地震の状況を伝える現地の人について

北陸地方の強い地震、震度6強ということで、大変そうですね・・・。
午前中はどのチャンネルも報道に切り替わっていました。

そんな中で、私は、以前から気になっているシーンに出くわしました。

よく、現地の人に電話をつないで様子を伺いますよね。
あれです。

役場の人や気象台の人、または地元の放送局の人は、
話の上手下手はともかく、的確な感想を述べ、今の状況を素直に伝えています。

しかし、地元の旅館とか観光協会関係の人だと、
明らかに「こちらは被害がありません」とか
「大丈夫です。みんな落ち着いています。」の一点張り。

いや、決してそれが嘘といっているわけではないんです。
でもやっぱり、この地震で観光客の数に打撃があっては困るという気持ちが
無意識に前面に出てしまっているんですね。
冷静に事実を伝えるという点ではちょっと不向きなような気がするのです。

ここでひとつ思い出したエピソードがあります。

・・・FM群馬時代、スタジオのある前橋市は群馬県南部、
電話でお話を伺うことになっている片品村のとある施設は群馬県北部。
それで、その日は結構雪が降っていたので、
イベントの紹介コーナーでしたが、
導入部分でお天気の話をしようということで打ち合わせをしました。

担当者の方に本番前に
「片品村、お天気いかがですか?」と聞いてみると、
「雪が結構積もってますね」ということ。なるほど、これは季節感出るし、いい情報だ。

そしていざ本番。

「片品村、お天気いかがですか?」と再び聞いてみると、
「雪は降りましたけど、もうやんでいて、道路のほうは除雪もしてあるので
お車のお客様も心配ありませんので是非お越しください」というではありませんか。

さっきと違う!!!!!

・・・今回の地震報道を見て、現地の様子を伝える際、特に地震などの災害のとき、
誰がどんな立場でどのように何を伝えるかというのはとても重要だ、
理由が何であれ、利害関係が発生してはならないと改めて感じたのでした。
by mikikasai819 | 2007-03-25 23:55 | にっき(日々の出来事) | Comments(0)
元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。

by mikikasai819
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