このき なんのき かさいみき

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元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。

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実家にいた1週間を振り返る

この3連休は、

池袋の佐々木学園ホールで司会のお仕事して、
(帰りの退場時のアナウンスでは舞台を降りて自ら誘導。)

東京ドームでCS観戦して、
(私が観たのは2戦目。菅野が初回から崩れて敗戦。涙
まあ、結果的にファイナル進出になったので良し!)

中学時代からの友達の家で互いの夫を交えて盛り上がって、
(Jリーグ開幕の際のオリジナル10チームを答えられて褒められた。笑)

大学時代の友達5人で新宿でランチして、
(2人は妊婦さん。2人は小学生のママ)

そんな感じでございました。


・・・で、今日書くのはその前のお話。

4日日曜~10日土曜まで、実家におりました。
大阪にいる義妹が緊急入院することになってしまい、
母が急遽大阪の弟のところで4人の孫の面倒を見ることになったのです。
その結果、母の留守の間、私が実家で祖母の介護(というより介助)の担当になりました。

93歳の祖母は耳は遠くなったものの、基本的には一人で歩けますし、
話すこともはっきりしています。
ただ、入浴時の手助けと、寝る前の座薬の注入、
この2つはどうしても私が必要でした。
そのほか、薬の管理(ちゃんと飲んだかチェック)、ご飯の準備などもしました。
(途中から妹も来てくれて助かりました。)

お風呂に入れるときは転ばないように支え、
長湯しては体に負担なので時間を計ってあげて、
湯船に全身をうずめるのが大変そうなので、
肩からお湯をシャワーでかけてあげて・・・

寝る前に座薬を入れてあげるときは、緊張しました。

「美紀、ごめんね」

祖母は、孫に頼むことが申し訳ないと、泣きそうな顔で私にお願いします。

「こちらこそごめん」

私も最初は慣れていないので、希望通りの動きができているのか心配です。

子供のころは私がずっと祖母に面倒を見てもらっていたのに、
こうして立場が逆転し、お互い「ごめん」と謝っていて、
でも、こうして寄り添っている時間は本当に貴重だな・・・と。
すごくやさしい気持ちになれました。

とはいえ、ここがきっとポイントなのですが、
私はあくまで1週間のみ、母の代理。

つまり、母は毎日やっているのだなと思うと、
介護の責任・負担について深く考えさせられました。
祖母も実の娘である母にはわがままになっているようですし、
母の不在がどれだけ心細いかというのは私にも伝わっていました。

でも、1週間の滞在を終えて帰り際、
「美紀、本当にありがとう」と祖母から言われて
大して何もできなかったと思っていたけれど、
喜んでもらえてよかったとホッとしました。

夜、これだけ実家にいたのは珍しかったです。
偶然お仕事の閑散期だったことも幸いしました。

これから先、誰もが老いていきます。
そうなったときの過ごし方、支え方、自分の場合、家族の場合、他人の場合、
そういうことを真面目に考える年齢になってきたなぁ・・・と思いました。

※義妹は一昨日無事に退院できました。
本人が一番不安だったと思います。
本調子にはまだ時間がかかるでしょうが、
元気な声が電話で聞けて本当に安堵しました。
by mikikasai819 | 2015-10-12 23:59 | にっき(日々の出来事) | Comments(0)

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