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このき なんのき かさいみき

このきなんのきまちあるき 第46回「ぞ・・・雑司が谷」

東京にあるたくさんの駅の中から五十音順に選んで、その駅の周辺を歩く、
河西美紀のこのきなんのきまちあるき。

「あ」から順に「わ」まで終えて、今は濁音に入っていますよー。
前回「じ」で神保町駅を歩きました。

今回は「ず」。でも、東京にはないのです。

では、「ぜ」。これまたない。

というわけで、一気に「ぞ」まで飛びます。

「ぞ」も選択肢は2つ。雑司が谷か雑色。
なんとなく、京急沿線に多く出向いた気がしたので、今回は雑司が谷
路線でいうと、東京メトロ副都心線。
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もともと、都電荒川線にも雑司が谷駅があったのですが、
今は「都電雑司が谷駅」と名前が変わっています。
なぜかといえば、この2つの駅は乗り換え駅ではないからです。
副都心線の雑司が谷と接続する駅は都電でいうところの「鬼子母神前駅」なんですね。
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ある意味、鬼子母神前駅の紹介ともかぶるわけですが、
そんなわけで、まずは、鬼子母神からたずねてみました。
というか、雑司が谷を語るにははずせません。
数百メートル歩けば池袋や目白に程近いというところなのに、ここは本当に静か。
東京都指定の天然記念物であるケヤキ並木を歩いていくと、別世界という感じです。
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しかーし、その並木道の手前に、たい焼きの文字を発見。
ひなの郷という甘味処なのですが、面白い種類のたい焼きがおいてあるではありませんか!
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シンプルなあんこもありますが、「ひなのこころ」というバナナクリームと白玉が入ったものや、
「鬼っこたいやき」というものにいたっては、エビチリとチーズ。
ひなのこころをいただきましたが、口に入れた瞬間からバナナ風味満載。
店内でも食べられます。(すみません、写真を残し忘れました)

・・と、いきなり食べ物から入ってしまいましたが、鬼子母神へお参りしましょう。
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鬼子母神、もともとは夜叉神の娘で、多くの子供を産みました。
しかしその性質はなんとも暴虐で、近所の子供をとって食べるので、人々から恐れ憎まれました。
それで、お釈迦様は、その過ちから鬼子母神を救うことを考えられ、その末っ子を隠してしまいました。
嘆き悲しむ様にお釈迦様は、子供を失う母親の苦しみを悟らせ、戒めたのです。
そこではじめて今までの過ちを悔いて、お釈迦様に帰依し、
その後安産・子育の神となることを誓ったのだそうです。

知っている方にはおなじみのお話かもしれませんが、私は恥ずかしながら今回初めて知りました。
背景をしってお参りすると、身近になりますね。
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それから、忘れてはいけないのが、境内にある大銀杏(おおいちょう)。これには目を見張ります。
このきなんのき!ってことで、木もチェック。
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さて、雑司ヶ谷駅といえば、もう1つ、大きな敷地として「雑司が谷霊園」。
豊島区南池袋4丁目の7割を占める、およそ10万平方メートルの大きな都営の霊園です。
もともとは、江戸時代、将軍の御用屋敷やお鷹狩りの場所だったそうです。
あまり霊園を用もなく歩くのもどうかと思いますが、
ここには、江戸・明治・大正・昭和と、この地域で活動した文化人が多く眠っているのです。
ジョン万次郎や夏目漱石、小泉八雲、竹久夢二、泉鏡花・・・・。ほんの一部です。
その中でもなじみがあるのは旧1000円札の夏目漱石。
ちょっと探すのに苦労しました。背面側、お墓の背が舗装道路側に面しているので、
通りからパッと見るだけではわからないのです。
漱石の墓は、安楽いすを模した、珍しい形になっていて、
背もたれに当たる部分に戒名が、水を差すところに「夏目」と漢字で2文字書いてあります。
その横に小さなお墓があるのですが、これがご遺族の墓。別にしてあるのですね。
お参りすることで、ゆっくりと、改めて漱石の小説が読みたくなりました。
(霊園内は写真を控えました)

さあ、そろそろランチタイム。
今回ご紹介するレストランは、鬼子母神商店街の中にある、Mo’s Caféという家庭的なお店。
一軒家の入り口みたいな感じ。
隠れ家といってもいいかもしれません。
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雑司が谷駅から歩いて2分ほど。お客さんがたくさん。男女、年齢、人数構成、実にさまざま。
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そしてランチメニューは800円台の価格帯で、6種類ほどあります。
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どれもおいしそうでしたが、私は特製メンチカツにしました。(「特製」に弱い)
野菜スープが出てきたあと、メインのプレート。付け合せとライスがついてきます。
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洋食屋さんのあったかい雰囲気って感じかな。メンチカツから滴る肉汁。
ボリュームありますが、案外ペロリといけました。
100円でコーヒーがつくようでしたが、なんとなく、
最後にもう1件、お茶するお店を探したかったので、ここは食べ物のみで。

