香港旅行記:中
2006年 12月 22日
11月11日。10時まで寝る。もったいない気もしたけど、疲れが抜けなかった。
今日の動きはその疲れ具合から決めようと思っていた。
というのも、マカオに行くべきかどうか・・・である。
かなり面白そうで惹かれたのだが、悩んだ挙句、やめる。
そしてホテルのコンシェルジュにおかゆの名店を聞いて食べに行く。
徒歩5分強の場所にある、地元の人が集うようなお店。

決してきれいではないが、入りにくくはない。
ここでおかゆと、麺を食べる。


圧倒的におかゆの勝ち。これはおいしい。明日も来ようと決意。
そのために、メニューの写真をとりまくる。


スムーズにオーダーが出来るように♪
さて、マカオ行きをやめた今、私たちがメインに決めた場所はランタオ島。
地下鉄を乗り継いで向かう。
(香港ディズニーランドの先の駅)

ここにゴンピン360というロープウェイが今年6月にできたようなのだ。

観光客というより地元の人も多そう。

ゴンドラに10人いっぺんに乗る。すごい相乗りだ。


いざ、出発してみて、すぐに感動の嵐。
海と山がまさに360度見られて飛行場も上から眺められてビルも見られて最高。



この眺めは高所恐怖症じゃない方にはお勧め。相当の価値がある。

乗り物ってすぐに終わってしまうのが寂しいところだが、
20分ほど乗っているので、充分楽しめる。

あっ、遠くに大仏が!

どんどん近くに見えてくる!

ゴンドラから降りたところはちょっとした広場になっていて、
ここでジェラートを食べる。

このランタオ島にある大仏を拝みに、かなりの段数がある階段を必死に上がる。

そして、非常に疲れて、すぐさま階段下りて帰る(苦笑)。
帰りのゴンドラは行きよりスムーズに乗れた。
同じ景色だが、やはり感動。
そして、下りる直前に写真撮影ポイントがあることに気づく。
(よく、遊園地のジェットコースターの落下ポイントにある感じ)
「がんばってみよう!」
事前に確認して、いい位置で笑顔!
・・うまくいったはずが、ゴンドラの横の突起部分?で
顔が半分隠れていた。ショック・・・。
まあ、とにかくゴンピン360は来てよかった。
さて、おなかがすいた。おかゆのあとジェラートしか食べていない。
というのも、飲茶を食べたいから、ランタオ島を出てからにしようと思っていたのだ。
しかし、調べていくうちに、げんなりしてきた。
飲茶というのは、お昼に食べるもので、
夕方・夜になると終わってしまうところが大半なのだ。
大半は16時半までと書いてある。
ゴンピン360で戻ってきたのが15時半過ぎ。街にまた繰り出したら・・・微妙なライン。
おなかもすいて疲れも出てきた。とりあえず地下鉄で気になった店に向かうことに。
おいしい飲茶にありつけますように・・・。
しかし、その祈りは届かず、ことごとく断られた。
明らかにまだ終了時間前でもNGというところもあり、
それを交渉できない自分の英語力のなさに腹が立ってきた。
そして、街はとにかくすごい人の数。まっすぐ歩けない。
この頃から疲れというのは体力的というよりむしろ精神的なものに変わっていた。
なんというか、帰国直後に書いたように、エネルギーを吸い取られてしまう感じなのだ。
もういやだ。なぜこんなに疲れるのだ。
それは私だけでなく、相方も感じていたようだ。おかしい、何かがおかしい。
今思えば、今回、香港に行くにあたって、多分、予習不足だったのだと思う。
