2013年 12月 12日
覚えなくていい、伝えられればいい
午前1時。宇都宮から帰宅いたしました。
今日はセミナー司会をご依頼いただき、
そのあと宴席にもお声をかけていただいたため、最終新幹線だったのでした。
さて、今日のトピックスとして記したいのは、
宇都宮に行く7時間前のお話(と3時間前のお話)です。
★★★
朝10時。浦和。
以前指導した大人の生徒さんからのSOS。
「今週末、コンサートで司会をするのですが、レッスンをお願いできますか」
もともと彼女は木管五重奏のグループで活躍している方で、
演奏の前に曲目などを紹介するのが苦手なので勉強したいと
私の講座にやってきた経緯があります。
既に卒業していますが、今回クリスマスコンサートを開催するにあたって
久しぶりに不安になり、伝わる話し方や緊張しないコツを教えてほしいということでした。
ご自宅に伺って、マンツーマンレッスンです。
まずは、先日開催された別のコンサートで喋った録画を拝見。
ふむふむ、なるほど。
文章を丸暗記しているため目が泳いでしまう、
不安が顔に出てしまってひきつっている、
口がまったく縦に開いていない、
伝えたい言葉(単語)よりも助詞が目立ってしまう・・・
結局、何が言いたかったか、まったくわからない・・・(汗)。
瞬時に彼女の特徴をつかみ、その場で修正し、
自信がつくまで何度も冒頭挨拶の部分を練習しました。
(最初がうまくいくと、そのままの勢いで進んでいけます)
「こんにちは!・・・あっ、『みなさん、こんにちは』だった!」
最初、彼女はこのようなことで頭を抱えます。
一字一句決めているからです。
でも、私は「『みなさん』がなくても伝わりますよ!」と笑いながら指導します。
「あっ、そうですよね(苦笑)」
覚えるのではない、読むのではない。
伝える。話す。自分が楽しむ。
でも、相手に届けるべき情報は欠かさない。
言いたいことは何?どの言葉(単語)?
60分のレッスンの後、彼女はイキイキと笑顔で話せるようになりました。
相手がわかりやすいように、ゆっくり、でも、聞きやすいスピードで。
間の取り方も言葉の立て方もうまくなったため、安心して聞けるようになりました。
そして、伝える内容が整理できたことにより、自信が持てました。
たとえば、曲目を紹介する原稿で、
「◎◎、△△をお送りします。2曲続けてお楽しみください。」というところを
彼女は「◎◎、△△、2曲お送りします」と言ってしまったのです。
2曲という情報を先に出してしまった。
もちろん、聞いている側からすると意味は同じですから問題はありません。
でも、レッスン前までは彼女はこのことにより頭が真っ白になってしまっていました。
さあ、実際どうだったかというと・・・
練習の成果は確実に出ました!!
伝えたい内容がちゃんと彼女の頭に入っているので、
「2曲お送りします」と言ったあと、堂々と
「続けて演奏しますので、お聞きください!」
そう、意味を同じく、しかも自然体で言えたのです。
「よかったー、コンサートが楽しみになってきました!」と
満面の笑顔で彼女はレッスンを終えました。
これは私も本当にうれしかったですね。
だって、出演する人が楽しまないと、お客さんも楽しめないですから。
個人差はありますが、たったの60分でも、これだけBefore・Afterが出ます。
せっかくいい内容でも、話し方・伝え方で損をしてしまっている場合が多いです。
それは本当にもったいない!
