クリスマスソング解禁!?

新しい携帯電話ではテレビも見られてラジオも聴けるので、
最近なるべく使いこなせるようにしている私ですが、
昨日ラジオを聴いていたら、山下達郎の「クリスマスイブ」が流れてきました。
クリスマスソングの王道ですね。

すると、パーソナリティーが後奏のあたりで曲にのせながら
「ラジオ関係のみなさーん、解禁ですよー。」
というコメントをしていて、思わず笑ってしまいました。

そう、クリスマスソングってタイミングがあるんですよ。
あまりに早くから流しまくってると季節感ないし、
そうかといって、出し惜しみしているとあっという間にシーズンは過ぎてしまう。
旬な曲というのは難しいものです。
ちなみに、昨日流れてきたときは「あー、もうそんな季節か」と痛感しながらも
結局のところ心の中で口ずさんでしまっていました。

FM群馬時代、私はただ喋っていたのではなく、自分の番組の選曲も担当していました。
当然、クリスマスイブの日はあれこれ考えました。
いただくリクエストの中には
「これから彼とデートなのでクリスマスソングガンガンかけてください」っていうのもあるし、
「どうせ仕事だし、演歌でも聞きたい気分です」っていうのもある(苦笑)。
先程の「クリスマスイブ」だって、名曲とわかっていながらも、
「もう、結構です。聞き飽きました」って思う人もたーくさんいるわけです。
まあ、それだけ正直ラジオから同じような曲がたくさん流れてくるのは否めません。

そこで、私が最後に担当していた「@JCT」という番組の中で、
今でも鮮明に覚えている企画は、

「クリスマス嬉しい!という歌詞の曲と、クリスマス悲しい!という歌詞の曲を交互にかける」

これ、自己満足かもしれませんが、なかなか面白かったです。

再び、山下達郎「クリスマスイブ」。
この曲をBGMに愛を語り合うカップルもいるかもしれませんが、
詩をちゃーんと聞くと

「きっと君はこない ひとりきりのクリスマスイブ」ですよ!!!!!!!!(!が多すぎ!)

ちなみに、私がセレクトしたのは、

1:山下達郎/クリスマスイブ (悲)
2:Dreams Come True/サンタと天使が笑う夜 (喜)
3:辛島美登里/サイレントイブ (悲)
4:松任谷由実/恋人がサンタクロース (喜)
5:B’z/いつかのメリークリスマス (悲)
6:JUDY AND MARY/クリスマス (喜)
7:稲垣潤一/メリークリスマスがいえない (悲)
8:TOKIO/DING DONG (喜)

確かこんなラインナップでした。ええ、もう、8を除いて全部コテコテ有名曲です。
(8も知っている人は知っているでしょうけど、この年(=2002年)に少し流行ったのでした。)

もちろん番組の時間がもっとあれば、もっともっとマニアックな曲も入れましたよ。
ちなみに、私が個人的に隠れた名曲だと思っているのは、
DEEN(懐かしい!)のChristmas timeです。
メロディーと歌声が琴線にふれるのです。これは本当にお気に入りです。
機会があったら聞いて欲しい1曲です。

あとは、中学時代に実はよく聞いていた、
南野陽子の「スノーフレイク」というクリスマスアルバム(笑)。
あれも、キュン♪とします。結構名曲揃いです。
あのカセットテープ、さすがに見つからないかなぁ・・・。中学時代の象徴だなぁ。

あ、あとは、もう、これは子供も知っている、「We wish a Merry Christmas」。
これをCMなどで聞くと、なんだか暖炉の前に家族といる図を想像します。
(注:イメージね、イメージ。第一、我が家は暖炉なんてないし!笑)
そして、「And A Happy New Year」って続く歌詞に、
「そうなのよそうなのよ、クリスマスが去ったら容赦なく正月よ!」って気分になるのです(笑)。

・・・はっ、路線がだいぶずれた!

というわけで、あなたの好きなクリスマスソングはどんな曲ですか?
その曲は幸せな歌詞ですか?それとも、悲しい歌詞ですか?
実は注目してみると、案外発見があるかもしれませんね。
Commented by たかQ at 2006-12-05 20:47 x
クリスマスソング耳にする機会増えましたねぇ。個人的には悲しい系の
クリスマスソングが好きです。河西さんセレクトの「いつかのメリークリスマス」
あたりはドンピシャですねぇ。あとクリスマスと正月の間の微妙な時期を
歌にした、ユニコーン「雪が降る町」は非常に独特な雰囲気をみごとに
表した歌詞だと思います。クリスマスソングではありませんが(笑)

それと上記の内容と関係ありませんが、FMというラジオのお仕事に
携わっていた河西さんに質問があります。FMっていうと音楽っていう
イメージがある方が多いと思います。しかしAMってFMほどは音楽を
かけてくれないですよね。←勝手なイメージかな?
確かに音質面を考えるとFMで音楽を聴いた方がいいとは思いますが、
FMとAMの社会的役割の違いってあるんですかねぇ?
くだらないこと聞いてゴメンサイ。 
Commented by mikikasai819 at 2006-12-08 01:09
たかQさん、FMとAMの違いについてということですね♪
そもそも、今ってもう、FMとAMに大差はないと思うんです。
もちろん、周波数の幅などによる
技術的なこと(音質の良し悪し)はありますけど、
もともとFMとAMの役割が明らかに違っていたのって、
TOKYO FMがエフエム東京といっていた頃にクラシックを流していた、
あのあたりまでさかのぼる気がします。(あまり詳しくありませんが)
個人的にFMとAMの違いを語るとすれば、あくまで私自身は、

FM・・・音楽と音楽の間をトークでつなぐ
AM・・・トークとトークの間を音楽でつなぐ

本来、こんな感じであるべきかなーと認識しています。
実際FM群馬は同じ地域にAM放送局がなかったので
AMの役割をむしろ果たしているように思います。
(高校野球実況もあるし、政治や経済の情報もあるし。)
いずれにしても、ラジオというもの自体はFMでもAMでも
最も身近&手軽なメディアであることは間違いないと思います。
(聞く習慣さえつけば・・・です) こんな回答でお許しいただけますか?
Commented by たかQ at 2006-12-09 17:58 x
回答ありがとうござました。FMとAMの違い、なるほど河西さんのご意見
に私も納得です!
ちなみに私は昼間に営業車で行動しておりますので、ラジオがもっとも
手軽なメディアとなってます。残念ながらAMしか聞けませんが。
Commented by ひさ at 2006-12-11 21:57 x
みきさんこんばんわ。
南野陽子のスノーフレークを見て懐かしさでいっぱいでした。
わたしも中学の時によく聴いていました。胸がキュンとなるような
せつない感じの曲が多かったですね。
あの頃はカセットテープでしたね。まだ探せばあるかなー。
美紀さんもスノーフレークが好きだったなんてうれしいな~☆
Commented by mikikasai819 at 2006-12-12 01:30
ひささん、スノーフレイクに食いついてくれて嬉しいです♪
懐かしいですよねー。
おっしゃるとおり、当時はもちろんカセットテープでした。
「12月、風の糸で」という曲が、やけに印象に残っています。
(実は、さっきから頭の中をこのメロディーがぐるぐる回っている・・・笑)
本当に、あのテープどこにあるかなぁ・・・
発掘できる前に冬が終わってしまいそう・・・!?
by mikikasai819 | 2006-12-05 19:01 | にっき(日々の出来事) | Comments(5)

元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。


by mikikasai819