2010年 10月 26日
10年前のメールアドレス
学生時代、アメリカのサンタバーバラというところに
たったの3週間だけでしたが留学しました。
すごくいいところで、最高の思い出ができましたが、
冷静に考えると、よく行ったなぁと思います。
なぜなら、学校で知り合った仲間には
「アメリカの学校に留学するため」
「今後ビジネスで英語を必要とするため」
「人生に幅を持たせるため」
このような目的がしっかりあったのに、
私は「留学がしたい」という、形だけかい!みたいな動機だったからです。
英語をまったく使わなくなってしまった私にとって、
外資系企業に勤めていて、英語を使って仕事をしている友達は
別世界の人に見えることがあります(笑)。
ビジネスでの「お座りください」は
「Sit Down」ではなく「Have a Seat」なんだぁ、へぇ・・・みたいな。
・・・上記のニュアンスを教えてくれたのは、先日一緒に飲んだT。
帰国後も連絡を取り続けている、数少ない友達です。
飲んでいる途中、「あのときの仲間は何をしているかねぇ」ということになり、
懐かしい名前が次々と列挙されました。
留学中はほとんど名字を言わないため、
私も「MIKI」と男女問わず言われていましたが、
「ほらー、あの子、なんだっけ?」「あー。名前が出てこない!」などと
それはただ単に年をとっただけかもと思えるような苦戦もしつつ(笑)、
男女それぞれ1名ずつに連絡をしてみることにしました。
まずは、K。数年前にアメリカに旅立ったきり音信不通。
それまでは群馬に遊びに来てくれるほど仲がよく、
頻繁に連絡を取り合っていただけに、どうしたかなぁと思っていました。
「もう日本にいないならこの携帯も使われてないよね」
「でも、戻ってきてる可能性もあるよね。かけてみる?」
Tがトライ。
「・・・留守電だ。」
結局、使われているのかいないのか、不明のままでした。
次に、もっとハードルをあげて、名古屋在住のSちゃん。
最後に会ったのは帰国して半年後。
つまり、21世紀になってからは1度も会ってない。
年賀状はやりとりしていたけど、いつしか途絶え、
確実に10年以上ご無沙汰しています。
携帯のアドレス帳には一応登録されているけれど・・・
今度は私がメールを送ってみることにしました。
以下、原文。
「Sちゃん、久しぶり!サンタバーバラ留学の時一緒だった河西美紀です。
久しぶりすぎてこのアドレスが生きているかすらわからないけど、
ドキドキしながらメールしてるよ。
サンタバーバラから12年経ったね。干支も1周。どこで何してますか?
実は今、T(覚えてる?)と東京で久しぶりに会って飲んでて、
Sちゃん懐かしいねって話になったからメールしてみたよ。
もしよかったら返信ください♪」
送信。
すぐErrorで戻ってきた(爆)。
まあ、そんなものよね。
アドレス変更って教えてくれればずっとつながっていられたわけだけど、
何せ、干支1周だからね。
でも、どこかで「MIKIっていたなぁ。何してるかな」って
思い出してくれてたら嬉しいなぁと思います。
というわけで、皆様の携帯にも「このアドレス、いつのかなぁ」とか
「そもそも、これ誰?」っていう登録、ありませんか?
連絡を取る頻度が少ない人でも、確実に、自分の人間関係の歴史なのですよね。
by mikikasai819
| 2010-10-26 16:09
| にっき(日々の出来事)
|
Comments(0)