人生初の乳がん検診は予想外の展開

だいぶ前にUPしようと思っていたことが、たまってきている事実。
特に、今日書くお話は、実は4月にさかのぼります。
でも、つい最近、結果が分かりました。

今年春、当時は暇な時間が多かったので、こういうときに試しに受けてみようと、
軽い気持ちで区の乳がん検診に行ったのです・・・。

☆☆☆

4月7日。人生で初の乳がん検診。
触診と超音波検査(エコー)で終了。ゼリーを塗られてヌルヌルした感じ。
「はい、OKです。結果は後日郵送します」と言われて解放されたときは
正直言って、ブログに書くネタが出来るぞ!くらいの気持ちでした。
胃カメラのときもそうだったけど、何事も、人生初は印象に残るなあって。

☆☆☆

4月16日。検査から9日後、私は友達とスカッシュに行くつもりで
スポーツバッグを片手に家を出ました。
出がけに郵便受けを見たら、郵便物が結構届いていたので、
電車の中で確認しようと無造作にかばんに入れて駅へ向かいました。

改札を入り、電車が到着するまでの間、ホームで先ほどの郵便物をチェックしていたら、
区からの葉書があるのに気づきました。

あ、この前の乳がん検診の結果だって。

矢印の方向に開いてくださいとあるので、
いつもDMを見るとき適当に開けるのと同じように、本当に、何も、全く気にしないで開きました。



疑わしい箇所がありましたので再検査が必要です。





???

足の先からスーッと冷たくなった気がしました。
頭がクラクラしました。

全く予想していなかった文章がそこにはありました。
「異常なし」って書いてあるに決まってる!って疑ってなかったですから。

えっと、疑わしいっていうことは、乳がんかもしれないってことだよね・・・
えーっと、私、今年初めて受けたんですけどー?いきなりそういう結果?
何かの冗談じゃないの?自覚症状も全くないのに?

スポーツバッグが急にズシンと重くなったように感じました。
そして、なんかそわそわしてしまって、スカッシュどころの気分ではなくなってしまいました。

一人では抱えておけず、友達と会ってからは
「なんかさー、乳がん検診でひっかかっちゃったんだー。まあ、まだ分からないんだけどー」って
笑って事実を吐き出しました。
友達は「えー?」と驚き、それでも、「今悩んでも仕方ないから、今日は楽しもう」って
予定通りスカッシュをしました。
あの日は無心にボールを打つことで、精神的にすごく助けられました。

さて、よく葉書を見てみると、再検査の前に乳がん説明会というものがあるらしく、
まずはそれを受講してほしいとのこと。
しかし、日付が4月30日となっていました。
2週間も先なの?
それまでこの不安な気持ちをずっと持っていなくてはいけないの?
そもそも、もしガンだったら、一刻も早くなんとかしたいのに。

帰宅して主人に話すと、「早い時期の説明会に変更できるか聞いてみれば?」とのアドバイス。
そこで、翌朝電話を入れて、2日後にしてもらいました。

☆☆☆

4月18日。午後1時。乳がん説明会には20人近くもの人が来ていました。
皆さん、何らかの形で検診にひっかかった方なのでしょう。その多さにびっくりしました。
説明会では医師が「乳がんとは?」という基礎からお話してくださいました。
聞いているうちにあれこれ不安になって具合が悪くなってきそうでしたが、
だからこそ真剣に聞かねばなりません。

ただ、「こういう説明会にお越しいただいているのは、あくまで再検査をしてほしい方であって、
もう既にガンが進行しているとか一刻も早く治療していただく方などは
検診の翌日にとっくに電話しています」というフォローコメントは救いでした。
そりゃそうですよね。私なんて、2週間後に本来なら説明を受けるはずだったのですから。

全体説明のあと、1人1人呼ばれます。

私は、超音波の写真を見せられながら
「左胸の上のあたりに6ミリほどの丸い影があるんです」と言われました。
確かに、そうだ・・・。
「良性だとは思うのですが一応見てもらってください。はい、大学病院宛の紹介状です。」
・・・大学病院で検査か。気が重いなぁ。
いくつか病院の詳細を渡され、どこに行くかは選べたのですが、
乳腺専門科があることと通いやすいことなどから、最終的に、順天堂にすることにしました。

ゴールデンウィークの時期だったので、病院には連休明けに行くことにしました。
もやもやしても仕方ないので、北海道旅行をしました。気分転換になりました。

☆☆☆

5月8日。朝9時から診察スタートということだったので、
頑張って8時過ぎに行って、初診受付をしました。既にたくさんの人がいました。
紹介状があっても、初診は予約を取れないので、相当待つというのは覚悟のうえでした。
6時間かかったという人の口コミも見ていたので、
文庫本3冊、雑誌2冊、ニンテンドーDSまでも(苦笑)。