旅好きな私たちは、だいぶ前からさまざまな情報を、有名なものだけでなく、
知られざる口コミにいたるまで仕入れてからいくことが多いのだが、
明らかに今回はお互い忙しくて(私もまずはひとり旅に集中してしまって)
分かっているはずのことが分からない、
ある案がダメだったときの代替案が浮かばないというジレンマに陥ったのだろう。
結局、ガイドブックの中から1日飲茶を提供しているというレストラン情報を発見!
最後の望みをかけて訪ねたが、結局点心のメニューは出されず、グランドメニュー・・・。
店員の愛想も悪い。
この時点で疲れが最高潮。相当の険悪ムード。
誰が悪いわけでもないのだが、お互い電池切れという感じだった。
日本でも言い合いなんてしないのに、香港に来てイライラをぶつけ合い泣きたくなった。
「ちょっと落ちつこう」「うん、今の私たち、精神状態がよくない」
あ、ちなみにこの店で自暴自棄になりながら頼んだのが野菜炒めとチャーハン。
(思考能力がゼロだったので、目に入った妥当なものを注文)
・・食べたら少し復活した。単純なように聞こえるかもしれないが、
それだけ空腹感も限界だったのだろう。
しかも、このときデジカメの電池も切れてしまった・・・こちらも限界か。
(そんなわけでこのあとは写真なし)
周りは日本人だらけだった。ガイドブック効果だろう、多分、いや絶対。
ここで一息入れて、フェリー乗り場に行き、冷静に今後の予定を立てることに。
ちょうど香港島の夜景がきれいに輝きだした時間帯で、
光の祭典を見るべく、場所取りをすることにした。
じっとしているのがキライな私にとっては場所取りなんて技は苦痛のはずなのだが、
ゆっくり出来て結果的にはいい効果をもたらしたと思う。
待つこと1時間半。
20時ジャスト。始まった。レーザーでのショー。
笑。
音楽が中華っぽい(笑)。雑技団の演技に使われそうな軽快なリズム!
著作権の問題もあるだろうけど、もっとムーディーな映画音楽とか使えばいいのに(笑)。
明らかにデート向きではない(笑)。
笑いすぎ?いや、本当に、楽しいひとときだった。
それぞれのビルに人格があるかのように、
みんながんばってレーザーを発しているように見えた(笑)。
感想は・・・ショー以外の静かなほうが夜景自体がきれい(爆)。
終わってからフェリーで香港島へ。
少し歩いて、「皇記」という24時間飲茶が食べられる店へ。
そう、私たちはあきらめていなかった。
この店は、いわゆる「飲茶のファーストフード」。
セルフサービスで頼む仕組みだ。ここなら味はともかく、飲茶を食べられる。
ちょっとしたチャレンジ。あらかじめ食べたいメニューをメモしていった。
その漢字を見せて、5品頼む。
食券制だったのだが、ここの受付のおばさまがとてもいい人だった。
地下鉄でモンコックへ帰ってきた。ランガムプレイスのモールの中を見る。
予想以上にいろいろな店が入ってるんだなぁ。
ホテルへ戻って変圧器を借りて、デジカメを充電した。
そして、この日も疲れがどっと押し寄せて、気づけば夢の中・・・。
本当に我ながら全力で旅をする人間だ。
TO BE CONTINUED・・・
今日の動きはその疲れ具合から決めようと思っていた。
というのも、マカオに行くべきかどうか・・・である。
かなり面白そうで惹かれたのだが、悩んだ挙句、やめる。
そしてホテルのコンシェルジュにおかゆの名店を聞いて食べに行く。
徒歩5分強の場所にある、地元の人が集うようなお店。

