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このき なんのき かさいみき

私はあのとき何ができたか。これから何ができるか。

2011年3月11日から2年経ちました。
あの時の自分の記述をブログのバックナンバーで見返すと、
あの時にしか書けない気持ちがたくさん綴ってあって、
こういう記録は大事なのだなと我ながら思いました。


・・・さて、それとは別に、先日、縁あって
「ラジオと災害報道」という文章を書く機会がありました。
400字詰め原稿用紙1枚だと限られたことしか書けず、
しかも拙い文章ではありますが、今の自分の本心です。
以下に記します。





☆☆☆





東日本大震災発生時、私は放送局内にいた。
「もし放送中に大地震が来たらどうしたらいいんですか」と
地震の2時間前に一緒にランチをしたアナウンサーの後輩から質問されていた。
その偶然が末恐ろしくも、自分が夜を徹して情報を伝え続けることになり、
落ち着きを保ちながらも必死だった。


後日、私はあるリスナーからお礼の言葉をいただいた。


「あの日、夜中に渋滞で全く車が動かず、怖くて震えが止まらなかったとき、
普段聴いている河西さんの声がカーラジオから流れてきて
どんなに落ち着けたか、どんなに救われたか分からない。」


正確な情報ももちろん、それ以上に必要とされていたのは、
非常時だからこそ日常の番組から培われた親近感・安心感だったのだ。


災害時にまず「ラジオがある」と存在を思い出してもらうこと、
そのためにも日頃から聴いてもらうこと・親しみを持ってもらうことが
今のラジオに求められていることで、
その中でもより近くに寄り添えるのが喋り手の私の仕事なのかなと
今、再認識している。


☆☆☆


2013年3月11日。
亡くなられた方のご冥福を心から祈りながら
今日という日を大事にしたい。
私にできることは何か、自分自身に全力で問いかけたい・・・と純粋に思います。
Commented by ラテ at 2013-03-11 15:56 x
なんだか、その節はお疲れ様でした。
自分は、その時車の中で夜通し別のラジオを聴いていましたが、世田谷区民として、
ありがとう。
アナウンサー河西美紀は、話すことで誰かの役に立っているのだと思いますよ。
あなたがカフを上げることで多くの人が元気付けられます。
これからも、よろしくお願いします。
Commented by mikikasai819 at 2013-03-13 01:32
ラテさん、ありがとうございます。2年前、精神的に参っていたときに励ましていただいたことを今でもよく覚えています。
自分の声が誰かの元気になる、そうであれば、この仕事をする上での最高の幸せです。
by mikikasai819 | 2013-03-11 12:46 | にっき(日々の出来事) | Comments(2)