さらば47歳

毎年誕生日前日に自分の気持ちを書いておくっていいですね！と番組スタッフに言われました。

「ちなみに〇歳（スタッフの年齢）の時、何を書いていましたか？」とも。笑

確かに、自分の先を行く人生の先輩の実体験は響きます。

私も先日70代の方に元気をもらったばかりです。

というわけで、年齢を振り返る文章を長いこと記してきましたが、

今年もその時期がやってきました。

今年は正確には、この文章を書いているのは誕生日の前前前日です。

（かのヒット曲「前前前世」みたいな書き方。笑）

8月17～19まで夫の実家に帰省をするため、

そのタイミングでPCやスマホにゆっくり向き合うことはできないし、そもそもしたくないと思って。

本来、純粋に前日に振り返るのが良いのでしょうが、こういう年もアリかもしれません。

何より、ブログを書くのがまたもお久しぶりになりました。

更新するタイミングは体調のことというのは本当にどうかと思っています・・・苦笑

だって、本名を出して、お仕事の方々にもたくさん見ていただくブログにおいて

体調不良のことを記すというのは不安を与えてしまうのではないかと葛藤するわけです。

でも、それ以上に、ありのままの自分を残しておくのがこのブログかなという結論に毎回達します。

ちなみに、今はとても元気です。

8月に入りようやく身体の不調箇所がなくなりました！（首の寝違えでちょっと苦しんだけど）

この1年を振り返って自分自身のことというより社会・世間に対して確実に感じていることがあります。

それは、自分の考えや意見を発信することが本当に窮屈な世の中になったということです。

ブログを始めた2005年と比べて、それは顕著になりました。

言葉の重み、言葉の温かみ、言葉の優しさ、言葉の鋭さ・・・

なんというか、ここ数年（特にこの1年）、責任の所在のない言葉があふれているように感じて辛いです。

その言葉を発する前に一旦立ち止まってちょっと考えてみようよ、というか、

その言葉をあなたは名前を出して相手に投げかけられますか、というか。

他人の言葉の使い方まで気を遣っていたら疲れてしまうのかもしれないけれど、

本当にこの1年、SNSを開くたびに胸が締め付けられるようなことがありました。

実際に、自分から番組出演やお仕事の情報を毎週Ｕｐしていて、

「おかげで聴き逃さずに済んだ！」「どんな仕事をしているか知れて興味深い」などの声もいただきますが

そこには自分の感情が果たして誤解なく記せているのか、そもそも必要なのか、いつも悩みます。

決して機械的な文章にしたいわけではなく、

むしろ短い中にどうやって血の通った一言を入れるか毎回考えています。

そんなに言うならやめればいいのかもしれないけれど、

思いもよらぬ繋がりが拡がる利点もあるので難しいです。

そんな時に、喋るようにキーボードを叩けるこのブログというアイテムが

どれだけ自分のバロメーターになっているかというのを今更ながら感じます。

同じネットにUpしているという点ではSNSと同じなのかもしれませんが、

このページにたどり着いて読んでくださる方は、

なんとなくこの文章の形ありきで出会っている気がしています。

「ブログ更新しました」っていう文言をSNSに毎回報告していた時期もあるのですが、

そんな理由であまり更新報告をしなくなってしまいました。

読まれたいのか読まれたくないのか、複雑すぎる・・・苦笑。

というわけで、若干支離滅裂ですが、

47歳を終えようとしている今、48歳への扉の前に立った今、

もっとハートフルでありたいなと思います。

ハートフルを辞書で調べると

優しさがあふれているさま。愛に満ちているさま。

このように書いてありました。

身体の不調が続いた1年、どうしても目の前のことでいっぱいで、

とにかく痛みや違和感という悩みから解放されたい、

それだけを願ってきたと言っても過言ではない47歳という年齢。

そういう焦りや不安が無意識にストレスになって、心に余裕ができませんでした。

48歳、年女。まだまだここから。

「ハートを磨くっきゃない」！

（TOKIOの曲のタイトルがなぜか浮かんだ・・・古い・・・。でもまさに今そういう気分。）

家族、友人、仕事仲間、自分に関わってくれる様々な人たち、

いつも以上に感謝の気持ちを忘れずに、誕生日を迎えようと思います。