私もその昔迷子になった

2つ前の記事に、新幹線ではぐれた男の子の話を書きましたが(その文章はこちら
実は私も3歳の時迷子になったことがあります・・・。



祖母と買い物に行った近所のスーパーではぐれてしまったのです。



スーパーといっても3階建て(だった気が・・・)で、結構大きなお店でした。
私は幼い頃、じっとしていなくてどこにでも走っていってしまう子供だったようで、
祖母がちょっと目を離した隙に、いなくなってしまったそうです。

祖母は懸命に探しましたが、孫(=私)はどこにもいません。

たちまち大騒ぎになり、最終的には警察に連絡する事態になったそうです。




・・・ところが、結論から言うと、警察が出動する前に保護されました。



ひとりでスーパーの中をふらふらしていた子供(=私)に
「どうしたの?」と声をかけてくれたおばさんが助けてくれたようです。


うっすらと覚えています。
おばさんに手を引かれ、上りエスカレーターでおもちゃ売場に行ったこと。
子供心に「この人はいい人かもしれないけど、もしかしたら誘拐されるかもしれない」って。
結局いい人だったのでよかったのですが、お騒がせしました。





さて、この話には裏のエピソードがあります。


3歳の私、実は「家まで独力で帰ろうとしていた」のです。
もっと言うと「家まで独力で帰れるはずだった」のです。



3歳でしたが、このスーパーの隣の家にお稽古ごとに通っていたし、
1カ所道を曲がればあとは商店街をまっすぐ歩けば我が家というのは知っていたのです。



それじゃ、どうして帰れなかったの?



3歳の記憶がはっきりとよみがえります。



どうして帰れなかったのか。




それは、犬がいたからです。



だめだ、帰れない。



大きな犬がいて、当時の私は怖くて怖くて、その前を通る勇気がなかったのです。
さっと走ってしまえばいいのに、足がすくんでしまったのです。
かわいいでしょう?3歳らしいでしょう?でも、本人にしてみたら大問題です。





私はいったんスーパーに戻り、しばらくしてからもう一度トライしました。





やっぱり犬はその場所にいました。




・・・だめだ。道がわかるのに通れないよ。

ホントは、犬さえいなければ帰れるのに。困ってないのに。ひとりで大丈夫なのに。
くやしいな。犬、どこかに行ってくれないかな。



あのときの気持ちって、2つ前の記事のしんちゃんが泣かずに頑張っていたのと
ちょっとダブる気がして、ふと思い出したのでした。




スーパーと犬のいる店の間を2往復したときのことは、今でもはっきりと覚えています。
33年も前のことなのに、脳裏にあの時の映像も浮かびます。不思議です。
迷子になったとき、子供は子供で本当に必死。
想像以上に色々なことを考えるものなんですよね。




そして、私は既に親になっていてもおかしくない年齢で、
本来、大人側の気持ちに寄り添えるはずなのに、
自分が子供のころのことをこんなに思い出すってどうなんだろう・・・と
ここまで書いて思ってしまいました(苦笑)。
by mikikasai819 | 2013-02-04 11:46 | でんき(昔の出来事) | Comments(0)

元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。


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