カテゴリ:はたらき(お仕事)( 589 )

このブログ、大阪のホテルから更新しています。
昨日から連日の出張でして、東京に戻るのは3月1日です。
旅行以外でこれだけ長く家をあけるのは初めてかもしれません。
ありがたいことですね。

さて、昨日のお昼は、Versant特別セミナーの司会でした。
サブタイトルが、
「楽天の社内公用語英語化に学ぶ~英語力アップとビジネス拡大への挑戦~」。
まさに楽天の社内公用語英語化を推進した立役者である葛城崇さんの講演でした。
その前に、東進ハイスクール・東進ビジネススクールのカリスマ講師で
CMでもおなじみ、安河内哲也先生の講演もありまして、
最後はお二方ご一緒のパネルディスカッションと、盛りだくさん。
会場は満席、非常に中身の濃い3時間でした。

実は、昨年、同じプログラムを東京でも開催したのですが、
これが大好評だったということで大阪でも実施されることになったそうです。
違うエッセンスも入っていて、多くの気づきがありました。

以下、自分のメモより。

★世界にはESL(English Second Language)の国と
EFL(English Foreign Language)の国と2種類ある。日本は後者。
今までのテストは2技能(ReadingとListening)のみ。
これからは4技能(Reading,Listeningに加え、SpeakingWriting)。
(確かに、入試・受験のためにあれだけ英語を学んでいても全く話せない日本人。
何のための勉強だったのでしょうか。Speakingがいかに大事かということですね。)

★英語が話せない人の特徴
ボキャブラリーが少ない&中学の基礎ができていない
(100問やって8割できたら次へ。これを繰り返すことで単語量が増えるそうです。
また、楽天では英語が苦手な人には中学の英語の教科書を英語で教えるという
ロールプレイングが有効だったとのこと。)

★英語化推進のポイント
ネイティブレベルを目指さない
英語ができない人・事を馬鹿にしない
ニーズ→行動ではなく行動→ニーズ

(特に3つ目、響きますね。何事もそうかも。)

★日本人のメンタルブロックを外すには?
間違いOK。三単現のsや冠詞、過去完了なんて、喋る際は気にしない!
目を見て、スマイル、ジェスチャー入れて、大きな声で。
(私自身、大学生の時、留学先のテストで文法の点数だけは良かったため、
全く話せないのに上のレベルのクラスに無理矢理入れられて、
授業中本当に地獄だったことを思い出しました・・・。日本人に多いようです。)

★世界で英語を話す人の80%は実はノンネイティブ。
(「ネイティブにはなれないんですよ!それでいいんです!」って
安河内さんも葛城さんも笑っていました。)

★グローバル人材が持ち合わせているものとは
・コミュニケーション能力
・主体性と積極性
・異文化理解
(最後に設けられた質疑応答でもこの点を気にされている方が多かったようです。)

思いつくだけでもこれくらいあったのですが
まだまだ目からうろこの内容は多くありました。

セミナー司会をさせていただくと、自分自身も学べることが多く、
参加者の雰囲気の変化も感じ取ることができます。
昨日は満足されてお帰りになる方が非常に多かったように見受けられました。

★★★

ところで、上記のセミナーが終わったのが16:30。
実は偶然にももう1つご依頼いただいたセミナーも大阪での開催。
距離にして1.5Kmしか離れていないのでタクシーで移動し、17:00に到着。
無事にお仕事を遂行できました。
いつも担当させていただいている日経就職サクセスセミナーの司会です。
第1部が日経読み方マスターによる「就活における日経活用法講座」、
第2部が就職コンサルタント・マーケティングプランナーの村山涼一さんによる講演。
今年に入ってから既に何千人もの学生が聴講されています。
大阪では今日も昼夜のWヘッダー、日曜日が移動日で、
来週月曜日が福岡、火曜日が名古屋です。講師・スタッフの皆様と帯同します。

司会なのに出張?とよく言われますし、そう思われるのも当然かと思います。
交通費や宿泊費もかかるわけですし。
各地域、MCの方はたくさんいらっしゃいますし。
東京から呼ぶ価値を感じていただけなければ意味がないわけで、
本当にやりがいがあると同時に、大いなる責任があります。
ただただ原稿を読み上げるのではなく、その場に合わせて臨機応変に、
皆様と阿吽の呼吸で進めていくことを期待されているのが
ひしひしと伝わってきますから、それにしっかり応えていくことが求められます。
こうして全国を回らせていただくにあたって、ご依頼に心から感謝するとともに、
改めて、司会者の存在意義について考えるいいきっかけとさせていただいています。

