2005年 12月 23日
Sing in 第九!!
目的は「Sing in 第九」への参加。
そう、第九です!・・・が少し面白い仕組みになっているのです。
聴衆=合唱団が一体化になっていること!
つまり、鑑賞だけのお客さんはいないのです。
第1楽章から第3楽章までは聴衆、そして第4楽章(合唱)は出演者です。
(Sing inの方式って、日本では、恵比寿ガーデンプレイスクワイヤのみらしい)
このSing in 第九を発見したのは、実は先月のこと。
年末は久しぶりに第九のコンサート聞きに行きたいなー・・・と
ネットで調べていたところ、自らも歌える!という文にひっかかりました。
普通、合唱団として歌うためには
春頃から毎週のように練習を重ねないといけません。
それでも、Sing in 第九の場合は、「入って歌う」ということが目的です。
歌ったことのない人や心配な人以外は、極端な話、
当日のゲネプロだけでもOKというではありませんか。
あきらめかけていた第九合唱にこんな気軽に参加できるなんて!
しかも、当日は暗譜の必要もなし、洋服も普段着でOKというではありませんか!!
これならせっかくだしやってみよう!と申し込んでみました。
思い起こせば、6年前のちょうどこの時期。
新人のとき、ラジオ番組で、
「どんなときに年末だなーと感じますか?」というお便りが来ました。
私は「そうですね、やはりベートーベンの第九のCDを
大音量で聞くことですかねぇ」と回答。
パートナーの男性アナからはすぐさま
「河西さん、それって近所迷惑かもよ・・・笑」と突っ込まれましたが(汗)、
そのおかげか、リスナーの方から
「CDじゃなく是非本物の合唱を聞きに来てください」とお誘いがかかり
チケットが送られてきたのです。
そのとき行ったのは、高崎第九合唱団と、伊勢崎第九合唱団。
どちらも非常に感動したのを覚えています。
そして、次の年2000年はミレニアム!といういいきっかけだし、
チャレンジしよう!と前橋第九合唱団の門をたたいたのでした。
簡単に歌えると思いきや、大変!!
私の声域ではソプラノは出ないので、アルトになるわけですが、
普段なじみのあるのは当然ソプラノ=主旋律。
アルトのメロディーに慣れるのにひと苦労。
それでも、春から練習を重ね、冬には群馬県民会館の舞台で
見事に歌いきったのでした。
・・・あれから5年。付け焼刃的ではありますが、
今、もう一度、歓喜の歌に触れることになります。
さて、Sing in 第九の話に戻ります。
それぞれ異なる楽譜を手にし、異なる洋服で集います。
ゲネプロは15時スタート。
サッポロビール本社の講堂でオーケストラとあわせて、本番に備えます。
本番は19時。恵比寿ガーデンプレイスで2時間半近く各々休憩。
クリスマスのイルミネーションの中、コーヒー飲みたーい!ケーキ食べたーい!
本当はサッポロビールだし、ビールが飲みたーい!!
しかし、胃の調子は相変わらずよくないので、すべて我慢。
本番は麦酒記念館の中で行います。
オーケストラとものすごく近いです。
まさに一体化です。
最初に、指揮者の方から、
第1楽章から第3楽章までの聴きどころについての解説が30分。
正直、最初は面倒だと思っていたのですが、このレクチャーが非常に面白く、
今まで素通りしていたメロディーなどをじっくり聴く気になりました。
音楽は生きている!って本気で思っちゃいましたもの。
実際、演奏中は、眠気なんて全く来ないし(笑)、ワクワク気持ちが高ぶりました。
そして、第4楽章。
隣の女性のドイツ語の堪能さにちょっとビビッてしまいましたが(苦笑)、
全般に気持ちよく歌えました。
歌い終わって自分たちで拍手をして、自分たちでアンコールをして(笑)、
初めてのSing in 第九参加は終わりました。
帰りにサッポロビールからチューハイのお土産が!
うれしい!!しかし、今は飲めない!!(涙)
余韻に浸りながら帰宅したら、テレビから第九のメロディーが!
やっぱり年末なのですねぇ。しみじみ。
いや、年末の前に、まずはクリスマス!せっかくだから楽しみましょう!!
Commented
by
伊勢っ子
at 2005-12-24 01:45
x
お久しぶりです!第九ですかぁ~。
胃腸風邪の中、ご苦労様でした。。。
実は僕も今年、テレビの仕事でこの第九に関わることになって、
夏くらいから合唱団のこれまでの成長ぶりや
意気込みを継続取材してきました。
それにしても、ドイツ語って難しいっすねぇ~~。
この前、地元でその模様が特番として放送されたばかりで、
伊勢志摩第九コンサートは25日がいよいよ本番。
僕は司会として参加します。
このベートーベンの歓喜の歌、
どんなコンサートになるのか楽しみです。
胃腸風邪の中、ご苦労様でした。。。
実は僕も今年、テレビの仕事でこの第九に関わることになって、
夏くらいから合唱団のこれまでの成長ぶりや
意気込みを継続取材してきました。
それにしても、ドイツ語って難しいっすねぇ~~。
この前、地元でその模様が特番として放送されたばかりで、
伊勢志摩第九コンサートは25日がいよいよ本番。
僕は司会として参加します。
このベートーベンの歓喜の歌、
どんなコンサートになるのか楽しみです。
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mikikasai819 at 2005-12-26 10:22
伊勢っ子さん、第九コンサートいかがでしたか?
合唱団の皆さんの歌ったあとのすがすがしい表情、
バッチリ取材できましたか?
そして司会しているうちに、歌いたくなりませんでしたか?(笑)
歓喜の歌、あの難しいドイツ語の歌詞を理解すると
さらに世界が広がる感じがしますよー。
っていうか、同じ歌を全国で、全世界で歌っているって
すごいですよね。
合唱団の皆さんの歌ったあとのすがすがしい表情、
バッチリ取材できましたか?
そして司会しているうちに、歌いたくなりませんでしたか?(笑)
歓喜の歌、あの難しいドイツ語の歌詞を理解すると
さらに世界が広がる感じがしますよー。
っていうか、同じ歌を全国で、全世界で歌っているって
すごいですよね。
by mikikasai819
| 2005-12-23 23:08
| にっき(日々の出来事)
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Comments(2)