谷川俊太郎さん

先週、音の個展「あおのふるさとはどこか」というコンサートに行ってきました。
前田智子さんという作曲家の個展です。
ハープ奏者の友人、堀米綾さんにお誘いを受けたのです。(綾さん自身も出演)

ヴァイオリンとコントラバスを中心に、ハープ、ソプラノ、
そして最後には詩の朗読が入りながら、前田さんの曲を堪能します。

朗読は、詩人の谷川俊太郎さんでした。
「みみをすます」や「ことばあそびうた」などという詩が有名ですね。
詩を書いたご本人が読むという手法は、さすがに心に届きます。
特に、プログラムの最後の最後に朗読された、
「おばあちゃんとひろこ(すき 詩の風景/理論社」より)」は、
内容はもちろん、彼の独特の声と朴訥なリズムで、最前列で聞いていた私は、もう、ノックアウトでした。



しんだらもうどこにもいかない
いつもひろこのそばにいるよ
と おばあちゃんはいいました
しんだらもうこしもいたくないし
めだっていまよりよくみえる

やめてよえんぎでもない
と おかあさんがいいました
こどもがこわがりますよ
と おとうさんがいいました
でもわたしはこわくありません

わたしはおばあちゃんがだいすき
そらやくもやおひさまとおなじくらい
おばあちゃん てんごくにいかないで
しんでもこのうちにいて
ときどきわたしのゆめにでてきて

おっけーとおばあちゃんはいいました
そしてわたしとゆびきりしました
きょうはすごくいてんき
とおくにうみがきらきらかがやいて
わたしはおばあちゃんがだいすき






バックに流れる前田さんの音楽が、世界を作ります、
目で字を追うのと、耳で音を聞くのと、また違ったものが押し寄せてきます。
谷川俊太郎さん、その存在の大きさにただただ感動させられました・・・。

ハープもこれまで聴いたことのないようなバラエティーに富んだメロディーで斬新でした。
綾さん、お疲れ様!!!お誘いありがとう。
by mikikasai819 | 2009-07-11 23:38 | にっき(日々の出来事) | Comments(0)

元ラジオ局アナで今はフリーで活動中、河西美紀(かさいみき)のげんき・やるき・ほんきのつぶやき。


by mikikasai819