自らのホームページのTOPにこう書かせていただいています。

主役はあくまで自分ではない。
でも、誰がやっても同じ印象にはしない。


これは、常々、私の軸となっています。

最高のパフォーマンスができるように、今日もお仕事がんばります。

(久しぶりに書くと長いですね・・・。すみません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。)
by mikikasai819 | 2017-02-25 11:06 | はたらき(お仕事) | Comments(0)
昨日、ルネこだいら夏休みフェスタミュージックスクウェア吹奏楽コンサートで
司会をさせていただきました。
このお仕事は、別の現場でお世話になっていた方が
小平青少年吹奏楽団のメンバーでいらして、
もともと客席から何度かコンサートを拝見していたのですが、
今回司会を探しているとのことでお声掛けをいただいて実現しました。

東京都小平市は私が生まれ育った街です。22年間住んでいました。
まさかこういう形で故郷のイベントに携われるなんて本当に光栄なことです。
とはいえ、つい昨年まで客席で見ていた楽団ですから非常に不思議な気分でもあり、
毎回司会をされている団長さんの安定感も素晴らしく、
本当に私がお引き受けしていいのだろうかという思いもギリギリまでありました。

何事もそうですが、初めての現場は緊張するものです。
しかし、「河西さん、小平一中なんですか?私、六中出身なんです!」などと
地元の話で盛り上がると、緊張以上に親近感が増してきます。

ルネこだいらというのは小平市民文化会館の愛称です。
20年前はこの場所で成人式にも出席しました。
この舞台に私が司会として立つという・・・、
今までも様々なホールでお仕事しているのに本当に感慨深いものがありました。
(ちなみに、最初のお打ち合わせもルネハーモニーという1階の喫茶店でした。
7年前、小学校の同窓会が開かれた場所です。しみじみしました。)

こんな機会も滅多にないと思い、実家の両親も呼びました。
「40歳まで成長したとはいえ、娘の司会姿を見るのは
落ち着かないのではないか」とも思いましたが、
今まで何度か見ているからか、もう別に何とも思わないとのこと(苦笑)。

「プロなんだから安心して見てるわよ」と言いながら後ろの席にこっそり座る母と、
「なんかね、うちの娘が司会するらしいんだよね」と親しい人を誘って前のほうに座った父。
対照的ですね・・・。
逆に舞台袖で控えているときに父が見えたときは、
なんだかこちらが目頭が熱くなりました。(おいおい!苦笑)

地元の親友(会場から徒歩5分の自宅!)も、貴重な日曜日に見に来てくれました。
小平青少年吹奏楽団の演奏会を一緒に見た最初が彼女とだったので、
それこそ私が喋っているのは不思議な感じだったかなぁと思います。

普段お仕事を発注してくださる方もわざわざ小平に足を運んでくださっていて
「河西さんの司会を客席に座って見るのは初めてでした!」と言ってくださいました。

・・・ありがとうございます。

ただ、もちろん!司会は主役ではありません。
小平青少年吹奏楽団の皆さんは、本当にたくさんの準備を重ねてこの日を迎えました。
前週に小平第六小学校の音楽室で行われた練習に立ち会わせていただいていたこともあり
演奏を聴く気持ちも違いました。

ミュージックスクウェアというイベントの面白いところは、
公開リハーサルを午前中にしていたことです。
その名の通り、お客さんに、リハーサルを公開してしまうのです。
自由にステージに上がってもらって、演奏者のそばで見られます。
そういう時間もずっと気を配っていた楽団メンバーの皆さん。
今回のコンサートの第2部は小平第六小学校のウィンドバンドが出演したのですが、
児童たちのサポートもされていました。

朝からずっと、いや、前日から、前週から、そのもっと前から、
本当にお疲れ様でした!!

