愛・アムール

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昨夜、レイトショーで「愛・アムール」を観ました。
第65回カンヌ国際映画祭で、最高賞にあたるパルムドールに輝いたヒューマン・ドラマ。
第85回アカデミー賞では外国語映画賞でしたね。
「年を重ね、人生の最期の時間を共に歩んでいこうとする夫婦の姿を通して、
愛の真実を描き出そうとする意欲作」とあったので、
ジーンとした温かい感動をしたくて観に行ったのですが、

いやいや、もう、これは深かった。重かった。
かつて経験したことのない、グッタリした状態となりました。
(1つ前の記事で書いた焼肉、映画の後だったら多分食べられなかったと思う)

幸せなおしどり夫婦が妻の病で生活が一変する・・・
「老老介護」の生々しい現実、それぞれのプライド、
夫婦を取り巻く周囲の姿勢、最後に選んだ道・・・

映画なのにドキュメント、いや今まさに起こっている誰かの日常と勘違いするほど
俳優陣が素晴らしすぎて演技とは思えない・・・

とにかく衝撃過ぎて頭が軽く混乱して、
映画館からの帰路も救いようのない重苦しい余韻が襲いました。

ところが帰りの電車でたくさんのレビューを読んだら、
なるほど、そういう意味か。そういう解釈か。
合点がいくことが次々と出てきました。
絶望ではない希望を掬うことができました。
でも、他の方の感想を読めば読むほど自分の感想は分からなくなったのも事実で
分からなくなるほど考えるというのが正解なのではないかとすら思いました。

是非ご覧になってください。これはさすが評価が高いだけあります。
でも私はもう1度全力で集中して観賞するエネルギーはありません。
後味爽やかタイプではありません(苦笑)。お気をつけください。
だからこそずっと心に残る映画であり、間違いなく秀逸な「愛」の映画でした・・・。
by mikikasai819 | 2013-03-24 21:26 | にっき(日々の出来事) | Comments(0)
元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。

by mikikasai819
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