悲痛な電話、悲痛なメール

5日前。

携帯に電話がかかってきた。
昨年夏から通うようになった美容室からだ。

「担当のSでございます」

このSさんは技術も性格も信頼のおける人。やっと出会えた美容師さん。
(最初にお店を訪れた時の話はこちら)
まだ半年とは思えないくらいの関係性・・・が築けている(と思っている)。

そんなSさん、電話の声が・・・いつになく暗い。



「河西さま、予約をいただいていた日なのですが・・・」



そうだ!今週末イベントがあるから、その前にきれいにカットしてもらおうと思って
年明けすぐに予約を入れていたのだった。

都合がつかなくなったのかな?
子育てしながらお仕事されているということで、
土日も入れる時間が限られているのは知っていたから、
お子さん関係で何か入ったのかな?と思ったら、



「実は、私、肩を脱臼してしまいました・・・」



「えええええ????」



詳しくは聞かなかったが、美容師が脱臼というのは、
商売道具が使えない=仕事にならないということ。


「イベントの話をお聞きしていたので、
私もお役に立ちたいという気持ちでいましたのに、
不注意でこんなことになってしまって、なんと申し上げてよいか・・・
ご予約いただいていたのに本当に申し訳ありません」


その申し訳ないという気持ちが痛いほど伝わる電話越しの声。
見えないけれど、表情が分かる。

私が声が出なくなって仕事にならず、お客様に迷惑をかけた時と同じ。


ああ、本当に、心中察して胸が痛む。


聞くところによると、2月下旬にはOKとのこと。
もちろん、1か月はかかる。
その間、気が気じゃないだろう。でも、本当にしっかり完治させてほしいな。


私:「治ったら必ずまたお願いしますから」

Sさん:「ありがとうございます!!!(涙)」


★★★



本日。

午前中の仕事を終えたあと、次の予定までの間にネイルサロンの予約を入れていた。

ネイルはもう8年近くMさんにお願いしている。
独立されてご自宅でサロンを開いている。
1回1時間半から2時間くらいかかるので、
その間、色々なお話をしながら爪を整えてもらう。
だからこそ、リラックスできる雰囲気が最重要。
いつも本当にお世話になっているのだ。


そのMさんから、昼過ぎにメールが入った。


「突然のご連絡すみません。
風邪をひいておりまして、ただの風邪だと思いましたら
本日病院でインフルエンザと診断されてしまいました。

申し訳ありませんがご予約を変更していただいてもよろしいでしょうか。
本当に本当に申し訳ありません!!」


ネイリストも自分の体が資本。
少しくらいの風邪ならマスクをして施術はできる。
でも、インフルエンザとなると、お客さんにうつせない。
自分の責任感を封印し、強制的に休まなくてはならないのだ。

メールを打ちながら、きっと高熱で意識朦朧なんだろう。
経験したことがあるからよくわかる。
携帯の画面を見るのも目がチカチカするはずだ。
でも、文字通り、「必死で」謝罪をしなきゃならない。

実際、それこそイベントに備えてネイルをきれいにしたいと思って
半月前から予約していたので、
行けなくなってしまったのは正直残念だし、ちょっぴり困りさえする。

でも、それ以上にMさんの申し訳ないという気持ちが伝わり、胸が痛かった。


「まずはゆっくり休んで下さいね!落ち着いたらまた教えてください。
返信はいいですよ」とメールした。



プロとして、穴をあけてはいけない。
一度の穴が命取りになる。
それを回避するには、「日頃の信頼関係」なのだと痛感した。
実際、私は今、SさんとMさんの一日も早い回復を心から願ってやまない。
また、いいものを提供していただけるように・・・。






・・・それにしても、ああ、インフルエンザ・・・(涙)。
昨日のUpしたブログ記事が頭をよぎる。
やはり流行っているのだな。


しっかり栄養をとろうということで、
今日自由が丘で食べた「肉じゃが」と「ぶりの照り焼き」。
e0039787_02371.jpg

e0039787_0233341.jpg

体が喜んでいるのが分かるような、
シンプルでヘルシーで、でも存在感があって確実で、
何より、最高に美味しい料理だった。
by mikikasai819 | 2014-01-25 23:24 | にっき(日々の出来事) | Comments(0)

元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。


by mikikasai819