終わった後の打ち上げにも呼んでいただきました。
ルネこだいら夏休みフェスタを盛り上げた他のグループの方々もご一緒でした。
みんなで作り上げたことが伝わってきて、私はほんの一部ですが、
ここにいられてよかったなと思いました。ありがとうございました。
(ちなみにルネこだいらの地下にあるレセプションホールで
立食のような形だったのですが、
私は初めてこの場所の存在を知りました。
両親に聞いたら「よく使うよ」「あら、知らなかったの?」と笑われました。)

この司会のきっかけを作ってくださった方が
「このコンサートが終わると夏が終わるなぁと思うんだよね」とおっしゃっていました。
その気持ちを、今、共有しています。
河口湖の合宿もあり、数時間でものすごいエネルギーを発するお仕事が続いたためか、
今、なかなかの脱力感です。

8月中に部屋の片づけを終わらせるつもりだったんだけど、
夏休みの宿題、9月いっぱいまでに延長しようかな(爆)。
by mikikasai819 | 2016-08-29 23:08 | はたらき(お仕事) | Comments(2)

台風翌日、日帰り指導

月曜日、関東地方に11年ぶりに台風が上陸。
その日、実は、毎年恒例、共立女子高校放送部の夏合宿に行く日でした。
前日の夕方、中止が決まりました。
実際、電車も運休になり、とても行けるような状態ではなかったのですが、
さあ、こうなると、指導内容を替えなくてはなりません。

もともと月・火・水の2泊3日で、私が帯同するのは1泊2日。
台風で出発が1日遅くなったため、生徒たちが1泊2日、
そして私は・・・日帰り・・・。

学校の寮(河口湖駅からタクシーで20分)にいられるのは正味4時間半。
さあ、1泊2日の内容は全部できないのだから、大幅に変更が必要になります。
生徒たちも「コーチの貴重な指導時間を無駄にしない」と、
慌ただしい中頑張ってくれました。
本当なら寮に到着したら生徒たちは制服からラフな格好に着替えるのですが、
その時間も惜しいということで、制服のまま。

今回初めての試みで取り組んだのは、インタビューの練習。
相手の話を聞くこと、深くまで掘り下げることは、
放送部としてアナウンス原稿や番組制作をするにあたってとても大切ですし、
将来、どんなジャンルでも役に立つ技術です。

顧問の先生お二人と、合宿のための特別コーチに協力いただき、
何かテーマを決めて5分間質問してもらい、
聞き出したことを15分間で1分半の原稿にまとめるという課題を与えました。

正直、ハードです。3つの班で同じことをするうえに、
インタビューは個々なので一斉に何人もできないのです。

どうなるか、正直やってみるまで分かりませんでした。

実際、インタビューに関しては、生徒たちはなかなか苦労していました。
私も1年生2人から質問をされましたが、
テーマを決めた割には話がどんどん脱線してしまいました。
事前に質問を細かく決めすぎると、相手の話をしっかり聞かずに
準備したものを消化することだけに気を使ってしまいます。

え?もう5分?とあちらこちらから声が上がりました。

15分はみんな集中して原稿を書きます。

そして、発表。

・・・

・・・

・・・驚きました。
この短時間の割に、なかなかしっかりした文章を仕上げてきたからです。
もちろん、粗削りではありますが、ちゃんと発表できたことは大いに褒めたいと思いました。

しかも、テーマは実にさまざまでした。
「好きな季節」「趣味」「今の仕事を選んだ理由」「生まれ変わったら何になりたい?」など。
一つのテーマに絞って質問できた生徒は、具体的なエピソードも引き出せて
「へぇ、知らなかった!」という話も盛り込まれていました。
逆に、あれこれいろいろ聞きすぎた生徒は、ただただその羅列になってしまいました。
仲間のものを聞くのも勉強になります。

そして、原稿がいくら良くても、やはりアナウンス技術が伴わないと、
噛んでばかりだと伝わりません。
アナウンスがうまくても、原稿で心をつかまないと心に残りません。
そのことにしっかり気づけた時間となりました。

番組を作る班もありながら、それと並行した指導だったので、
本当にあっという間、急ぎ足だったのですが、
ひとつでも学ぶものがあったら幸いです。

※帰りはここ数年バスだったのですが、今回は電車を手配していただきました。
夏休みは渋滞が読めず、昨年は5時間かかってしまったのですが、
電車は大変快適でした。

写真は、河口湖駅で食べた富士山ソフトです。
バニラ一色か迷ったのですが、写真的には、ね(笑)。
撮影に戸惑って、溶ける寸前の1枚です(笑)。
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by mikikasai819 | 2016-08-24 22:45 | はたらき(お仕事) | Comments(0)
私の名刺には「アナウンサー」と書いています。
その中で、お仕事の軸は4つ。
司会・ラジオパーソナリティー・アナウンス指導、
そして、もう1つ、ナレーションです。

