元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。

by mikikasai819

七転八倒 その1

さて、火曜日に携帯で悪寒と戦いながら書いた内容について、
その後のお話を3回に分けて書きたいと思います。
タイトルは「七転八倒」まさにそのものでしたが、
サブタイトルをつけるとすると・・・
「病気・点滴・かさいみき☆やっと復帰☆」って感じです。

本文に入る前に、今回の体調不良によりご迷惑をかけた皆様、心配をおかけした皆様、
会う約束をキャンセルしてしまった大好きな友達・先輩・・・本当にごめんなさい。
ちょっとやそっとの風邪なら絶対に行ったのですが・・・(涙)。

帰宅後、・・・布団に入ってみて、関節痛があまりにひどくなったので、
これは確実に熱があるのだろうと判断し、
気が進まなかったのですが、念のためリビングで熱を測ってみました。
その上昇速度が、凄まじかったです。

測定開始スタート

1秒後・・・32.6℃(まだはじめたばかりですから)

2秒後・・・36.2℃(え?いきなり?速い!!
2と6がひっくり返っただけだったのでよく覚えています。)

3秒後・・・37.4℃(一気に気分が暗くなりました。やはり熱あったか)

悔しくて目を閉じて、体温計を凝視するのをやめましたが、
このあともそのまま体温計は少しずつあがっていき、
ピピッ♪ピピッ♪とかわいいけど無機質な音で測定終了・・・


その数値は、38.9℃


・・・あがりすぎだぁぁ!!!!(涙)

久しぶりの高熱です。喉の痛みも、扁桃腺の腫れからきているのでしょう。
水はもちろん、唾を飲み込むのも痛いくらいでした。
さらに、あんなに寒かったのに、だんだんと体が火照ってきました。
顔も真っ赤で、とても立っていられません。
あんなに恋しかった布団には、熱くてとても入っていたくない・・・
でもとりあえず横になり、のたうちまわっておりました・・・。
こんなの本当にいつ以来だろう・・・
考えてみれば、2002年、FMぐんま退社最終日の番組以来かもしれない・・・

でも、そのときと違うこと、それは1人暮らしではないこと。
主人には色々助けてもらいました・・・
精神的に非常に支えになりました・・・
でも、結局のところ、この苦しさを治すには医者に行くのが一番。
とりあえず明朝すぐ病院に行くことにしました。

ところが、その「朝」というのがこんなにも遠いものだとは!!
逆にいうと、こんなにも「夜」が長いものだとは!!
普段は「死んだように眠ってる」といわれるほど
昼まで一度も起きずに寝ている私が、ちっとも寝られないのです。
熱のせいでゼーゼー言いながら頑張って目を閉じてみても
次に目覚めるとまだ30分~1時間しか経っていない。
水が飲みたい!でも、飲むと激痛が走る!!
でも、飲まないと苦しいから無理矢理飲む!
そんなことを繰り返してようやく朝になりました。

主人は休むわけにはいかず、会社へ出勤。
さあ、どうしようか。相変わらず体は熱い。まったく良くなっていない。(当たり前)
テレビでは私の日課となっている
連続テレビ小説「純情きらり」がやっていたのですが、
熱のせいで目がチカチカして、画面を凝視できません。
当然、ストーリーも頭に入ってこなくて、苦笑い。

さて、病院はどこにしよう。相変わらずこのあたりの医者のことはよくわかりません。
耳鼻咽喉科は2件、どちらも非常によかったのですが、
今回は喉だけじゃないから内科に行くしかないか・・・
(シャレを言っている場合じゃない)。
とりあえず、最寄り駅の近くの内科に、診療時間20分前に行きました。
めがねをかけてマスクをして9割方すっぴんで、ひどい状態です。
まあ、医者におしゃれしていくのもどうかと思いますけどね、
とにかく歩くことも精一杯だったわけです。

診療受付は既に始まっていて、私の順番は5番。ご年配の方が多かったです。
「熱を念のためそちらの椅子で測ってください」
受付で体温計を渡されました。そういえば、今朝は測っていないなぁ。
まあ、良くなっているはずもないんだけどなぁ。
そう思って、いざ検温。・・・ピピピッ♪ピピピッ♪
(ピの音が我が家のより1つ多かった・・・ってどうでもいいですけど)
これまた結構すぐ結果がでるものだなぁ。
(体温が高いときはぐんぐん上がるので速い気がしますが気のせい?)

結果は・・・38.5℃

少しだけ下がったか?と思ってよく見ると・・・


8じゃないよ!9だよ!


というわけで、正解は・・・39.5℃!!!


・・・さらにあがっている!!一瞬、眩暈がしました。

大人になってからの39度台は記憶がありません。
私、平熱35度台なんですけど・・・という感じでした。
そして、受付で「こうなりました」と手渡すと、看護師さんが3人そろって覗き込み、
息をのんで、体温計の表示と私の顔とを交互に見ていました。
ちょっと注目を浴びた気分(笑)。←実際は弱々しく、心の中の笑いです。
こういうつらい状態でも人間観察&診察室ウォッチングしようとしてしまう私、
もうこれは性格ですね。

再び待合室のソファーに座っていると、看護師さんから名前を呼ばれました。

「横の扉からお入りください」

横の扉?なんと、診察室の扉とは別のところに指示されたのです。
おそるおそる入ってみると、そこにはベッドが。

「熱が高いので、横になって休んでください。順番は早めますから。」

!!ありがたい!!そんな措置がとっていただけるの?
先に来ていた皆様には本当に申し訳なかったのですが、
このときばかりは涙が出そうでした。

しかし次の瞬間、

「あっ、診察の前に、これから血液検査しますからね」

え?そうなの・・・?注射や点滴は想像していたのですが血液検査とは!
(別に怖がっていませんよ・・・)
ベッドに横になりながら採血し、看護師さんに
「もうすぐ診察ですからね。寒いですか?熱いですか?」と問われ、
「熱いです」と答えた記憶があります。
(正直このあたりは意識が朦朧)
そして、いよいよ診察室へ。いいお医者さんだといいなぁ・・・。

長いですよね、私の文章(苦笑)。
いったん、ここで区切ります。でも、すぐ続きを書いちゃいますよ。
by mikikasai819 | 2006-07-20 22:52 | にっき(日々の出来事) | Comments(2)
Commented by kiyonee at 2006-07-20 23:07 x
もう復活しているのだと書いてあるので、安心しましたが、
かなりドキドキ、ハラハラして一気に読んでしまいました。
大変だったね。治ってよかったけどね!
しかし、う~、どんなお医者さまだったのか、
どうやって回復したのか、
続きがきになるよ~!
Commented by mikikasai819 at 2006-07-24 01:09
一気に読んでいただき感謝!
1.2,3と、本当に色々ドラマがありました。