昨日、都立上水高校放送部の指導をしてきました。
新年度初めてで、1年生は2年生に、2年生は3年生になったわけですが
たった数ヶ月でもやはり3月に会ったときよりは堂々としているように思えました。
それと同時に3年生は4年生に・・・なるはずもなく卒業したため、
今まで会っていた生徒たちはもういません。
「河西先生、お茶どうぞ」といつもペットボトルのお茶を差し出してくれた男の子、
なんだかまた持ってきてくれそうな気がしてしまっていました(笑)。
もうここにはいないのにね。

・・・

・・・

・・・

「お茶どうぞ」

ん?空耳か?

いいえ。そこには、初めましての男の子が。

聞けば、この春入学した1年生らしいのです。
お茶担当、代替わりしていました(笑)。
彼は名乗った後、こう言いました。

「アナウンサーになるのが夢なんです」

そうかそうか、なんだかすごく初々しくて。
私も自分が高校1年生のとき(だいぶ昔・・・)に
放送部にきてくれた当時のコーチ(やはりフリーアナウンサー!)に
「アナウンサーになりたいです。お話聞かせてください」って言いにいったなぁ。

ホントに、フラッシュバックした感じ。

上水高校は今年も大所帯で、大会前の限られた時間では1年生の読みまで聞いてあげられないのですが、
いつかゆっくりお話できるときまでがんばってほしいな。

ちょうど合唱祭の時期と重なっているらしく、みんな歌いすぎて喉が疲弊している様子。
そんな中でNHK杯の都大会がやってきます。忙しいね。
でも、みんなすごくいい顔しているんです。青春に敵なし!だと思わせられます。

さて、アナウンスと朗読を指導するのが私のお仕事。
1年生を抜かしても、2年生と3年生で20人います。
アナウンスは1分半、朗読は2分の持ち時間。
放課後16時半過ぎから下校時刻の18時半まで、110分÷20人=5分30秒。
次の人との入れ替えもあるのも考えて・・・
休憩なしで時計とにらめっこしながら、それでも丁寧に教えてあげたくて。
時折質問も受けたりして、でも、5分半で次の生徒が来る。

相当な集中力ですが、アドバイスを聞いてやる気を出してくれる部員を見ると
疲れは襲ってこないのです。

よくこのブログでもお伝えしているように、
放送部の大会は全国大会までありまして、順位がちゃんとあります。
そりゃ、入賞したいに決まっています。
でも、まずは相手に伝えること、伝わること、
伝えたいという思いを持つことが大事です。
放送関係に進む人ばかりではありませんが、大人になっても必ず活きてきます。
青春のその先に、今この瞬間のさまざまな想いが。

・・・

・・・

・・・

20人全て指導し終えてちょうど18時30分。
最後の生徒も急いで下校。
私は顧問の先生から「お疲れ様でした」とねぎらっていただき・・・
あら?その後ろには・・・

「河西先生、お久しぶりです」
「うわー!!!」

そこには、放送部OBの男の子の姿があったのです。
ちっとも変わっていないなー、でも懐かしいなー、
卒業したの何年前だったかなー、今、大学何年生だっけ・・・と思ったら

「昨年の春から映像編集の仕事してます!」

「!!!」

こういう再会ほどうれしいものはありません。
MAスタジオ(ナレーション収録)にも当然出入りがあるらしく。
名刺交換させていただきました。
いつか本当にお仕事一緒に出来たら面白いね。

この数年で、高校生だった子が大学を卒業し、社会人2年目となっている。
私は・・・この数年、同じ。変わっていない。

でも、変わらない中で、別れと出会いを繰り返して、
再会のおまけもついてきたりもして、

こうやってコーチとして長く関わらせていただいていることに、
もっというと、自分が学生だった頃から非常に長く
放送部というものに携わっていることに、

改めて、幸せを、感じたのでした。

by mikikasai819 | 2017-06-03 17:39 | はたらき(お仕事) | Comments(0)
元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。

by mikikasai819
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