先日収録したナレーションが、企業様のホームページにUpされました。
(株)デンカリノテック様です。
コンクリートの劣化した建物や橋脚を破壊せずにどうやって直すのか。
その説明映像のナレーションを担当しました。
難しい単語がたくさん出てきますが、見続けていくと、、
「ほほぅ、こうやって直していくのか」という発見があります。
私も出来上がったものを見て改めて勉強になりました。

脱塩工法
http://www.denka-renotec.co.jp/c-hoshu/ch-01/page01.html

再アルカリ化工法
http://www.denka-renotec.co.jp/c-hoshu/ch-01/page02.html

それぞれ7~8分ずつです。

こういうお仕事を頂かなかったら、きっと知らないままでした。
出会いに感謝ですね。
(お声がけいただいたセレブシステムの杉浦様、ありがとうございました。)
by mikikasai819 | 2016-07-06 16:55 | はたらき(お仕事) | Comments(0)
帰国後のお仕事、一気に記します。

☆日経就職サクセスセミナー司会

今月25日土曜のセミナーから2018年卒の学生さん向けになりました。
インターンシップに向けての取り組みです。
各会場でこれから冬・春に向けて複数開催されるセミナーですが、
そのスタートということで、来場される学生さんも初めての方ばかりです。
早い段階から対策を立てようとしている前向きな心意気、
頑張ってほしいなと心から思います。

個人的には、2004年からご依頼いただいているこのお仕事が
今年で13年目に入りました。
本当に長きにわたりありがたいことです。
13年前に就活をしていた学生さんはもう30代半ばですね(笑)。
最近では出張のご依頼もいただいており、来月も名古屋・大阪にお邪魔します。

☆私立中学・高等学校創作ダンス発表会アナウンス

26日(日)に三軒茶屋の昭和女子大学人見記念講堂で開催されました。
それこそプロになる前から、毎年お声をかけていただくお仕事です。
私の役割は、踊る生徒さんの板付きが終わった時点で
作品のタイトルを読み上げることです。
(板付き・・・照明がONになった時点で既に舞台にいる状態)
みんなが緊張しているときに私の声からスタートします。
アナウンスが入ってから照明・音と続くので、とても重要です。
今年は52校が参加。白熱の演技が披露されました。

ただ、今回は残念ながら1校、ハプニングが発生しました。
踊っている途中でCDの音が飛んでしまった(同じところばかりループした)のです。
初めはこういう演出か?と思いましたが、明らかにおかしい。
でも、生徒は無我夢中で踊り続けています。

どうしたらいいか。

・・・主催の先生と瞬時に話し合い、やむなく途中で止めることにしました。
「かわいそう」「何がおこったの?」「このあとどうするの」
そんな声が聞こえそうですが、一刻も早く会場の動揺を鎮めなくてはなりません。
アナウンス係としては「先生、一言入れていいですか?」と確認をしたうえで、
「只今のプログラムは、音の調子が悪いため、一旦演技を中止させていただきます。
改めて午前の部の最後に再演致します」と入れ、
次の学校にも動揺が広がらないように舞台袖で落ち着いてもらい、
心をこめてタイトルを読み上げました。
全てこれらは陰アナです。
再演したときは音飛びもなく、踊り切れた生徒さんたちを見て本当に安堵しました。

「助かりました!うまく進めていただいてありがとうございます」

何があるか分からない、でも、だからこそ、そういう時こそ、
プロを必要としていただいた本領発揮なのだと再認識しました。
ご依頼ありがとうございました。

☆ノーリツ鋼機株主総会司会

27(月)にリハ、28(火)が本番でした。
昨年初めてホームページからご依頼を頂き
今年が2度目。本当にありがたいです。

社長が議長を務められるので、司会といっても主なお仕事は業績の報告です。
当然、数字を間違えてはなりません。億単位です。
感情を込めることが第一義ではないため、淡々と、しかし、確実に、
株主の方にご理解いただけるようにお伝えしていきます。
スライドに合わせて一人で10分近く読み上げていきます。
非常に緊張しますが、読み終わった時の達成感は何とも言えません。
そして、全ての議案が賛同され、会社がまた次の目標に向かって
株主様と共に進んでいく姿勢を見届けたときに、
とても嬉しい気持ちになったのでした。

☆日経電子版媒体説明会司会

29(水)、丸ビル7階にある丸ビルホールで開催されました。
今回ご依頼いただいたのは以前別の部署にいらっしゃった女性で、
私を思い出してくださったとのこと、これまた本当にありがたいです。
今回は広告代理店の方向けの会で、日経電子版の説明や、
デジタルマーケティングについてのパネル対談などが行われました。