決してきれいではないが、入りにくくはない。
ここでおかゆと、麺を食べる。


圧倒的におかゆの勝ち。これはおいしい。明日も来ようと決意。
そのために、メニューの写真をとりまくる。


スムーズにオーダーが出来るように♪
さて、マカオ行きをやめた今、私たちがメインに決めた場所はランタオ島。
地下鉄を乗り継いで向かう。
(香港ディズニーランドの先の駅)

ここにゴンピン360というロープウェイが今年6月にできたようなのだ。

観光客というより地元の人も多そう。

ゴンドラに10人いっぺんに乗る。すごい相乗りだ。


いざ、出発してみて、すぐに感動の嵐。
海と山がまさに360度見られて飛行場も上から眺められてビルも見られて最高。



この眺めは高所恐怖症じゃない方にはお勧め。相当の価値がある。

乗り物ってすぐに終わってしまうのが寂しいところだが、
20分ほど乗っているので、充分楽しめる。

あっ、遠くに大仏が!

どんどん近くに見えてくる!

ゴンドラから降りたところはちょっとした広場になっていて、
ここでジェラートを食べる。

このランタオ島にある大仏を拝みに、かなりの段数がある階段を必死に上がる。

そして、非常に疲れて、すぐさま階段下りて帰る(苦笑)。
帰りのゴンドラは行きよりスムーズに乗れた。
同じ景色だが、やはり感動。
そして、下りる直前に写真撮影ポイントがあることに気づく。
(よく、遊園地のジェットコースターの落下ポイントにある感じ)
「がんばってみよう!」
事前に確認して、いい位置で笑顔!
・・うまくいったはずが、ゴンドラの横の突起部分?で
顔が半分隠れていた。ショック・・・。
まあ、とにかくゴンピン360は来てよかった。
さて、おなかがすいた。おかゆのあとジェラートしか食べていない。
というのも、飲茶を食べたいから、ランタオ島を出てからにしようと思っていたのだ。
しかし、調べていくうちに、げんなりしてきた。
飲茶というのは、お昼に食べるもので、
夕方・夜になると終わってしまうところが大半なのだ。
大半は16時半までと書いてある。
ゴンピン360で戻ってきたのが15時半過ぎ。街にまた繰り出したら・・・微妙なライン。
おなかもすいて疲れも出てきた。とりあえず地下鉄で気になった店に向かうことに。
おいしい飲茶にありつけますように・・・。
しかし、その祈りは届かず、ことごとく断られた。
明らかにまだ終了時間前でもNGというところもあり、
それを交渉できない自分の英語力のなさに腹が立ってきた。
そして、街はとにかくすごい人の数。まっすぐ歩けない。
この頃から疲れというのは体力的というよりむしろ精神的なものに変わっていた。
なんというか、帰国直後に書いたように、エネルギーを吸い取られてしまう感じなのだ。
もういやだ。なぜこんなに疲れるのだ。
それは私だけでなく、相方も感じていたようだ。おかしい、何かがおかしい。
今思えば、今回、香港に行くにあたって、多分、予習不足だったのだと思う。
旅好きな私たちは、だいぶ前からさまざまな情報を、有名なものだけでなく、
知られざる口コミにいたるまで仕入れてからいくことが多いのだが、
明らかに今回はお互い忙しくて(私もまずはひとり旅に集中してしまって)
分かっているはずのことが分からない、
ある案がダメだったときの代替案が浮かばないというジレンマに陥ったのだろう。
結局、ガイドブックの中から1日飲茶を提供しているというレストラン情報を発見!
最後の望みをかけて訪ねたが、結局点心のメニューは出されず、グランドメニュー・・・。
店員の愛想も悪い。
この時点で疲れが最高潮。相当の険悪ムード。
誰が悪いわけでもないのだが、お互い電池切れという感じだった。
日本でも言い合いなんてしないのに、香港に来てイライラをぶつけ合い泣きたくなった。
「ちょっと落ちつこう」「うん、今の私たち、精神状態がよくない」
あ、ちなみにこの店で自暴自棄になりながら頼んだのが野菜炒めとチャーハン。
(思考能力がゼロだったので、目に入った妥当なものを注文)
・・食べたら少し復活した。単純なように聞こえるかもしれないが、
それだけ空腹感も限界だったのだろう。
しかも、このときデジカメの電池も切れてしまった・・・こちらも限界か。
(そんなわけでこのあとは写真なし)
周りは日本人だらけだった。ガイドブック効果だろう、多分、いや絶対。
ここで一息入れて、フェリー乗り場に行き、冷静に今後の予定を立てることに。
ちょうど香港島の夜景がきれいに輝きだした時間帯で、
光の祭典を見るべく、場所取りをすることにした。
じっとしているのがキライな私にとっては場所取りなんて技は苦痛のはずなのだが、
ゆっくり出来て結果的にはいい効果をもたらしたと思う。
待つこと1時間半。
20時ジャスト。始まった。レーザーでのショー。
笑。
音楽が中華っぽい(笑)。雑技団の演技に使われそうな軽快なリズム!
著作権の問題もあるだろうけど、もっとムーディーな映画音楽とか使えばいいのに(笑)。
明らかにデート向きではない(笑)。
笑いすぎ?いや、本当に、楽しいひとときだった。
それぞれのビルに人格があるかのように、
みんながんばってレーザーを発しているように見えた(笑)。
感想は・・・ショー以外の静かなほうが夜景自体がきれい(爆)。
終わってからフェリーで香港島へ。
少し歩いて、「皇記」という24時間飲茶が食べられる店へ。
そう、私たちはあきらめていなかった。
この店は、いわゆる「飲茶のファーストフード」。
セルフサービスで頼む仕組みだ。ここなら味はともかく、飲茶を食べられる。
ちょっとしたチャレンジ。あらかじめ食べたいメニューをメモしていった。
その漢字を見せて、5品頼む。
食券制だったのだが、ここの受付のおばさまがとてもいい人だった。
地下鉄でモンコックへ帰ってきた。ランガムプレイスのモールの中を見る。
予想以上にいろいろな店が入ってるんだなぁ。
ホテルへ戻って変圧器を借りて、デジカメを充電した。
そして、この日も疲れがどっと押し寄せて、気づけば夢の中・・・。
本当に我ながら全力で旅をする人間だ。
TO BE CONTINUED・・・
by mikikasai819
| 2006-12-22 23:22
| りょこうき(旅の記録)
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