Mo’s Caféのほぼ目の前にあった、「(ひらがなで)さむしんぐ」という喫茶店に移動しました。
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ここの面白いところは、コーヒーと家具のコラボレーションというところ。
お店に入ると、立派なテーブルやチェアが迎えてくれるのですが、これら自体が見本商品なんです。
さまざまな家具、雑貨の展示販売がされていて、テーブルの周りを囲んでいます。
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最初に注文して支払いをするシステムで、私はコーヒーを注文。
チェーン店じゃないのに300円とリーズナブル。それでいて味は本格派。
1杯ずつ抽出して、テーブルまで持ってきてもらえます。
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とにかく、家具のお店だけあって、椅子のすわり心地が絶妙。なんとも優雅な気持ちになれました。
「さむしんぐ」、ふらっと散策の途中に立ち寄るのにいいと思います。
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というわけで、雑司が谷というか鬼子母神というか、このあたりの雰囲気、たいそう気に入りました。
頭文字のまとめです。

・・・存分に楽しめる街
・・・旨いたい焼、鬼子母神入り口
・・・静かな霊園、漱石を探せ
・・・がっかりさせない豊富な洋食
・・・やっぱり最後はコーヒーで

うーん、今日はイマイチだなぁ。単語が上手く浮かばなかった(汗)。

☆☆☆

ここからは放送でお話しなかったこと。

↓↓↓

☆街を歩いていたら、あれ?何だろう?という建物が住宅街の奥に!
東京音楽大学のようです。斬新な外観ですね。
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☆鬼子母神の境内には、駄菓子屋が!懐かしいというか新鮮。
色々なものが売っています。ちなみに、川口屋ではなく「上川口屋」です。
「上」という文字が刀のおもちゃで隠れてしまっています(笑)。
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☆昔ならではの風景がたくさんある雑司が谷。でも、駅を出て右を眺めると、高層マンション。
なんとも、このギャップがありますね。
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↑↑↑

次回は「だ」行に入ります。さあ、1周目のフィナーレはまもなくです。
予定通りに進めば、6月最終週まででちょうど1周。
なんと、私がエフエム世田谷の仲間入りをして、まる1年のタイミングです。(昨年7月から担当)

まちあるきの感想、リクエスト、お待ちしております!
Commented by んだすけ at 2009-05-29 16:20 x
お疲れ様です。メンチカツいいですねー。
毎週献立には苦労するので、メンチカツやってみます。
先週は例のうどんでひどい目にあったので、洋食の王道!みたい
なものがいいと思ってたので・・・。
で、食べたメンチカツはソース何でした?
ふつうの?それともデミソース(がかかってるように見える)?
肉汁を大事にするなら、デミで作るかな・・・
Commented by ともちゃん at 2009-05-29 17:32 x
美紀さん、こんにちは。きょうは、仕事だったので残念ながら聴けませんでした。
ただ今、会社の仕事は、終わりましたが、このあと歯医者の診察→夜のアルバイトと休む間もないぐらいなスケジュールです。
ところで、きょうは、
雑司が谷駅、ぼくにはあまり馴染みがない駅で聴きたかったです。
来週は、聴けそうなので楽しみにしていますよ。
Commented by ロビー at 2009-05-29 19:27 x
街歩きお疲れさまでした~!
やはり『雑司が谷』かぁ~!
雑司が谷は都会のオアシスと言ってもいいくらい、心落ち着く場所(^-^)

千駄木・根津界隈を思い出させる場所でもありますねぇヽ(´▽`)/
Commented by naniwanow at 2009-05-30 00:24 x
こんちわ。
うわっ、メンチカツ、めっさおいしそう。食べた~い!!
こないだ、あるきっかけで、長い間会ってなかった先輩と再会。いま、世田谷に住んではるとか。ラジオのこと言うときま~っす!!
Commented by つかちゃん@物欲王 at 2009-05-30 08:39 x
なんか見たことある光景だなぁ…、と思ったら、そう言えば少し前に、ある映画のロケ地をまわろう!というツアーで行ったことがあります。
その映画とは、少女隊が出演した「クララ白書」という映画です。そう、僕はその昔、少女隊のファンをやっていたのです。
ツアー自体はファンの間で企画され、実行されたものでした。
ちなみに、そのツアーのときは、確かまだ副都心線はなく、都電を使いました。

いやはや、偶然とはオソロシイものです(汗)
Commented by mikikasai819 at 2009-06-01 08:38
んだすけさんのようにお料理をされる方は
さすが、注目する箇所が違いますね!
ソースは多分デミだったとおも・・・いま・・・す。
またはいわゆる普通のソース!?(記憶があいまい。すみません)
Commented by mikikasai819 at 2009-06-01 08:40
ともちゃんさん、馴染みのある駅と馴染みのない駅で、
まちあるきのイメージが違いますよね。
雑司が谷は本当に落ち着いて散策できる場所ですよ。
Commented by mikikasai819 at 2009-06-01 08:43
ロビーさん、今回は予想大当たり!大正解でしたね。
確かに千駄木や根津に通じる雰囲気がありますね。
喫茶店が他にも色々あったので、また行ってみたいなぁ。
Commented by mikikasai819 at 2009-06-01 08:44
naniwanowさん、世田谷の先輩がいらっしゃるとのこと!
是非お話くださいね。
私の周りにも何気に世田谷区民が多いことが判明。
大勢でラジオを聴いていただきましょう!!(笑)
Commented by mikikasai819 at 2009-06-01 08:52
つかちゃん@物欲王さん、私は少女隊にあまり詳しくないのですが、
一心同体少女隊というフレーズは記憶にあります。
ロケの場所をたどっていくというのは、思い出になりますね。
by mikikasai819 | 2009-05-29 10:51 | まちあるき(FM世田谷) | Comments(10)
元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。
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