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いらっしゃいませ2

さっき、「いらっしゃいませ」の話を書いたのですが、
いらっしゃいませ1参照)
ひとつ、幼い頃の話を思い出したので、記しておきます。

私の実家は寝具店を営んでいます。
今でこそ商店街(小売店)の勢いは衰えてしまっていますが、
私が小さい頃は売り出しともなるとお客さんがあふれ、活気がありました。
商店街には実に様々なお店があって、皆さんにかわいがっていただきました。
目の前のスーパーの中の八百屋さん、魚屋さん、お菓子屋さん、
乾物屋さん、お肉屋さん・・・
隣の靴屋さん、その先のお蕎麦屋さん、居酒屋さん、豆腐屋さん、
電気屋さん、薬屋さん・・・
そんな中、色々なお店を見ていて子供心にまねしたかったことが
「いらっしゃいませー」という呼び込み。

なんだか「お店」って感じがして(笑)。

しかも八百屋さんや魚屋さんなどは
「へい、らっしゃい、安いよー」などととにかくイキがいいのです。

よし、わたしもがんばって「いらっしゃいませ」を言って、お店に人を呼び込もう!

確か、小学校の1~2年生くらいだったと思います。
いざ、店の前に立ち、大きく息を吸ってせーの!

「い、い、いらっしゃいませぇぇぇ。・・・・・(><)」

道行く人の目が気になって、恥ずかしくて、か細い声しか出せません。
(だったらやるな!って感じですよね・・・笑。そこが子供ならでは。)

「やすいですよぅ。いらっしゃいませぇ。」

ただの独り言にしか聞こえないくらいの声でボソボソ言っていました。
(本当にやるな!って感じですよね・・・苦笑。)

すると、しばらくして店から母が出てきて
「あのね、うちはそういうことしなくていいから、中に入りなさい」

・・・いいってさ。「いらっしゃいませ」はいらないってさ。(爆)

確かに、今冷静に考えれば、
寝具というのは安く叩き売りをするものではなく、
ゆっくり店内に入って見てもらうものであり、生鮮食品とは違うのです。
ジャンルによって異なるということを私は知りませんでした。

しかも、正直100円200円で買える安さではありませんね(汗)。
「やすいですよぉぉぉ」は何をもって安いというのか、子供にはわかりません。
完全に近所のお店のおじさんたちの真似でしたから。

恥ずかしさいっぱいで、志半ばで呼び込み終了(笑)。

店に入るやいなや、お客さま来店。
「いらっしゃいませ、どうもー、こんにちは-」
自然な流れでお迎えする両親の姿は、
意味も分からずボソボソ言っていた幼い私と明らかに異なり、恥ずかしさ最高潮。
さらに顔が赤く(青く?)なったみきちゃんなのでした。

by mikikasai819 | 2006-12-19 23:14 | でんき(昔の出来事) | Comments(0)