興味深かったのは、スマホの普及率です。
日経電子版が創刊したのは2010年3月23日。
その時はスマホを持っている人は総務省の調べで10%だったそうです。
それが今年6月の時点では68%ということで。
若者のほとんどがスマホというわけですね。ええ、私は32%の方ですが(爆)。
ただ、タブレットに至っては、2010年3月はたったの7%、今は27%だそうです。
i-padを持っている私はこの27%に入りますね。

そして、今日30日(木)は青葉台の話し方教室でした。

いただいたお仕事、考えてみれば全てリピートでのご依頼です。
心から感謝すると同時に、7月以降、下半期も
健康第一で頑張っていこうと思います。
by mikikasai819 | 2016-06-30 23:39 | はたらき(お仕事) | Comments(2)

予選結果に思うこと

先週末日曜日、NHK杯全国高等学校放送コンテスト東京都大会の予選でした。
都内2校のアナウンスと朗読、番組制作等を指導している身としては、
直接会場に出向かなくとも生徒たちの健闘を祈っているわけでして、
今日その結果が発表となりました。

(放送コンテストというのがそもそもイメージわかない人もいると思うので、
順番前後しますが説明しますと、
アナウンス1分半以内または朗読2分以内の原稿を用意し、
それを発表し、審査してもらうというものです。)


正直、驚きました。
えっと・・・嬉しいサプライズではなくて、現段階では逆のビックリ。

おそらくこの生徒は予選を通過するだろうという実力があった子たちが
今回ことごとく敗退していました。

もちろん、絶対の正解はないので、一概には言えません。
相当の人数がエントリーしていますし、何か物申すつもりはありません。

ただ、失敗せず満足のいく読みができて、ある程度のレベルに到達していて、
さらに昨年(つまり1つ前の学年の時)は決勝に進めていて・・・という状況で
どう推測しても、うーん、どうしてダメだったのだろうか・・・
その場にいないで話を聴いているだけでは若干不可解です。
他の参加者たちのレベルがそれ以上に高かったと思うしかない・・・
あとは、審査員の基準、さらには審査員の価値観・・・でしょうか。
でも、結果は結果。それ以上でもそれ以下でもありません。


それにしても審査競技というのは、どんなものでも
スッキリしないシーンが出てきます。


たとえば、私自身の中学の時の合唱コンクール。
1年の時、自分のクラスは優勝しました。
すごく嬉しくてみんなで泣いて喜びましたが、隣のクラスと同点優勝でした。
「どう聞いても向こうの方が良かった」
「音楽の先生が担任だから明らかに贔屓だ」
「どこがどう同点なのかさっぱり分からない」
まあ、散々と周りからは言われました。
その時は堂々としていましたが、今思い返すと、
どういう点数のつけ方なのか、よくわかりません(苦笑)。


たとえば、毎年司会をご依頼頂いている私学創作ダンス大会。
どれも本当に素晴らしい。でも、順位は決めなくてはなりません。
優勝を争う強豪校はここ数年3校。毎年嬉しい悲鳴と悲しい沈黙が繰り広げられます。
ここまでのレベルになると、正直、何が決め手なのか全くわからない時もあって、
何が嬉しく、何が恨めしいのか・・・、舞台袖から観ていてもつらいです。



たとえば、オリンピック。
審査で点がつく競技はたくさんあります。
どうしてそういう点数になったのか、わからないことがあります。
審査員も人。やっぱり心境は各々異なるはずです。
それでも、どうして?と思わざるを得ないことがあります。
点数は点数として受け止めなくてはならない、
それが不服なら誰もが文句のつけられない演技をすればいい・・・
でも・・・ね、難しいですよね。



というわけで、今回は高校の放送コンテスト。
3年生は予選を通過できなければもう次はありません。
残念ながらここで敗退という生徒たちから直接メールの報告が寄せられました。
悔しい、悲しい、つらい。
そういう気持ちの中で連絡をくれたこと、それをまず何よりも褒めてあげたい。
ただ指導してもらっておしまいという人が多い中で、
ちゃんと報告・お礼が言える生徒には、心から励ましの言葉をかけてあげたい。

そして、あえて言いたい。

大会には勝者と敗者が出てしまうのは仕方がないこと。
でも、その発表の場で、練習通りの成果が発揮できたのか。
会場の誰か、たとえたった一人にでも心に刺さるような読みができたのか。
自分の満足のいく、自分らしいアナウンス・朗読ができたのかどうか。