マンモグラフィー検査は痛いんだろうな。それよりもっとすごい検査だったらどうしよう。
あー、早く終わってくれないかなー。

呼ばれたのは11時頃だったと思います。
男の先生でした。

「何か自覚症状ありますか?」『いえ、まったく』
「そうですかー・・・あ、○○区の検診の結果かぁ」
『は、はい』
「○○区はねー、すぐ再検査って行って送り込んでくるんですよ」
『・・・?』
「マンモグラフィーじゃなくて超音波でやっているからねぇ、そういう自治体は少ないんだけど、少しでも怪しいと思ったらすぐ再検査にしちゃうんですよ。
一日に何人も○○区の方が来ますもの」
『・・・』

何、それ。なんか、すごく気分が暗くなりました。
そんなこと私に言われても・・・って感じでしたし、いかにも面倒くさそうなオーラ。
そんなモチベーションで診察してほしくない。
まあ、それこそ乳がんの可能性が低いから言えるのでしょうけど。

極めつけは次の言葉。

「はい、それじゃ、検査の日程を決めましょうか」
『え?今日じゃないんですか?』
「混雑してるので、今日は無理です。
そもそも初診当日に検査なんてところはありませんよ。」


すごい緊張していたこともあり、本当に拍子抜け。
1日かけて診てくれると思っていたのです。考えが甘いのでしょうか。

「えーっと、今から一番早い検査日程は、7月23日ですね
『えええ?7月!?』
まだ2ヶ月以上もある。そんなときまで不安を解消できないのでしょうか。

『分かりました。ただ、まだそのあたりの予定はちょっと分からないのですが』
「そうですよね、でも、一応、入れておきましょう」
『もしその日がダメになったら別の日に替えてもらえますか?』
「その場合はまた来院して再予約になります。電話では変更を受け付けられません
『はぁぁ???』

・・・諸事情あるとはいえ、患者にとって不便なシステムだと憤慨しそうでした。

というわけで、7月までは、もう、乳がんのことは忘れ去ることにしました。
大丈夫に決まってる。大丈夫じゃなかったら訴えてやる!みたいな。
そう思って、イタリアひとり旅も決行しました。

☆☆☆

☆☆☆(長文ですみません・・・まもなく終わります)

☆☆☆

季節は流れ、7月23日。本当に忘れかけていた感じでした。
春と異なり忙しさが増してきた時期、なんとか頑張って検査に行きました。
この日を逃すといつになるかまた分からない!
もう嫌な思いをしたくないなというのが強くありました。

検査は触診・超音波とマンモグラフィー。技師は女性で、非常に感じのいい方でした。
特にマンモグラフィーは人生で初めての検査。
上下・左右から乳房を機械で挟んでせんべいみたいにして、放射線をあてます。
「被爆の量を無駄に多くしたくないので、薄くするんですよ」とちゃんと説明してくださいました。
優しい対応で不安が和らぎます。

部屋はピンクが基調で、クラシックのBGMがかかっていて、これもありがたい。
マンモは痛いとは聞いていたけど、やはりちょっと痛かったです。
我慢できないほどではありませんでしたが
「あのー、まだですか?」って眉間にしわを寄せて聞いてしまうほど。
圧迫されたまま息を止めて、撮影。
「はい、ラクにしてくださーい」といわれて、乳房が元通りになると、ホッとしたものでした。
「年配の方は痛くないんですけどねー。若い人は乳腺が発達しているのでつらいですよね」
そうだ、私はまだ若い(苦笑)。

この優しい技師のおかげで、計4枚の撮影は無事に終わりました。
非常に雰囲気がよくて、マンモグラフィーのイメージはいいものに変わりました。
(検査する時期のホルモン分泌にも寄りますが、それだけではなく、
やはり技師の技術によって全く違うみたいですね。)

☆☆☆

7月30日。検査結果が伝えられる日。
9時に予約を入れていましたが、なかなか呼ばれません。
予約した意味がないのでは?
その後仕事が入っていたので、かなり焦りましたし、イライラも募りました。

ようやく呼ばれたのは30分後。
これなら、予約時間そのものを9時半にしてくれればいいのにって思いました。
今回は女性医師でした。

異常はありません。区の検診を受けられたときは、おそらく、
水か何かがたまっていたのだと思いますが、先週の検査では出ていません。
女性ホルモンの分泌は月によって違うので、おそらくその差だと思います。
今後も1年から2年に1度は必ず検診を受けてくださいね」
『・・・はい』

これでほぼ終了。先生と向かい合っていたのは2分でした・・・。

☆☆☆

というわけで、4月に受けた区の検診から実に4ヶ月弱。
私の乳がん疑惑は、異常なしで終わりました。

長かった・・・。
長すぎて、気持ちの揺れはもうどこかへ消え、感慨なんて何にもありませんでした。

でも、何はともあれ、大丈夫でした。よかった・・・。

区の検診、大学病院の診察・・・色々思うところはありましたが、
乳がんを身近に感じるとてつもなく大きなキッカケとなったのは間違いありません。

これまで、私は関係ないって思っていました。私に限って大丈夫だろうって。
でも、確実に年齢は重ねているわけです。
今、日本の女性に確実に増えている乳がん。乳がんは唯一自分で発見できるガンとのこと。
これから今まで以上に体を大切にしたいと思います。
Commented by かおり at 2008-08-16 19:34 x
お疲れ様です。
大学病院とかって待ち時間の割に診察3分とかで終わるんですよね…なんかすみません(苦笑)
異常なしで良かったです♪
Commented by マリミルク at 2008-08-16 20:23 x
一気に読みました。4月から今までの気持ちの変化が伝わりました。
私自身、来週乳がん検診を「何気なく」受けようとしていた者です。
ちょっと怖くなってきましたが、受けないほうがもっと怖いですよね。
Commented by ロビー at 2008-08-16 20:56 x
そんなに大変だとは…………。

