2016年 06月 05日
6月の花嫁
新婦はお仕事の現場で知り合った映像制作会社のIさん。
「6月に披露宴やるので、司会お願いできますか」
実は昨年11月の段階でお願いされていて、
来年の6月かぁ、まだ先だなぁと思っていたら
あっという間にその日がやってきました。
個人的な今回のポイントを記録しておきたいと思います。
☆ライティングショーからのイントロ乗せ
新郎新婦入場の際の曲、
今回は照明演出からドアオープンまでに1分以上あるとのことで
急遽イントロのタイミングを合わせました。
こういう時にラジオをやっているのが役に立ちます。
真っ暗闇になった時、出席していたお子さんが早速泣き出してしまって
それがほのぼのとした笑いを誘って場が和みました。
☆第一印象はジョジョの悪役!?
新婦が新郎に最初に会った時の印象が
「ジョジョの悪役みたいだなぁ」だったそう。
マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」について
私は正直よく存じ上げずイメージがわかなかったので
実際の絵があるといいですねとお伝えしたところ、
新郎が漫画を拡大コピーして用意してくれました。
プロフィール紹介のところで、その絵を見せたところ、会場大盛り上がり。
準備していただいてよかった!
☆ご祝辞の中の名言
新郎の大学時代の恩師からのご祝辞でお二人に贈られた言葉。
「聞くことを多くし、語ることを少なくし、行うことに力を注ぐべし」
もともとは日本女子大学の創立者である成瀬仁蔵氏の言葉のようです。
私自身は・・・うーん、聞くことと語ることは
多分ボリューム的に大丈夫だと思うのですが
行うこと・・・これはやっぱり頑張らなくてはと思いました。
☆ウェディングツリー
ゲストの皆さんと一緒に作る結婚証明書。
結婚生活に必要なものは何だと思うか、
4つの選択肢からインクの色を選んで指で押印していき、
それが葉っぱとなり1本の木を作るというものでした。
①会話=黄色②思いやり=紫③忍耐力=緑④美味しいごはん=赤。
圧倒的に多かったのは『思いやり』でした。
一生の宝物になりますね。
☆瓦割りのパフォーマンス
おめでたい席で「割る」なんて表現はありえない!そう思われますよね。
でも、これが今回の披露宴の大きな盛り上がりを見せました。
新郎の大学時代のご友人で空手をされている方(黒帯!)が
瓦を割ることで新郎の邪念を打ち破る!と称して、
2回見事な腕前を見せてくれました。
1つは浮気、もう1つは飲み過ぎ。
この2つがないように・・・と念を込めて、瓦を見事に割って拍手喝采。
そして最後にもう1つ出てきた項目はお二人の仲。
「えー、それを割るの?」まさかまさか。
「これはどうやっても割れません!」見事なオチとなりました。
☆婚姻届の署名セレモニー
既に記入を済ませた婚姻届、1か所だけ証人の欄だけがまだ空欄。
新郎新婦双方の親御様にその場で署名してもらって完成というものでした。
最近は先に入籍を済まされてから披露宴という方も多い中で、
本当にこのあとこれを提出して晴れて夫婦となるという、
緊張感と愛情のある署名となりました。
☆新婦の謝辞
高校卒業と同時に上京し、なかなか実家のお母様とは会えないけれど、
こうして披露宴をすることで、大好きなお母さんに幸せな姿を見せることができた、
今までたくさん心配かけたけれど、今日くらいは安心してほしいという、
その心のこもった言葉に、司会台で頑張って涙をこらえました。
・・・とまあ、そんな感じで。
2次会は新宿中村屋ビル8階レストラングランナ。
披露宴で司会をしていると当然何も食べていないので
いつものように、周囲の人より飲んで食べて。
3次会は久しぶりにお会いした元お仕事仲間の方とコーヒー飲みながら
昔話や音楽の話、これからの仕事の姿勢について等、あれこれ語りました。
ニカラグアのコーヒー、フルーティーで美味しかったなぁ・・・。
今日は午前11時に会場入りで、
その前に個人的に原稿の最終確認をしたかったので9時半には新宿にいて、
午後10時まで、12時間半新宿にいました。
大変なこともありましたが、なんだかんだでとてもいい日となりました。
※帰りの電車で、以前私が家庭教師をしていた生徒からメールが。
「河西先生、11月に結婚披露宴するので司会をしていただけますか」
!!!!!
本当に、なんというタイミングだろう。すごすぎる。
Weddingの帰りにWeddingのご依頼。
とても幸せな気持ちになりました。
by mikikasai819
| 2016-06-05 23:50
| けっこんしき(結婚あれこれ)
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