滑れないけど格好良さげなスノーインフォメーション

昨日の生放送のメッセージテーマは「ウィンタースポーツ」がテーマでした。
私はそこで「湾岸スキーヤー/少年隊」を流して、
自分のスキーのエピソードをお話しました。
番組スタッフには大いに笑われましたので、ブログに記しておこうと思います。

・・・スキーというスポーツ、私には本当に縁のないものです。
残念ながら、その縁は自ら遠ざけてきました。

「私をスキーに連れてって」に感化されたバブル世代ではありませんが
それでも周囲にはスキーが好きな人が多くいました。
子供の頃から一度もゲレンデに行ったことがなかった私は
颯爽と滑る姿になるまでには相当大変で、転んだら骨折する・・・というような
相当なネガティブイメージがありました。

始めるきっかけはいくらでもあったのです。

①高校3年の冬は幼なじみの男の子からスキーに誘われました。
彼は男子校だったので、女子校の私に周りの友達を連れてきてくれと
まあ、そういう魂胆があったのだと思います(笑)。

「ごめん、無理」
「え?どうして?」
「スキーは無理。できない。」
「大丈夫だって!教えてあげるからさ!」
「いいよいいよ、私に気にせず滑ってきてよ」
「一緒に行こうって言ってるのに!」
「とにかく、ごめん。スキーだけはパスさせて!お願い!」

※「キャー、滑れない!こわいぃぃー!!」と可愛い声をあげながら
手取り足取り教えてもらった方が青春の思い出になっただろう・・・。
でも、やっぱり怖くて無理だった。

②大学2年の冬、アルバイト先の仲間でスキーに行く話が持ち上がりました。

「ごめん、無理」
「え?どうして?」
「スキーしたことない」
「大丈夫だよー、私も今回スキーデビューするから!」
「いや、あのー、怪我するの嫌でさぁ」
「大丈夫だってー。一緒に行こうよ」
「河西、ホント行かないの?」
「ごめん、スキー以外なら参加するから!」

※どんなイベントでも前向きな私がこれだけは頑なに断り続けた。
結局、行けなかった先輩とカラオケに行き歌いまくった(笑)。

③社会人2年目、大学時代の友達(スキーサークル所属)に教えてもらうことになりました。

「おー、スキーとうとうやる気になったの!」
「うん、群馬に就職したんだし、スキー場いっぱいあるし、何事も経験だよね」
「わかった。それじゃ、次の週末車で前橋まで迎えに行くから。」
「よろしくね!!」

スキーウェアは会社の先輩が全て貸してくれました。
「楽しんでおいでー!」

いざ当日。

「ごめん、これじゃ今日は無理だ」

私のセリフではありませんよ。友達のセリフです。

なんと、大雪により関越自動車道通行止め!
そもそもの問題、東京から友達が来られなくなりました。

「えー!!!」

せっかく覚悟を決めたのに、ウェアも借りて準備万全だったのに。
私のスキーデビューはお預けになりました。


・・・

・・・

・・・

きっとこのまま人生でスキー場には行かないんだろうと思ったら・・・

「せっかく河西さんやる気になったんだから行きましょう!」

スキーウェアを貸してくださった会社の先輩夫婦が
連れて行って下さることになりました。

その年の4月1日。まあ、春スキーですね。
かたしな高原スキー場に行きました。
スキー専門のコースですよね。

河西美紀、25歳でスキーデビューを果たしました。

まずスノーブーツを右左逆に履いて混乱したところから始まりました。
(「こんなにキツいんですね」と真面目に言ったら先輩が苦笑した)

正真正銘人生初のスキーなので、ボーゲン云々の前に、リフトに乗れないわけです。
乗っても降りられない。ホントにこんなにつらいのかと。
だから、まずは歩くことから。
周囲の子供たちの視線が感じられました。

(私は今日が初めてなんだよ、君たちはもうスイスイ滑れるかもしれないけどさ!!)

そのうちハの字で下降できるところまでになりましたが、
まあ、全身に力が入っているものだから、疲れ方がハンパないわけです。
(翌日、この世のものとは思えない筋肉痛が来たことはよく覚えている)
でも、根気強く教えてくださった先輩夫婦には本当に感謝しています。

・・・

・・・

・・・というわけで、私はこの1度だけでスキー人生が終わりました。
多分、この先も行くことはないでしょう。
スポーツ全般大好きでむしろ得意だった私ですが、スキーとはご縁がありませんでした。

しかし!
冒頭に書いた「湾岸スキーヤー」の曲をバックに、
私はFM群馬時代は「スノーインフォメーション」というスキー場情報を伝えていました。

「天候晴れ」「積雪200センチ」「全面滑走可能です」

我ながら格好よく伝えていきました(笑)。

しかし、ある日、私は何も疑わず渡された情報を読んでいたら、
当時の上司に諭されました。

「河西さん、雨でパウダースノーはあり得ないよ」って。

どうやらアルバイトの子が間違えて記載したようなのですが、
スキーに疎い私はそれに気づかずそのまま読んでしまったのです。

・・・ホント、すみません(苦笑)。

とまあ、気づけばスキーの思い出を長々と書いてしまいました。



※昨日、FM世田谷のNディレクターが
番組のエンディングに、再度「湾岸スキーヤー」を流してくれて
「はい」と1枚の用紙を渡すではありませんか。
それは、世田谷と繋がりのある群馬・川場の情報!

え?FM群馬時代の再現をしろと?(興奮)

「川場スキー場、天候晴れ、全面滑走可能」

久しぶりに気持ちよくお伝えできました♪

「河西さんは全面滑走不可能だけどね」とスタッフに笑われるオチ付きでしたけどね。
Commented by ラテ at 2017-02-06 08:18 x
楽しく読ませて頂きましたw
自分もいろいろあってスキーは人生で1回だけです。勿論ボーゲン止まり。
湾岸スキーヤーと言うと我々世代は船橋にあったザウルスのCMソングが浮かびます。山下達郎が歌っていました。
当時はまさにキャッチコピー通り“湾岸スキーヤー現わる”でしたね。自分はそこにも行きませんでしたがw
Commented by mikikasai819 at 2017-02-10 05:41
ラテさん、ありがとうございます。
気づけば湾岸スキーヤーから1週間経ってしまいました。
ザウスのコマーシャル憧れでしたが、いざ行くかというと
滑れない人間からすると夢のまた夢でしたね・・・。
人生1度のスキーの思い出、お互い大切に致しましょう。
by mikikasai819 | 2017-02-04 23:17 | でんき(昔の出来事) | Comments(2)
元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。

by mikikasai819
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