予約がスムーズにできれば余計な気苦労も無かったのに(^o^;

誰もがそうかはわからないけど、怪我や病気って実際にならないと事の重大さがわからないんだよね(-д-;)

今回の事は神様が「気を付けなさいよ」って教えてくれたのかもね(゜o゜)
Commented by この木、何の木?何だろね。 at 2008-08-17 01:52 x
全く、かさいさんたらぁ~。心配するじゃァないですかぁ~。
「異常はありません。」の文字を見るまでドキドキしました。(^^;)

そしてこの文章を読んで、健康と、一度しかない人生を懸命に生きることの大切さを、あらためて感じました。

Commented by miki at 2008-08-17 16:15 x
や~よかったね!!!!!
Commented by mikikasai819 at 2008-08-17 22:50
かおりさん、病院の代わりに謝っていただいちゃって、
逆にすみません・・・(苦笑)。
どうか、かおりさんの力で、今後、うまく病院改革してください!!!
・・・っていうか、とりあえず異常無しで何よりでした。
Commented by mikikasai819 at 2008-08-17 22:53
マリミルクさん、はじめまして。
乳がん検診、まずはあまり緊張せずに。
敷居が高いものだと身構えていたら私もきっと受けてませんでしたから。
マンモグラフィーがもしあるのであれば、痛いときは「痛い」とすぐ言うことです。
私は「結構痛みに弱いんです」と最初に申告したら気を遣ってくれましたよ。
Commented by mikikasai819 at 2008-08-17 22:55
ロビーさんのおっしゃるとおりで、きっと神様からの忠告なのでしょう。
忙しさにかまけて健康面をおろそかにすると、
あとで痛い目にあうのは自分ですものね・・・。
これで安心せずに、気をつけていきたいと思います!
Commented by mikikasai819 at 2008-08-17 22:56
この木何の木、何だろね。さん、ご心配をおかけしてすみません。
時系列に書いたためついつい文章が長くなり、
結果までに時間がかかってしまいました・・・。

一度しかない人生、色々な体験をしたいと思いますが、
しなくていい体験は極力避けられるように、日々の生活が大事ですね。
Commented by mikikasai819 at 2008-08-17 22:58
mikiさん、ありがとうございます。
いや~、本当によかったです。
でも、ドキドキ不安だった日々を忘れずにいなくては。
そして、信頼のおける医師を探したいと、切に想います。
Commented by さっち at 2008-08-18 11:26 x
何もなくてよかったですね。。。
僕も歳のせいと、体重増加のせいでいろいろ出ていますよ。笑
昨年尿酸値が高かったから、できるだけ水を飲んで、排尿する回数を増やして、尿酸値を下げたと思ったら、今度はコレステロールが高い値を示しています。笑。
ジムで汗を流していますよ。。。。
Commented by くーちゃん at 2008-08-18 19:56 x
結果が異常なしでほんとよかった。
こないだ話を聞いてたから、どうなったか心配してたよー。
私も検診に行ってみようかな。
婦人科系は特に、重い腰をあげるが大変・・・

大学病院や総合病院の機能、考えされられたわ。
大病院だからこそ、多くの患者が来るのは仕方のないことだけど。
予約制を導入しているところが増えているけど、
予約してても2時間待ち、とか聞くしね。
体調が悪くてしんどい人は、待ってること自体が辛いものね。

でもほんと、よかったよー。
Commented by mikikasai819 at 2008-08-18 20:19
さっちさん、こんにちは。
お互い、歳をとると、健康面に気を遣いますよね。
昔は・・・いや、つい数年前でもスルーしていた事柄とかに
いやでも向き合わなくてはならなかったりしますものね。

でも、ジムに行っているのはいいですねー。
私は続かないので・・・うーん、本気で日々の生活考えなきゃかな。
100歳まで元気に生きるのが目標ですから。(真剣)
Commented by mikikasai819 at 2008-08-18 20:23
くーちゃんさん、本当にありがとう。
大学病院って、やっぱりいざというときにはお世話になるところだからこそ、
本当は身近に感じられるような温かい診療をしてもらいたいのだけど、
やっぱり人が多いと流れ作業になっちゃうかなー、うーん。
いや、そんなことない!
実際、技師さんはすごく親切で感動したもの・・・。

とりあえず、なんともなかったので、
快気祝い?ということで飲みにお付き合いください。(お決まり)
by mikikasai819 | 2008-08-16 18:15 | にっき(日々の出来事) | Comments(14)
元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。

by mikikasai819
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