紺のFURLA

「すみません、ちょっとよろしいですか?」

品川駅構内を歩いていたら、年配の女性に話しかけられました。
道を聞かれるか、または何かのアンケートへの協力?などと思っていたら、



「今、あなたが持っているそれ、どこのカバンですか?」



予想外の質問でした。
咄嗟に思ったのは、今日持っているのがちゃんと答えがあるカバンでよかった(^^;)でした。



「えっと、FURLAです」



するとその女性の顔がパーッと明るくなり、「FURLAね!」と言いました。
まるで、ずっと出会いを求めていたかのように。

「実はね、私、ずっと紺色のカバンを探していたんだけど、
紺ってなかなかないのよ。ちなみに靴も紺色ってないの。
だから、あなたの持っているカバン見て、思わず声をかけてしまいました。
FURLAね。ありがとう。行ってみるわ。
おばさんから突然話しかけられてビックリしたでしょう、ごめんなさい。」


カバンをきっかけに何かの怪しい勧誘がその先待っていることもなく、
女性は探していた色に出会えたことに心から嬉しそうでした。

「お役に立てたなら良かったです!」


思わず私もそう答えていました。


「うん、FURLAね。お店に行ってみるわ。ありがとう。」

女性は確認のために復唱し、その場を去られました。




私が持っているのは日本で買ったものではないから
同じ色の扱いが今あるかわかりません。
このことを言うか一瞬迷いましたが、
その場の幸せな雰囲気を壊したくなかったし、
きっと紺色への想いは叶う!と願い、笑顔で見送ったのでした・・・。
by mikikasai819 | 2013-02-05 12:22 | にっき(日々の出来事) | Comments(0)
元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。

by mikikasai819