病室に入った報道陣について

9日ぶりに奇跡的に救出された80歳と16歳。
本当によかった。
こういう嬉しいニュースは大々的に報じていい。



でも、限度はある。



病室にまでカメラを入れてインタビューをすることは、
              果たして今どうしてもやるべきことなのだろうか?




私はちょうどその様子を某テレビ局の生中継映像で見ていたが、
右上のテロップタイトルは「お父さんとの対面」となっていた。
その瞬間くらい2人だけにしてあげればいいのにと最初から思っていたが、
案の定、明らかにカメラを気にして自然体ではないお父さんと息子、
さらに、対面もつかの間、報道陣からのインタビューが始まった。

え?これがメイン?

各局、彼が声を発している映像が欲しいのが見え見えで、
質問内容は残念ながら「そんなこと聞くの?」というようなものばかりだった。
相手に配慮すれば決してあり得ないやりとりだった。
それがすべてのチャンネルで流された。


「助かったとき、どう思いましたか?」だなんて、
嬉しかったに決まっているじゃないか。
もっと回復してからでいい。
もしどうしてもインタビューするなら、
間違いなく、確実に、彼からの言葉をもらえるような質問にしてほしい。
時間や体力、環境は、無限ではないのだ。


そうはいっても、現場で報道にあたっている人たちに
すべての決定権があるわけでもないだろう。
他局がいる中で、遅れをとってはいけない、いち早く情報を流したい、
そういう気持ちは、完全否定できるものではない。
個人的には放送の裏事情も分かってしまうからつらい。



・・・気づけば思うがままに書き連ねてしまった。
こういう内容を記すことにも抵抗があるが、
さすがに先ほどの病室での映像とインタビューに辟易し、
たまらなくなって書いてしまった。

いつも以上に支離滅裂な文章、どうかお許しを。
by mikikasai819 | 2011-03-21 16:14 | にっき(日々の出来事) | Comments(0)

元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。


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