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このき なんのき かさいみき

倒れた人に手を差し伸べる

今日は祝日ですが、青葉台の話し方教室はレッスン有り。
午前と午後、2コマの指導を終えて、帰宅途中、
本を読んでいたのですが、途中眠気が襲ってきて目を閉じてうとうと・・・

バターン!!!

ものすごい音がしました。

ふと私の足元を見ると、人が倒れているではありませんか。

車椅子の方でした。

電車の揺れのせいなのか、そのまま左側に車椅子ごと倒れて、
身動きが取れなくなってしまっていたのです。
衝撃で椅子からもずり落ちてしまっていました。

これは大変だ!!!

眠気が一瞬で吹き飛んだ・・・と言いたいのですが、
分かっていただけるでしょうか・・・なんというか、
寝ぼけていて最初何が起こったのかすぐには理解できませんでした。
でも、もちろん確実にこれは手を差し伸べるシーンです。

「大丈夫ですか?」

私は体を起こそうとしましたが、どう介助していいのかわかりません。
大柄な女性だったため、ひとりでは無理そうです。
私の周りには偶然女性ばかりが4人ほど立っていました。
間違いなく誰もが心配していますが、正直誰もがおろおろしていました。

車椅子を元に戻そうとしたほうがいいのか、
頭を打っていないか確認したほうがいいのか、
そもそも何からすればいいのか、

助けたい気持ちがあるのは全員同じで、各々の体は動かしていて、
でも、決め手となる助けができていない。
私も実際、どうしていいかわからなかったと思います。

すると、席に座っていた男性が立ち上がって、
倒れていた女性の体を支えて起こしてくれました。
「すみません、すみません」とその人は何度も言いました。
その後、他の女性客2人がかりで車椅子の座布団を直し、
座り直してもらった後に別の女性客は脱げた靴を履かせ、
私は周りに飛んだ切符とペットボトルを拾って「これはあなたのですか?」と尋ね、
「ここにつかまってくださいね」と手すりを持ってもらって・・・と
まさに乗客が総出で助け合っていました。
倒れた女性は「どうしてこんなことになったのかわからない」と何度も呟いていました。
私も寝ていたのでその瞬間は見ていなかったのですが、
結果的に大丈夫だったようで本当にホッとしました。

困った人を助ける時。
頭では分かっていてもどう行動するか。
一人で無理な場合、周りとどうやって協力するか。

ほんの2~3分の出来事ですがいろいろ考えるいいきっかけになりました。

そして、人の優しさって嬉しいものですね。
by mikikasai819 | 2016-11-03 19:19 | にっき(日々の出来事) | Comments(0)