目されていくといいなぁと
心から願っています。

・・・なんだかやっぱり「過去の栄光シリーズ」になってしまいました(汗)。
まあ、いまや誰も信じてくれないお話ですから、自己満足の話でもいいですよね(苦笑)。
by mikikasai819 | 2008-01-31 08:21 | でんき(昔の出来事) | Comments(0)