Job&Baby

群馬時代にお世話になったアーティスト、
元Jungle Smileの吉田ゐさおさんが音楽監督を務めている舞台に
先日足を運んできました。

場所は、東京・渋谷の青山円形劇場。

この話は、幼稚園教諭としてイキイキ働いている主人公の女性(小日向しえ)が、
結婚・出産という人生の転機に差し掛かって悩む様子、そして
自分なりにひとつの結論を見出すところまでを描いています。
幼稚園(しかもまもなく閉園となる幼稚園)が舞台で、
おとぎ話をからめたパロディーなどもふんだんに盛り込まれていて、
どこからがシリアスでどこからがコメディなのか、
できるだけ境界線なく作られている感じがして、決して重い話ではありませんでした。
むしろ、演技が面白くて笑いが飛び出すほど。
青山円形劇場ならではの「舞台との近さ」も迫力がありました。

・・・主人公の彼(まもなく夫となる人)は仕事が認められ、
夢をつかむためにイタリアへ行くという。
結婚式のことも話し合おうとしても相手がちっともその気になってくれない。
さらに自分はこれから閉園後にどうしていいか模索中、
おなかの子供はどんどん大きくなる、
「マリッジブルー」とか「マタニティーブルー」なんて一言で片付けられない焦燥感。

で、途中でものすごい言い合いになるシーンがあるんですけどね、
それが実にリアルでした。

「信じられない!サイテー」
『何が不満なのか、順に言ってみろよ』
「そういうのがサイテー」・・・みたいな(苦笑)。

何を言い争っているのかだんだん意味不明になるんですよね(笑)。

女は頭の中で不安がひとり歩きしてどんどん大きくなって、
男はそれを解消すべく理論的になんとか聞く耳を持とうと努めるけど、
女からすると生半可な態度では誠意が感じられないからさらにヒステリックに文句を言う、
男はいつまでもギャーギャー騒いでいる女にうんざりしてくる・・・

ああ、こうやって男と女はけんかするものかもしれないねって感じでした(笑)。
いやー、本当に、けんかのシーンは迫力ありました。

そのほか、周りを取り囲む俳優の演技が非常によかったです。
特に、主人公の同僚を演じていた小林愛さん、ナチュラルだったなー。
こういう人いるいる!って感じでした。

肝心のゐさおさんも鍵の番人という役で出演とパンフレットに書いてあったので
どんな演技をしてくれるのかかなり楽しみにしていました。
・・・すごい風貌で現れますが、セリフはナシ。
その点はちょっと残念。ゐさおさんのトークは実に面白いので、
今回も何かすごいことが待っているんじゃないかと期待してしまいました(笑)。
でも、セリフがないだけに、存在感でアピールしていました。
ある意味、この舞台で「鍵の番人」は非常に大事な役でしたので。

それより、音楽。そう、ゐさおさんが手がけた音楽は、
Jungle Smileを知っている私にとって、とても懐かしく、そして同時にとても新しかった。
すごくいい流れにのって活動されているんだろうなーって思いました。

舞台全体の感想としては、最後、いい結論に導いてくれたなぁと思いました。
自分の生きたいように生きれば道は開けるんだなーって思って、
ちょっと気持ちが楽になりましたよ。

Job&Baby・・・仕事と子供。私は、これからどうやって考えていこうかな。
鍵の番人が来てくれるのを待っているとしよう。
(ゐさおさんが本当に来たらどうしよう・・・笑。とりあえず乾杯するとしよう。)
by mikikasai819 | 2007-03-13 23:10 | にっき(日々の出来事) | Comments(0)

元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。


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