クリスマスコンサートが大成功となりますよう、心から願っています。
※今夜は宇都宮でセミナー司会、せっかくなので栃木在住の友人宅に立ち寄り、
まもなく1歳になる娘さんのMちゃんとのご対面。
終始、相性抜群♪(笑)。
「すごくなついてるね。みきちゃんのこと大好きなんだねー。」
ご機嫌な娘さんを見てママもご機嫌。
「っていうか、みきちゃん子供をあやすのうまいねぇ(驚)」
ふふふ。精神年齢が近いんだよ、きっと(笑)。
私も天使のようなMちゃんの笑顔に癒されました。
・・・さて、寝よう。エネルギーを充電せねば。
今日はセミナー司会をご依頼いただき、
そのあと宴席にもお声をかけていただいたため、最終新幹線だったのでした。
さて、今日のトピックスとして記したいのは、
宇都宮に行く7時間前のお話(と3時間前のお話)です。
★★★
朝10時。浦和。
以前指導した大人の生徒さんからのSOS。
「今週末、コンサートで司会をするのですが、レッスンをお願いできますか」
もともと彼女は木管五重奏のグループで活躍している方で、
演奏の前に曲目などを紹介するのが苦手なので勉強したいと
私の講座にやってきた経緯があります。
既に卒業していますが、今回クリスマスコンサートを開催するにあたって
久しぶりに不安になり、伝わる話し方や緊張しないコツを教えてほしいということでした。
ご自宅に伺って、マンツーマンレッスンです。
まずは、先日開催された別のコンサートで喋った録画を拝見。
ふむふむ、なるほど。
文章を丸暗記しているため目が泳いでしまう、
不安が顔に出てしまってひきつっている、
口がまったく縦に開いていない、
伝えたい言葉(単語)よりも助詞が目立ってしまう・・・
結局、何が言いたかったか、まったくわからない・・・(汗)。
瞬時に彼女の特徴をつかみ、その場で修正し、
自信がつくまで何度も冒頭挨拶の部分を練習しました。
(最初がうまくいくと、そのままの勢いで進んでいけます)
「こんにちは!・・・あっ、『みなさん、こんにちは』だった!」
最初、彼女はこのようなことで頭を抱えます。
一字一句決めているからです。
でも、私は「『みなさん』がなくても伝わりますよ!」と笑いながら指導します。
「あっ、そうですよね(苦笑)」
覚えるのではない、読むのではない。
伝える。話す。自分が楽しむ。
でも、相手に届けるべき情報は欠かさない。
言いたいことは何?どの言葉(単語)?
60分のレッスンの後、彼女はイキイキと笑顔で話せるようになりました。
相手がわかりやすいように、ゆっくり、でも、聞きやすいスピードで。
間の取り方も言葉の立て方もうまくなったため、安心して聞けるようになりました。
そして、伝える内容が整理できたことにより、自信が持てました。
たとえば、曲目を紹介する原稿で、
「◎◎、△△をお送りします。2曲続けてお楽しみください。」というところを
彼女は「◎◎、△△、2曲お送りします」と言ってしまったのです。
2曲という情報を先に出してしまった。
もちろん、聞いている側からすると意味は同じですから問題はありません。
でも、レッスン前までは彼女はこのことにより頭が真っ白になってしまっていました。
さあ、実際どうだったかというと・・・
練習の成果は確実に出ました!!
伝えたい内容がちゃんと彼女の頭に入っているので、
「2曲お送りします」と言ったあと、堂々と
「続けて演奏しますので、お聞きください!」
そう、意味を同じく、しかも自然体で言えたのです。
「よかったー、コンサートが楽しみになってきました!」と
満面の笑顔で彼女はレッスンを終えました。
これは私も本当にうれしかったですね。
だって、出演する人が楽しまないと、お客さんも楽しめないですから。
個人差はありますが、たったの60分でも、これだけBefore・Afterが出ます。
せっかくいい内容でも、話し方・伝え方で損をしてしまっている場合が多いです。
それは本当にもったいない!
クリスマスコンサートが大成功となりますよう、心から願っています。
※今夜は宇都宮でセミナー司会、せっかくなので栃木在住の友人宅に立ち寄り、
まもなく1歳になる娘さんのMちゃんとのご対面。
終始、相性抜群♪(笑)。
「すごくなついてるね。みきちゃんのこと大好きなんだねー。」
ご機嫌な娘さんを見てママもご機嫌。
「っていうか、みきちゃん子供をあやすのうまいねぇ(驚)」
ふふふ。精神年齢が近いんだよ、きっと(笑)。
私も天使のようなMちゃんの笑顔に癒されました。
・・・さて、寝よう。エネルギーを充電せねば。
by mikikasai819
| 2013-12-12 01:03
| はたらき(お仕事)
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