頑張ったら頑張った分だけ、今は落ち込んでいるはずで、
その気持ちを思うと私も胸が張り裂けそうになります。
「コーチ、頑張ってきます!」「先生、絶対決勝行きたいです!」と
最後に笑顔で会った両校の生徒たち。
予選不通過ということは、決勝に向けての練習で会うこともなくなります。
コーチとしての立場を考えれば、指導者の私が力不足だったことも否めず
大変心苦しいです。

でも、部員たちにとって絶対にここまでの経験は無駄にはなりません。
それは断言できます。

そして、決勝に残った生徒たちももちろんいるわけで、
心からエールを送りたいです。決勝進出おめでとう!!!
通過してよかったねという単純なことではなく、なんというか、
「もう一度発表できる場(決勝)があって本当によかったね。
またいろいろな人に聞いてもらえるね。」と。

本来、アナウンスや朗読は、点数をつけるものではありません。
そういうと、大会趣旨はどうなっちゃうんだという感じですが(苦笑)、
これはこれ、それはそれ。
自分自身も20年前に高校の放送部員で、同じような経験をしてきて、
上手く読めなくて落ち込んだこともあったし、
逆に全国大会に進めてHappyだったこともあったし、
そういう一つ一つの結果もそうですが、
一生懸命に取り組んだ日々の方が鮮明に覚えていて、とても誇らしいのです。
決して格好つけているわけではなくて。

あの高校時代があるから、私は今この仕事をしています。
番組を放送していて誰かから直接点数をつけられることはないけれど、
内容が届いているか、想いは伝わっているか、常に考えながら喋っています。

どうか、今日残念な結果だった生徒たちにも、前を向いてほしい。
少なくとも私が聞いた練習のときは、個性あふれる愛情いっぱいの読みだった、
たくさん蛍光ペンで原稿にしるしをつけて、何度も自分の声を録音して、
どうやったら分かりやすいか、どうやったら情景が浮かぶか、
たくさんたくさん考えて自分の作品に仕上げたこと、
結果の向こう側=これからの人生の自信にしてほしい。心からそう思っています。

長くなりましたが、どうしても記しておきたくて。
by mikikasai819 | 2016-06-07 23:56 | はたらき(お仕事) | Comments(0)

楽しい打ち上げ

武蔵野シンフォニックブラスオーケストラの定期演奏会、
無事に終了しました。
終わってからの打ち上げに参加させていただき
今、帰宅途中です。
7年目のご依頼で打ち上げ参加は2回目。
距離がすごく近くなった気がして
とても嬉しく思います。
また来年もお会いできますように。

ピッチャーでビールをたくさん注いでいただいたので
なんだかんだで結構飲んだ気がしますが(笑)、
団員の皆さんの満足感、達成感が
司会の私にも波及してきて幸せな気持ちでした(^^)
by mikikasai819 | 2016-05-04 22:11 | はたらき(お仕事) | Comments(0)

「金曜日が祝日」の日

今日からGWですが通常営業。
FM世田谷「Bee Up!Setagaya」はいつもどおり、
AM8:00〜11:00の生放送です。

昭和の日にちなんでメッセージテーマは「昭和」。
古き時代を懐かしむ方も平成生まれの若き方も
是非メール送ってくださいね。
え?このブログを朝に見た人にしか伝わらないって?!
834@fmsetagaya.com
そもそもラジオはどこで聴くの?
世田谷地域の方は83.4MHZ、
遠くて電波届かなーいという方、
http://www.fmsetagaya.comから聴けます。

金曜日だと会社で仕事中だから聴けない方、
今日は祝日。
怖いもの見たさ(聴きたさ?!)でいかが?
ちなみに次の金曜日が祝日になるのは12月23日です。。。

今日は生放送のあとすぐに次の現場(池袋)に行かなくてはなりません。
お昼を食べられない可能性大!頑張る!
by mikikasai819 | 2016-04-29 06:06 | はたらき(お仕事) | Comments(2)
上智大学で、「就活に必要な発声力セミナー」の講師をご依頼いただき、
行ってまいりました。

まさにこの3月から就活をスタートさせている学生向けで、
対象人数は60人。事前応募で満席とのことでした。
しかし、いざ行ってみると、次から次へと
「予約していなかったんですけど受けてもいいですか?」という人が!
モチベーションの高さを感じました。

ええ、そうです、みんなやる気があるから来るのです。

それでもなお、教室に入ってくるとき、ほぼ全員、
挨拶の声がボソボソと小さかったのが気になりました。

私:「こんにちは!!」

教壇のところからわざと大きめな声で挨拶を投げかけるのですが、
返ってくる声は私の10分の1くらい小さい。

これは残念すぎる!!!もったいない!!!

