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元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。

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イタリア&ドイツ旅行記その2「ミラノのドゥオモ再び」

1月10日月曜日。前の日の疲れもあってか、しっかり寝たため、いわゆる時差ボケはなし。
コモはあいにくの雨。でも、雰囲気は非常にいい街。
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北イタリアに位置するコモはミラノから電車で約1時間。
有名な避暑地であるが、冬は閑散としている。
去年2月に番組取材で訪れた以来で、勝手に「帰ってきた」感がある。

今回宿泊しているのは、お世話になっているスポンサーの事務所兼宿泊場所。
天井にはフレスコ画があり、100年以上の歴史がある建物で、とても快適。

昼前に街を歩いてみたら、あら、同業者がお仕事中みたい(笑)。
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しばらくして、事前に暖房などを入れておいてくださったコモ在住の建築士Kさんとお茶をする。
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カフェに入ったらイタリアは当然エスプレッソ。
コーヒーといえばエスプレッソが出てくる。

Kさんとはイタリアと電話をつないで月に1~2度話しているから久しぶりの気がしない。
そのKさんには開口一番「どうしてこのあとドイツなんですか?」と苦笑された。
イタリア在住20年のKさん。基本、イタリア人は北部へは旅行しないそうだ。
スペイン・ポルトガルやギリシャ・チュニジアなどの方を好むらしい。
ドイツとなると、イタリアと比較して見るところが何かある?と純粋に疑問に思われたようだ(笑)。
確かに、なぜドイツか・・・
イタリアに行くならあと1カ国行ったことないところへ・・・という気持ちからだったけど・・・
まあ、今回は鉄道で移動するというのも大きいかな。
「列車の旅!?贅沢ですねぇ。僕も昔は行ったなぁ」とKさん。

ひとしきり話してからKさんは仕事に戻り、私たちはミラノに移動することに。
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私鉄でコモ駅からミラノ・カドルナ駅、そこから地下鉄でDuomo駅へ。
主人はミラノが初めてなので、基本は押さえておくべし!と、
世界的建築物であるドゥオモは見ておこうということにしたのだ。

Duomo駅といえば、私が前回スリ未遂にあったところ。
気を引き締めて地上に出たら早速怪しい男たちが鳩の餌を渡しに寄ってきた。
ここで受け取ったらお金を要求されること間違いなし。
「No,Grazie(結構です!)」と強い口調ではねのけたり、そもそも無視したり。
このやりとりをどのくらいしたか分からない。怪しい人が次から次へと声をかけてきた。

そんな中、ドゥオモの上に昇ることにした。階段だと1人5ユーロ。
私が友達と3年前に入ったときと異なり、厳重なカバンチェックが行われた。

昇ってみると、天気が悪い平日の冬ということもあってか、観光客はまばらだった。
以前見た青空に映える真っ白なドゥオモというのとは程遠かった(苦笑)。
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でも、改めてすごいなと思ったのは、これを作るのに500年の歳月がかかっていることと、
1つ1つの尖塔の上に見事なまでの彫刻が施されていること。しばらく見入っていた。
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ドゥオモから降りて、ガッレリアを歩いて、お腹を満たすためにリナシェンテへ。
リナシェンテは百貨店。その7階にドゥオモを見ながら食事ができる場所があるのだ。
ただ、そこに直行するつもりが、各フロアのバーゲンセールに足が止まり、
主人はなんとダウンコートを購入。
「なんと」と言ってもセール価格だから、1万円を切っていて非常にお得。

寄り道をしたあと、今度こそ食事。開放的なイタリアンレストラン。
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ワインとともにラザニアとリングイネを食べた。
振り返ってみるとちょっと割高だったかな!?
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別の店としては、あら、何かお皿が回っているよ(笑)。
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食べ終えてからドゥオモの中もしっかり見学。
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1歩外に出れば、広場にはツリーが存在感をあらわしていた。
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ミラノをあとにし、コモへ。
コモのドゥオモの中にも入る。
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コモに着いて、ここでもバーゲンセールに目を奪われ、私は2着シャツを購入。
試着も億劫がらずになんとかこなした。
日本で買うのよりだいぶ安く、欲しい服が手に入ったので満足。

店員さんともイタリア語で会話。
色々通じるのが嬉しくて、ついつい調子に乗って
「これ、日本だと20,000円するんですよ」と言ったら、
「円のことはわからない」と笑われた。そりゃそうだ。

そのあと、スーパーマーケットで生ハムとチーズとワインを購入。
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夜は、去年のお仕事でご一緒した方々と食べた、湖沿いの「Funicorale」へ。
オフシーズンだからか、私たちしかいなかった。貸切状態。
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ここではワインのボトルが16ユーロと安く、1本を2人で空けた。
そのほか、コモ最後の夜だし・・と、サラダ・ピザ・パスタとまんべんなくおいしくいただく。
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最後はティラミス南イタリア風でフィニッシュ。
(前回、仕事できたとき、スポンサーのスタッフから
「どうしてティラミス頼んだのにヨーグルトが出てくるの?間違っているって言って!」と懇願されて、
イタリア語で質問&説明した思い出の品なのだ)
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改めて、日本人が思うティラミスとは全く異なるものだと思ったけど、
これはこれでおいしかった。

私たちが店を出たと同時に店じまい。おつかれさま(笑)。
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というわけで、夫婦そろってワインが回って、フラフラになりながら帰って、
買っておいた生ハムまでたどり着けず、すぐに寝る。

To Be Continued・・・
Commented by オリーブの木 at 2011-01-22 09:02 x
旅行記、居ながらにして自分も旅をした気分です。

河西さんはイタリア語が話せるので、
観光以外にも、ショッピングを楽しまれてる様子が微笑ましいですね。

友人の方との再会も暖かい感じでいいですね。
Commented by ryuji_s1 at 2011-01-23 10:28 x
ミラノ 素敵な歳ですね
イタリア料理 おいしそうです
Commented by mikikasai819 at 2011-01-24 08:55
オリーブの木さん、書き込みありがとうございます。
イタリア語、ペラペラ話せるわけではないのですが、
それでも、相手とコミュニケーションが取れるのは嬉しいですね。
お会いしたのは友人ではなくお仕事でお世話になっている方でしたが、
ちょっとの時間も非常に楽しかったです。
Commented by mikikasai819 at 2011-01-24 09:00
ryuji_s1さん、ありがとうございます。
イタリアは北から南まで本当に様々な街があるので楽しいです。
そういう意味では日本もそうですけどね。
都市の魅力を感じられるのは旅の醍醐味です。
私自身、最初にイタリア行ったときはミラノは特にいいかなと
敢えて外していました。
いまや、イタリアといえばまずはミラノからという感じです(笑)。
by mikikasai819 | 2011-01-21 11:20 | りょこうき(旅の記録) | Comments(4)

by mikikasai819