出世払い

仕事帰りにふと神宮前のイチョウ並木に立ち寄ったのですが、
見事な黄色で、心が洗われる思いでした。
今年最後の1ヶ月がスタートし、空気も心なしか引き締まった気がします。

さて、今日は、仕事前に、小学校から中学校まで通っていた英語塾の先生と
表参道でランチをしてきました。
この塾を振り返ってみると、英語の文法を詰め込んでテスト対策をして・・・というよりも、
英単語かるたをしたり、英語劇にチャレンジしたり、
そうそう、以前書いたようなハロウィンのイベントがあったり・・・(10月31日参照)と、
とにかく楽しくて仕方なかった記憶があります。
そんな小さい頃の私を先生はよく知っているわけで、
むしろその頃の私のことのほうが印象は強いわけで・・・。
どんな大人になっていくのかと見守っていただいて今に至ります。
本当にあの頃はやる気もあったのに、
残念ながらいつの頃からかちんぷんかんぷんになってしまいました。
でも、そのときの蓄積は、財産となっています。

ひとしきりご飯を食べてお話をして、仕事の時間が近づいてきて
お会計ということになりました。

私は、絶対に今日は先生にご馳走したい!と心に決めていました。
(ご馳走といってもたいしたものではないのですが)
先生は予想通り「そんなことしないでいいから」と拒まれました。
しかし私は無意識にひとこと、「いや、出世払いがようやくできますから」と。

出世払い

えーっと、えっと、何がどうなったら出世なのかわからないです、はっきり言って(笑)。
でも、諸先生や諸先輩に、昔からおごっていただくとき、
「あの、悪いですから、私、払いますよ」というと、
「それじゃ、いつか出世払いでかえしてくれればいいから」と笑われ、
「はい!」と素直に頷いて、それがいつのことだろうと思っていたものでした。
まあ、自分で仕事をして自分でお金を稼いで
自分で自由に使えるようになったということで。

・・・先生は「それじゃ、今回はお願いしようかな」と気持ちを受け取ってくださいました。
なんだかちょっとうれしくて、心がくすぐったい感覚でした(笑)。
ただ、そのあと、先生はすかさず
「ワリカンにしないと気軽に会えなくなるから次回からはそうしてね」と念を押されましたが、
それはそれでまた、先生と生徒という関係を超越して
友人のように仲良く今後もお付き合いができるのだという喜びにもつながったのでした・・。




・・・と我ながら感動的な話だわ♪と思ったまさに今、
出世払いという単語がどうも引っかかっていた理由がわかりました。
学生時代、私はこの言葉を頻繁に両親に向けて使っていたのでした。
アナウンサー受験の飛行機代・宿泊代・面接用写真代・スーツ代、
はたまた卒業目前にしてどうしても行きたくて頼み込んだ海外留学代・・・


「絶対に出世払いで返す!!」

「大丈夫大丈夫、社会人になったら返す!」

・・・

・・・

・・・

えっと、出世払い予定で借りたものは、いつか時効になりますか・・・?(汗)

・・・

今年もあと1ヶ月。親孝行します。
by mikikasai819 | 2005-12-01 23:49 | にっき(日々の出来事) | Comments(0)
元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。

by mikikasai819