まず、そんなところから講義を始めました。

第一印象の大切さ。
一度ついた印象を払拭するのは大変。
ましてや、面接の短い時間だとなおさらです。
「この子、元気そうだな」「明るいな」「いい子そうだな」
そう思ってもらえると、聴く側の心も開かれた状態で面接をスタートできます。

相手に与える印象は、口の開け方ひとつで変わる!ということを
これまでにも様々な場所で発信していますが、
まさに、挨拶・自己紹介、就職活動で必ず必要とされるフレーズでの実践を交えて
話し方に自信を持ってもらおうという趣旨のセミナーでした。

「話が上手になるためには、まず聴く姿勢から。
せっかくの90分を無駄にしない為に、
みんなも真剣に聞いてほしい、私も全力でお話しします。」

その気持ちに応えてくれた学生の皆さん、本当にありがとう。

講義の中では、よくある「もったいない喋り方」の実例を示して、
「あー、いるいる、そういう人。(もしかしたら自分かも?!)」と実感してもらいます。
(よくない例を演じるのって特徴出さなくてはならないので大変ですが、
結構楽しいです。笑)
その後、実際にあいうえおの口の形を学びます。
綺麗な「あ」の口を一斉に皆さんがされるのを見るのは圧巻です。
どれだけ普段口を意識して開けていないか気づく瞬間です。
隣の人にチェックもしてもらいながら、しっかり顔の筋肉を動かします。

さらに腹式呼吸で実際に発声をしてみました。
(隣の教室は授業がなかったようなので、思いっきり声が出してOKでした)
最初は2人に代表して前に出てきてもらってレクチャーします。
(やってみたい人!と言ったらすぐに手が挙がって、
その積極性は素晴らしいなと思いました!)

その後、ブロックごとに分かれて数十人で発声練習。
放送部や演劇部でもなければ、普段やらないので恥ずかしいはずですが、
みんな一生懸命参加してくれました。
男性女性の声が混ざって、ちょっとしたハーモニーみたいにも聞こえたため、
会場みんなで笑ったりもして、和気藹々と進んでいきました。
本来の自分の声の高さで、姿勢良く堂々と出せると、説得力が増すのです。
息をしっかり出すということの重要性を
ほんの少しでも体感してもらえていれば嬉しいです。

あとは、ちょっとしたゲームで肺活量をチェックしたり、
風邪をひいてしまって声が出にくいときの対処法をお話したり、
セリフに想いを込める実演をしたり。
(同じ言葉でも、間違った気持ちで受け止められるのは怖いですよね・・・)

就活向けとはいっても、基本的なところは変わりません。
ただでさえエントリーシートの作成などで大変な学生さんですから
少しでも楽しく学んでほしいという気持ちで話しました。

13時半から始まって15時0分0秒まで。
普段生放送をしているので、こういう時に絶対時間を延長させないのは
私の強みかもしれませんね(笑)。

最後にアンケートを書いていただき、終了となりました。

終わってからも質問をしたい学生さんの列ができて
その前向きな姿勢に本当に私も刺激を受けました。

「地方出身の場合、どうやってアクセントを克服した方がいいか」
「口を縦に空けにくい。なかなか自然に笑えないので直したい」
「肩に力が入りすぎてしまうのが悩み」
「自分の名前が一回で聞き取ってもらいにくいのでどこを注意したらいいか」
「滑舌が良くなくて自信がないのでどんな練習をしたらいいか」

多分、まだ時間があったらもっといろいろなことができたのではないかなと思います。

今回ご依頼いただき、このようなセミナーが実現した背景にあったのは
「面接のテクニックに関する講座はあっても、
話し方・声の出し方そのものについての講座は今までになかった。
上手く話せないことや声が小さいことで悩んだり、
自信のなさで損をしている学生のためにも開催してみたい」という
上智大学のキャリアセンターの皆様の愛情と熱意でした。
貴重な機会を頂き、心から感謝しております。

自分でこうして指導してみて、口の開け方・発声・滑舌練習は
何もアナウンサーになる人のためにあるのではない、
むしろ一般の方のニーズは確実にあると実感しました。

今日参加してくれた学生さんが、自分に自信を持って就活に挑み、
行きたい企業の内定を獲得してくれること、
そして、もっと言えば、その先・・・
社会に出てからも今日の話を思い出して日々の生活に取り入れてくれること、
それを心から願っています。

