2026年 02月 25日
館林・太田~懐かしく新しい旅【上】
私はエフエム群馬に新卒で入社しました。
4年弱という短い時間でしたが、当時70市町村あった群馬県内をくまなく回りました。
時には仕事で、時にはプライベートで。
学生時代までは群馬県に足を踏み入れたことは
あったかなかったか分からないほどでしたし、
そもそもペーパードライバーでしたし。
しかし、自分が前橋市民になり、マイカーを保有し、
気づけば観光雑誌より詳しくなりました。
・・・と、まあ、それは2002年までのこと。
あの頃とは変わっているところも多くありますが、
それでも前橋・高崎地域には毎年最低1回は訪れています。
今回、連休を使って、太田・館林地域に行くことにしました。
群馬県の東に位置します。私が在職当時はまだ北関東道もなく、
館林方面に前橋から行くのにはかなり時間がかかり、
朝番組の中継をはじめとしたお仕事以外には
なかなかゆっくり訪れる機会がなかったのです。
ふと、無性に行きたくなりました。調べてみたら、さらに行きたくなりました。
というわけで、プチ旅行ではありますが旅行記!です。
☆☆☆
2月21日(土)。
朝はゆっくりして、東京から車で館林インターまで行き、ちょうどお昼時。
最初に向かったのは福よしというとんかつ屋さん。
実は、一昨年の年末に館林の企業の社長から話し方レッスンを依頼されていて、
その時に連れて行っていただいたお店でした。
その美味しさに感動して、いつか再訪したいと思って、ようやく実現の運びとなりました。
広い駐車場も満車で、待っている人がお店の外にあふれていましたが、
比較的すぐに席に案内していただけました。
とんかつのヒレを注文。
こんなに柔らかいヒレカツってあるんだ!と今回も感動。
付け合わせの豚汁も美味しかったです。私の隣のテーブルは家族連れでした。
・・・そして、すみません、肝心のとんかつの写真を撮り忘れました。
お腹を満たしてから向かったのは、向井千秋記念子ども科学館。
ずっと行きたいと思いながらようやく足を踏み入れました。
宇宙飛行士の向井千秋さんは群馬県館林市の出身です。
2000年、それこそ私が入社2年目の春。
グリーンドーム前橋で大宇宙フェスティバルという大規模イベントが行われ、
そこでインタビューをさせていただく貴重な機会がありました。
その時のことを回顧した2007年の記事がブログにありました。
(記事はこちら)
この時も科学館に行ってみたいって書いていたから
本当に20年以上ずっと温めていたんだなぁ。
さて、科学館に入ると、受付でいきなりお声がけがありました。
「このあと【宇宙探査にチャレンジしよう】が2階で始まりますので、
よかったらご参加されませんか。」
え?
どうやら参加者がちょうどいない時間帯で、大人の我々夫婦にも声がかかりました。
体験モノが苦手な(不器用な)私は尻込みしましたが、
誰もいないと開催されないようで、スタッフの方もスタンバイしているようで、
それなら・・・と夫がチャレンジすることにしました。
私は付き添いのつもりでしたが、実際に2階に行くと我々2人だけで、
「是非お二人で挑戦してみてください」と言われてしまい、
引くに引けなくなってしまいました。汗
何を挑戦するかというと、月面探査機「SLIM」と一緒に月に行った
とても小さな月面探査ロボット「LEV-2(SORA-Q)」のモデルの操作です。
これが実物。
タブレットを渡されて、コート上を右に左に動かします。
これが思うようにいきません。
角に貼ってあるシールの写真を撮ってみたり、ボールを動かしてゴールに入れてみたり。
文字通り、必死でした。
そしてなんとかできた!と思ったら、
最後に「コートに背を向けてタブレットのカメラのみを見て
ボールをゴールに入れてみてください」というミッション。
そんな器用なこと、できなーーーーい!と思いながらもチャレンジ。
やっぱり難しい。子どもだったらすぐできるのかもしれない。
汗が噴き出します。夫も苦戦している様子。
あまりに入らないのでスタッフの方が
「前を向いていただいてもいいですよ」とハードルを下げてくれましたが、
それでもなかなかうまく動かせず。
ギブアップ寸前で「見本見せていただけますか」と頼むと
「私たちも実はうまくできなくて」と苦笑いされてしまいました。
何分格闘しただろう・・・(朦朧)
最後の最後は2人(2台)で1つのボールを押し込む形でゴールできました。
「2人の力を合わせて見事でしたね」
いや、本来、個々にボールを入れなくてはならなかったわけで
趣旨が変わってしまっているのですけどね。苦笑
ふーーーー、もうあの時の全員の安堵感、半端なかったです。笑
やっと終わった・・・って。
この文章読んだら「ああ、あの時の夫婦だな」とスタッフの方はすぐ分かる、
それくらいインパクトを残した客となりました。笑
もちろんこのほかにも様々な科学の展示を見て楽しみました。
個人的には館林に私設飛行場があったことを初めて知り、大変興味深かったです。
向井さんの数年前のインタビュー映像も流れていました。
お元気そうで嬉しかったです。
向井千秋さんの言葉って、どうしてこんなにも力があるのだろうというくらい、心に刺さります。
それはご一緒させていただいた2000年もそうでした。
改めて素敵な方だなぁと思いました。いつかまたお話伺う機会があったら嬉しいなぁ。
向井千秋記念子ども科学館の隣にあるのが田山花袋記念文学館。
ここもずっと訪れたかった施設です。
「ほ・・・誇る文豪 田山花袋」
群馬県民にとっては誰もが知っている郷土かるた「上毛かるた」の札でおなじみです。
しかし、私にとってはその前から田山花袋という作家には興味がありました。
なぜなら、中学時代に通っていた塾。国語の授業で先生が田山花袋の作品の話をしたからです。
「田山花袋の【蒲団】という作品の主人公はですね、
慕っていたのに去っていってしまった女性を想って、
彼女が使っていた蒲団をかぶって、彼女のにおいをかぎながら泣くのです」
!!!・・・うわー!!気持ち悪い!!!
恋も愛も情緒も何も分からなかった中学生の心には
ただただ気持ち悪いという印象だけが残りました。
しかし、私は実家が寝具店だったこともあり
「ふとん」という単語に他人とは思えず(苦笑)、
いつか田山花袋を知りたいと思ったものでした。
群馬に住んでいる間に行きたかったのですが、なかなか実現せず、ついに、これも実現!
(あの塾の授業から考えると35年越し!)
田山花袋の交友関係、蒲団の話のモデルになった女性は実在していて、
その人に許可をもらって作品を発表したことなども今回初めて知りました。
作品は「蒲団」や「田舎教師」だけではなく、
多くの話を残していたことも知りました。訪れて良かった!
道を挟んで田山花袋の生家がありまして、
時間がなくて既にクローズ作業が始まっていましたが、
その隣の旧上毛モスリン事務所はスタッフの方のご厚意で観ることができました。
明治期の洋風建築、とても素敵でした。
館林、いいなー。満喫!!
この日はそのまま太田に移動して宿泊。
To Be Continued・・・
by mikikasai819
| 2026-02-25 22:01
| りょこうき(旅の記録)
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