人気ブログランキング | 話題のタグを見る

千里の道も5級から。

久しぶりに、家で絶叫しました。
「部屋がきたなーい!!!あああ、掃除しなきゃー!!!!」
いや、それはいつものこと。(主婦失格)

そうではなくて。

「受かったー!!!!やったあー!!!」

実は私、先月こっそり?イタリア語検定を受検しておりまして、
その結果が届いたのでした。

今回は5級を受験。

「なーんだ、5級?」

そう、思いましたか?
私も最初受験前は思いました。「5級なんて受ける意味あるの??」とすら。
だって、英検だったら、
5級っていったら中学1年生終了レベルで受かるくらいだよ?

いや、これがもう、イタリア語検定となるととてつもなく難しいのです。
(おそらく、ほかの第2外国語といわれるものはそうなのだと思う)
合格率も結構低いので、いい加減に勉強していると受かりません。

イタリア語の学校に通いだしたのが去年だから、1年たったことだし、
何か目標があったほうが頑張れるよなぁ・・・でも忙しいからなぁ・・・うーん、どうしよう・・・。

結局ギリギリまで迷いに迷って、受験を決断しました。

ただし、誰にも内緒で。
だって、不合格だったら報告したくないんだもの・・・(苦笑)。

それなら必死に勉強すればいいだろうに!といわれそうですが、
言い訳をすると、えーっと、仕事が忙しいこともあり、なかなか勉強できず、
結局本腰入れ始めたのは2週間前・・・(爆)。
でも、やり始めてしまったらやっぱり受かりたい。
そんな不純な気持ちを持ちつつ、最後はなんだかんだと真剣でした。

受けたのは10月1日(日)。
今から1ヶ月前です。東京・渋谷の青山学院大学のキャンパスで受験しました。

最初はリスニング。ここで早速、撃沈。
文法は練習していたのですが、やはりリスニングは明らかに勉強不足。

容赦ないネイティブスピード。

選択肢がどれも合っているように思えるのです。
汗が全身から吹き出ます。

このリスニングテストが22問、筆記問題が35問、あわせて58問。
しかもつらいのは、

リスニングと筆記、両方ともに基準をクリアしなくては合格とみなさないとのこと。
トータルの点数だけクリアしてもダメなのです(涙)。


筆記はまあたぶん大丈夫だろうけど、リスニングはボロボロ・・・
ということで、ふらふらになりながら試験を終えて、あとは結果を待つのみでした。

結果がポストに入っていて、その封筒を持ったとき、「あ、落ちたな」と思いました。

やけに書類がたくさん入っているのです。

学生時代、大学入試や就職試験の結果の場合は、
ただ紙切れ1枚だと結果のみの紙=不合格で、
何かがほかに入っていて分厚い場合は次の試験のお知らせ=合格!という感じですが、
今回はもともと自信があまりなかったから
「ダメだったから次回もトライしてください」っていう意味かと純粋に思ったのです。

実際、入っていたのは次回「4級受験のご案内」だったのですけどね(笑)。

で、得点の内訳もご丁寧に書いてくださっていて、リスニングは・・・基準の1点上でした。
ギリギリセーフ!!!
筆記は8割得点できていたので余裕がありました。がんばった甲斐がありました。

そして、驚いたのは、合格率・・

千里の道も5級から。_e0039787_22102477.jpg


え?5級は53.3%?
半分近くが不合格だったんだ・・・。ひょえー!!!

(しかも4級・3級とあがるにつれ、さらに合格率が低い・・・こりゃ相当な難関だ!)

あー、よかった。もう、5級の勉強をしなくていい!

改めて、喜びをかみ締めました。

努力が報われるって素敵なことだわ。(100%努力したかといわれると自信ないですが)
とにかく、また今日からがんばっていこうと決意を新たにさせてくれた、
うれしい出来事でした。「5級」に感謝です。

※ちょうど今日、イタリア語の授業があったので、担当のミナ先生(イタリア人)に報告したら、
先生は先生で日本語検定2級のテキストを見せてくれて頭を抱えていました。
見せてもらったら・・・なんと難しいことよ!
日本人も真っ青!っていうような漢字の読みなどがズラリ!

・・・語学は奥が深いです。
ちなみにミナ先生ご自身は日本語会話ペラペラです。

※2 去年まで授業が一緒だったオペラ歌手のTAKAOさん、
イタリアに行くため休会してそれっきりご無沙汰だったのですが、
なんと今日の授業に出席しているではありませんか!
約1年ぶりの再会となりました。かなり興奮!
「うわー、元気でした?」「イタリアはどうでした???」
それこそ先生に「イタリア語で質問しましょうね」と笑われました。
授業のあとTAKAOさんに「いやー、ずいぶん上達されましたよね」って言われて
私自身はまったくそんなことないと思っているのですが、
1年前は過去形も未来形も分からなかったし単語数も限られていたし、
確かに月日は流れているんですねぇとしみじみしました。
そうそう、別れ際に、「最後に会ったのは去年の魔の忘年会でしたねー、
あの時は本当にごめんなさい!リベンジさせてくださいね!」と約束を取り付けました。
(また来月イタリアに帰ってしまうそうなので、それまでに絶対!!!!)
魔の忘年会とは何のこと?という方はこちら
Commented by 立ち寄ってみた学習者 at 2006-11-16 17:40 x
おめでとうございます。私は何度がんばっても英検2級が受かりません。
だいぶ前ですが準2級なるものが出来てから2級が難しくなったのか、
私がまじめに勉強しないまま毎回受験しちゃうせいか、
そろそろ何のために受けてるのか分からなくなっていました。
でも、次こそがんばってみたいと決意を新たにしました。
合格通知って最高ですものね。
Commented by mikikasai819 at 2006-11-20 00:54
立ち寄ってみた学習者さん、ありがとうございます。
何のためにがんばるのか。
確かに、目標だけを定めても目的を見失うとつらいですよね。
でも、1歩1歩進むことで目的が見つかることもあるかもしれませんね。
私はたぶん後者かもしれません。
いつの日か、イタリア語を自由自在に操りたい!
そこに理屈はないのです・・・(苦笑)。
by mikikasai819 | 2006-11-15 22:35 | にっき(日々の出来事) | Comments(2)