真面目に努力する人間が報われる世の中でありますように。
みんな頑張って!!
by mikikasai819 | 2016-03-10 23:59 | はたらき(お仕事) | Comments(2)
先月のことですが、本当に素敵な現場に立ち会えたので、
大変遅ればせながら記します。

2月10日。第一ホテル東京。
日精エンジニアリング株式会社様の30周年記念式典&祝賀会が開催され、
司会を務めさせていただきました。
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ご依頼を頂いたのはホームページからで、
初めてお会いしたのは昨年の11月。
担当者(式典実行委員)の皆様から最初に言われたのは
「できれば当日までに打ち合わせを複数回お願いできますか」ということでした。

私が設定している司会料金の中には
事前打ち合わせ1回分が含まれています。
2回目からは追加料金を頂いているのですが、
「もちろん、お支払いします!」とのこと。
万全を期して臨みたいという気持ちの表れですね。

あとは「その追加分を払っても河西さんの料金ってお安いですよね」とも
言っていただきまして(笑)、なるほど、そう思っていただけるのかと
今後の参考にもなりました。
(比較すると、ホテルの司会者って本当に高いんだなぁ・・・しみじみ)

・・・というわけで、当日までに実行委員の皆様とは計3回お会いしました。

だからでしょうか。思い入れが非常に強くなったのは事実です。
とてもアットホームな会社で、終始楽しく、
30年の歴史もしっかり頭に入ってきたからか、
ずっと昔から関わっていた・・・いや、この会社にいた錯覚さえ出てくるほど(笑)。

式典は30分強、フロアを移しての祝賀会は3時間。
全く雰囲気も異なるこの2つの進行。

前者は粛々と、確実に進めます。
来賓の方からご祝辞を賜ったり祝電を読み上げたり、
新たに作られた「社旗」をお披露目・説明するという大役も務めました。

後者は、いわば宴会です。
社員の方々による余興が次々に飛び出し、
これがまた秀逸で、笑いが止まりません。
しかも社長・取締役から若い社員まで
みんなが全力でパフォーマンスしているのです。
「頑張れー!」「いいぞー!」と声援が飛んだり、
「アンコール!アンコール」の声でなんと3回も踊ったグループがあったり。
思い出すだけでまた楽しくなってきます。

繰り返しになりますが、私は司会を頼まれた外部の人間なのに、
そんな気がしないほどに、社員の方と同じ気持ちでその場にいました。
ああ、楽しかったなぁ。

祝賀会の冒頭挨拶では「今日の司会の方は・・・」と紹介までしていただき幸せでした。
また、それだけでもありがたいのに全て無事に終わったところで
「河西さん、2次会是非来てください!」とお声がかかったため、
お言葉に甘えて顔だけ出すことに。ところがここでも、
「河西さん、本当にありがとう」と担当の皆様からは手厚く労っていただき、
新たな方とは「初めまして。司会お疲れ様!」と名刺交換をさせていただき、
気づけば最後までいてしまうほどにとても有意義な時間となりました。

ただ、残念なのは、今回30周年記念式典ということで、
31周年では普通は開催しないわけです(苦笑)。
次は40?50?なかなか機会がないのが寂しいねぇという話にもなったところ
「何か司会やナレーションが必要なときはさ、河西さんにお願いするといいよ。」
「原稿も書いてくれるんだからさー」「えー、そうなの?」
「うちの姪っ子の結婚式、お願いしようかな」などというお声も上がりました。
この仕事をしていてこんなに嬉しいことはありません。

実行委員の皆様、ご依頼本当にありがとうございました。
2次会での乾杯の際の清々しい笑顔が忘れられません。
「やり切ったー」「無事にやり遂げた!」
達成感いっぱいの皆様の表情を見ながら
一緒に作り上げた気持ちで胸がいっぱいでした・・・。
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・・・とここまで書き上げた本日、私宛てに日精エンジニアリング様から贈り物が。
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ご来場者に送られた名前入りのボールペンです。
私の分も作っておいてくださったそうなのです。
Miki Kasaiって入っていますよ!!!
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嬉しい!!!またまたあの時の感動を思い出しました。
心のこもったお手紙もいただき、何度も読み返しました。

改めて素敵なご縁に感謝します。ありがとうございました!!
by mikikasai819 | 2016-03-02 21:59 | はたらき(お仕事) | Comments(0)

元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。


by mikikasai819