2006年 05月 16日
仕事中、何をやっているか
最近、「はたらき」のカテゴリをあまり書いていないのですが、
もちろん、ちゃんと働いていますよ(苦笑)。
ただ、よく聞かれるのが「野球のお仕事のイメージがわかない!」という内容。
「実況してるのですか?」
「ウグイス嬢とは違います?」
「野球場に行ってるわけではないんですよね?」
「スタッフは何人くらいいるの?」
「野球選手と出会える?」
「野球のチケットは手に入る?」
最後の2つには苦笑い。でも、実際気になるところですよね。
ではすべてをひっくるめてお答えしていきたいと思います。
(すでに知っている人はごめんなさい)
まず、17時に港区・青海のJSPORTSに到着。
野球のオフシーズンに読んでいたSNTV(海外スポーツニュース)の収録。
あらかじめディレクターが編集している30秒の動画にあわせて読んでいきます。
野球だけではなく・・・というより野球以外のスポーツが主で、
海外選手の動きなどを伝えています。
今後はサッカーW杯もあるので、どんな内容が増えてくるのかな・・・。
収録後、一息入れて野球の準備。
対戦カード、先発投手、見どころなどを確認します。
そして、18時から試合がスタート。
私の目の前には6台のテレビが横1列に並んでいます。
セ・パ6試合すべてを映し出すためです。
もちろん、すべてを同時に見ることは不可能ですが、
何か試合に動きがあったときにはすぐチェックします。
自ら原稿をつくることもあるため、常時メモはとっています。
なお、私の横にも6台のテレビが、これまた横1列に並んでいます。
こちらはディレクターさん用。3人のディレクターが1人1~2試合ずつ担当します。
私と違い、ただ見ているだけにはいきません。
試合の動きに合わせて画像を取り込み、編集し、
3時間以上の試合を30秒のハイライトにまとめるのです。
しかも、速報!スポーツTVというサイトの名の通り、速報性が重要となるわけです。
というわけで、私はテレビに囲まれた部屋で仕事をしているわけです。
試合が終わると、ディレクターさんから原稿が出されます。
30秒におさめなければならないため、まずは読みながら時間を計ります。
無理矢理入れても聞きづらいのはよくありませんから、
出来上がってくる動画を見ながら、タイミングも確認します。
また、原稿に間違いがないかどうか・・・選手名、点数、イニングなどのチェックもします。
そして、いざ収録です。
ブースに入り、ディレクターからのカウントダウンで、読み始めます。
スポーツの原稿は普通の社会ニュースとは違ったリズムが必要になります。
色をつけすぎるのもよくありませんが、
ただ淡々と読んでしまうと、誰がどこでヒットをうったのか、
決勝点はどれだったのか聞き逃してしまいがち。
たったの30秒ですが、その30秒で試合中の興奮や落胆や絶叫の要素を伝えます。
ディレクターさんそれぞれの個性も30秒の原稿の中にうまく入ってきます。
難しいですが、やり甲斐のあるナレーションです。
それを30秒×最大6試合分収録します。
この出来上がった動画を携帯サイトにUPするのは、エンコーダーさんのお仕事。
私の隣の席でいつもパソコンと向かい合っています。
正直、横目でチラッとみても、何をしているのか私には到底理解できません(苦笑)。
でも、どうやったら見やすいサイトになるのか、
どのニュースをトップにもってきたらよいか、常に考えて、
またそれこそ時間との戦いで、早く配信できるように調整している、
まさに縁の下の力持ちです。
そのエンコーダーさんから「動画あがりました!」といわれて初めてホッとします。
というわけで、野球実況ではありませんし、ウグイス嬢でもありません。
球場にはいかず、部屋にこもっています。
選手には当然会えず、チケットも手に入りません(苦笑)。
私がしているのは野球の速報ニュースを読む(&原稿を書く)ことなのです。
30秒×6=180秒。単純に考えて3分しか仕事していないと思われがちですが(苦笑)、
実際その3分以外の動きもお分かりいただけたでしょうか。
試合展開から目が離せないため、たとえばトイレなどで席を立ちたいときは
自分の担当試合のCM中に行くなど気を遣ったり、
お弁当購入は別のスタッフにお願いしたり・・・など、試合が始まったらほとんど動きません。
でも、試合を見ている間、ピリピリ張り詰めた空気・・・というわけではありません。
野球好きなスタッフたちですから、当然盛り上がるところは盛り上がります。
記録がかかった試合などは1球ごとに手に汗握り、
延長戦になりそうな時は終電時刻を気にしながらもテレビを食い入るように見つめ、
劇的サヨナラになったときなどは大騒ぎ。
また、それぞれひいきのチームもある場合、
一喜一憂のコメントがあちらこちらから聞こえてきます(苦笑)。
そんな速報!スポーツTVの制作現場です。
ちなみに、私自身、自宅に到着する平均時間はAM12時半。
それからAM1時に始まるプロ野球ニュース(フジテレビ739)を見て
試合の流れをもう一度確認してから寝るという毎日です。
平均就寝時間はAM2時半です。(お肌に良くない・・・)
お分かりいただけましたでしょうか・・・。
動画を見られる携帯をお持ちの方、ご興味がありましたら、是非♪
もちろん、ちゃんと働いていますよ(苦笑)。
ただ、よく聞かれるのが「野球のお仕事のイメージがわかない!」という内容。
「実況してるのですか?」
「ウグイス嬢とは違います?」
「野球場に行ってるわけではないんですよね?」
「スタッフは何人くらいいるの?」
「野球選手と出会える?」
「野球のチケットは手に入る?」
最後の2つには苦笑い。でも、実際気になるところですよね。
ではすべてをひっくるめてお答えしていきたいと思います。
(すでに知っている人はごめんなさい)
まず、17時に港区・青海のJSPORTSに到着。
野球のオフシーズンに読んでいたSNTV(海外スポーツニュース)の収録。
あらかじめディレクターが編集している30秒の動画にあわせて読んでいきます。
野球だけではなく・・・というより野球以外のスポーツが主で、
海外選手の動きなどを伝えています。
今後はサッカーW杯もあるので、どんな内容が増えてくるのかな・・・。
収録後、一息入れて野球の準備。
対戦カード、先発投手、見どころなどを確認します。
そして、18時から試合がスタート。
私の目の前には6台のテレビが横1列に並んでいます。
セ・パ6試合すべてを映し出すためです。
もちろん、すべてを同時に見ることは不可能ですが、
何か試合に動きがあったときにはすぐチェックします。
自ら原稿をつくることもあるため、常時メモはとっています。
なお、私の横にも6台のテレビが、これまた横1列に並んでいます。
こちらはディレクターさん用。3人のディレクターが1人1~2試合ずつ担当します。
私と違い、ただ見ているだけにはいきません。
試合の動きに合わせて画像を取り込み、編集し、
3時間以上の試合を30秒のハイライトにまとめるのです。
しかも、速報!スポーツTVというサイトの名の通り、速報性が重要となるわけです。
というわけで、私はテレビに囲まれた部屋で仕事をしているわけです。
試合が終わると、ディレクターさんから原稿が出されます。
30秒におさめなければならないため、まずは読みながら時間を計ります。
無理矢理入れても聞きづらいのはよくありませんから、
出来上がってくる動画を見ながら、タイミングも確認します。
また、原稿に間違いがないかどうか・・・選手名、点数、イニングなどのチェックもします。
そして、いざ収録です。
ブースに入り、ディレクターからのカウントダウンで、読み始めます。
スポーツの原稿は普通の社会ニュースとは違ったリズムが必要になります。
色をつけすぎるのもよくありませんが、
ただ淡々と読んでしまうと、誰がどこでヒットをうったのか、
決勝点はどれだったのか聞き逃してしまいがち。
たったの30秒ですが、その30秒で試合中の興奮や落胆や絶叫の要素を伝えます。
ディレクターさんそれぞれの個性も30秒の原稿の中にうまく入ってきます。
難しいですが、やり甲斐のあるナレーションです。
それを30秒×最大6試合分収録します。
この出来上がった動画を携帯サイトにUPするのは、エンコーダーさんのお仕事。
私の隣の席でいつもパソコンと向かい合っています。
正直、横目でチラッとみても、何をしているのか私には到底理解できません(苦笑)。
でも、どうやったら見やすいサイトになるのか、
どのニュースをトップにもってきたらよいか、常に考えて、
またそれこそ時間との戦いで、早く配信できるように調整している、
まさに縁の下の力持ちです。
そのエンコーダーさんから「動画あがりました!」といわれて初めてホッとします。
というわけで、野球実況ではありませんし、ウグイス嬢でもありません。
球場にはいかず、部屋にこもっています。
選手には当然会えず、チケットも手に入りません(苦笑)。
私がしているのは野球の速報ニュースを読む(&原稿を書く)ことなのです。
30秒×6=180秒。単純に考えて3分しか仕事していないと思われがちですが(苦笑)、
実際その3分以外の動きもお分かりいただけたでしょうか。
試合展開から目が離せないため、たとえばトイレなどで席を立ちたいときは
自分の担当試合のCM中に行くなど気を遣ったり、
お弁当購入は別のスタッフにお願いしたり・・・など、試合が始まったらほとんど動きません。
でも、試合を見ている間、ピリピリ張り詰めた空気・・・というわけではありません。
野球好きなスタッフたちですから、当然盛り上がるところは盛り上がります。
記録がかかった試合などは1球ごとに手に汗握り、
延長戦になりそうな時は終電時刻を気にしながらもテレビを食い入るように見つめ、
劇的サヨナラになったときなどは大騒ぎ。
また、それぞれひいきのチームもある場合、
一喜一憂のコメントがあちらこちらから聞こえてきます(苦笑)。
そんな速報!スポーツTVの制作現場です。
ちなみに、私自身、自宅に到着する平均時間はAM12時半。
それからAM1時に始まるプロ野球ニュース(フジテレビ739)を見て
試合の流れをもう一度確認してから寝るという毎日です。
平均就寝時間はAM2時半です。(お肌に良くない・・・)
お分かりいただけましたでしょうか・・・。
動画を見られる携帯をお持ちの方、ご興味がありましたら、是非♪
by mikikasai819
| 2006-05-16 15:20
| はたらき(お仕事)
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